【デナアビ】「黄昏の碇泊」篇 俯瞰者の遊戯 V「死と生」【感想】

一緒に生き抜きたい
ダフネが幸せになりますように。

スポンサーリンク

死と生

言葉を選ぶモルス
モルスが言葉を選んでいる……!

ヴィックの件でアヴァールに注意されたのを気にしていたのでしょうか。直接的な表現を避けて、やんわりと伝えています。

アヴァール長官、モルスが成長したよ……!

その姿を見せられなかったのが残念。

アヴァールの死を告げられたダフネは、

驚かない
まったく驚く素振りなし。

第一声の「えっ?!」すら無いのは、状況的にすでに覚悟していたのでしょうか。

頑なに行こうとするダフネを尚も止めるモルス。

最後の言葉
命じた?

ずっとおねんねしていたモルスにそんな会話できる暇は無かったはずですが……。

おそらくこれはアヴァールの最後の言葉と称して、ダフネを危険な場所に行かせまいとするモルスの優しさですかね。

あと数歩進めば会える距離。

最後だからこそ一目でも会わせてあげたい気持ちもありますが、それで閉じ込められたりしたら本末転倒。

「無事に生き延びるまで、振り返らずに」

モルスの必死の説得により、なんとかダフネは理解を示してくれるようになりました。

ではマルコたちの様子を見に行きます。

そして誰もいなくなった
って、みんな死んでるー!!!

もがいた跡も抵抗した形跡も無く、一発で仕留められていました。

殺されていたのはまさに先遣隊のこの3人だけ。

カーチャはもちろん、フランクとその仲間たちの姿も一切ありません。完全にフルヴィスと繋がっていたな……!

フルヴィスの仕業
男主人公の一人称になっている。

フルヴィスは中央制御室に来る前にすでにレオンたちを殺していたのか!

だからアヴァールの「俺と先遣隊の兵士たちを見逃してくれ」の取引も、応じる気が無い以前に応じようがなかった。

それなのに「今すぐ『触媒』の行方を吐けば保証してやろう」と平然と嘘をついて情報だけ搾取。

アヴァールは放っておいても反逆者処刑コースではあるものの、すぐにバレる嘘なだけに面倒になるのを嫌って油断している今のうちにもう殺してしまえ、となった感じでしょうか。

すごいな、外道を極めすぎて言葉も出ないよフルヴィス。


ところで、モルスはなんで犯人がフルヴィスだと知っているのか?

2人の会話を盗み聞きしていたとするには、アヴァールが撃たれてもまったく動じなかったことと矛盾します。

さすがに目の前でアヴァールが死にかけていたら放っておくわけないですから。

モルスが目覚めたときの反応からして、あのときは本当に気絶していたはず。

ならどこで……。

要塞中がフルヴィスの部下であふれているため、地下水路に逃げ込んで来ました。今のところ敵の気配もなく大丈夫そうです。

大混乱
ダフネが大混乱。

無理もないです。父親の死、スパイの濡れ衣、即処刑対象、こんなトリプルコンボを喰らって平静を保てという方が酷。

そんななか唯一信用できるモルスは、今のダフネにとって非常に心強い存在でしょうね。

とはいえ、「あなたが話す言葉だけを信じる」と言い放つほどの強い結びつきがあるとは思っていなかったのでそこは少しビックリ。

励まし兼慰めでぎゅっとハグしておきました。ふわふわ。

その甲斐あってか少し落ち着きを取り戻したダフネ。今のうちにモルスの手当をしてくれることになりました。

血の描写が一切無いので分かりにくいのですが、こう見えてモルスは出血する大怪我を負っていたそうです。

そこまでの重傷だったなんてダフネに言われなければ絶対分からなかった。

センシティブ対策によって肝心のストーリーが読み取りづらくなるのは本当に不満です。ON/OFF機能とかあればいいのにな。

薬が効くまでに少し時間を要するため、その間にお互いの状況を報告をし合うことになりました。

まずはダフネから。


盗み聞き
奥に隠れて盗み聞きしている。

一番最初のほうで会った先遣隊の負傷兵たち、彼らがダフネを逃がしてくれたおかげで1人だけ生き延びられたようです。

先遣隊、良い人しかいない……それがもはやモルスとダフネを残して壊滅なんて。余計に悲しくなってきた。

こんなに大胆にやっているように見える先遣隊の粛清ですが、実は秘密裏に行われているそうです。

そのため、現在続々と要塞内に侵襲を開始しているナーファル隊がダフネに接触することは、フルヴィス側にとっては都合が悪くありました。

これは意外でした。ナーファル隊はフルヴィスが率いていると聞いていたので隊全体でそっち側だと思いきや、繋がっているのは一部の人だけっぽい?

フォルスも悪い人間
やっぱりフォルスもそういう人間か。

フルヴィスとお似合いだよキミ(爆速の見切り)。

そのあとのダフネの行動は、仲間が無事かどうかを確認しながら中央制御室へ。

幸いにも道中では兵士に遭遇せず済んだものの、仲間は手遅れ。その多くは致命傷の一撃、つまり敵ではなく味方に殺されたことを示唆していました。

そんな絶望的な状況を経て、ようやく唯一の味方であり生存者のモルスに会えたのでした。


これがダフネの知るすべてです。

なるほどな〜、すごく合点がいくお話でした。

すでにアヴァールの死を知っていたから、モルスから聞いたときに驚きが無かったんですね。

それでも自分の目で確認するまでは確信が持てなかった(信じたくなかった)ので、頑なに中央制御室へ行こうとしていた。

会ってすぐのモルスを信用したのも、自分の処刑を狙っている層(敵の狙いは先遣隊の全滅)が分かっていたから。

強い結びつきが〜とか信頼関係が〜なんて関係なかったのである。そこに若干の物悲しさは感じつつ……。

とにかく会えて良かった! 本当に良かった!


次はモルスの番。

フルヴィスが元凶
「今語れるのは僅かだけ」と語ったのはコレだけ。

一番重要なタイミングでおねんねしていたモルスに語れることはほぼないので仕方ないです。

……が。

どうもプレイヤーとモルスとで得ている情報に差があるっぽいですね。

なぜかモルスはフルヴィスが犯人だと強い確信を持っています。

そこが非常におかしい。

アヴァールと共に中央制御室に入って、そこでアヴァールのスパイ疑惑資料を発見して、それを本人に見せたらバトル……となったわけで。

「アヴァールを信じない」の選択肢を選んだモルス視点だと、疑惑の目で見ている対象にバトルをふっかけられてそのまま気絶したことになっています。

アヴァールの真偽も知らないまま、そのあとフルヴィスが来たことも知りません。

それでどうやってアヴァールの真偽が見分けついたのだろう。

仮に「アヴァールを信じる」を選んでいたとしても、フルヴィスが来たことを知らないのは同じ。元凶がフルヴィスという考えに行き着きようが無いのでは?

その疑問を唯一解消できるとしたら、録音機からアヴァールとフルヴィスのやりとりを聞いてすべてを知ったパターンのみ。

しかしその録音機はフォルスに発見されている以上、没収もされていると考えるのが自然です。

そもそも録音機を今持っているのならダフネに直接聞かせているはず。

もうワケが分からないヨ……。

詳細は伏せたまま、フルヴィスが元凶であることだけしか教えてくれないモルス。

こんな薄い情報しか提供できないというのに、それでもダフネはモルスの判断を信じると言ってくれました。なんて物分かりの良い。

そのうえで、最後にひとつだけ質問を。

アヴァールの任務
正しく完遂したよ!

ごめんね、あのとき私はアヴァールのことをすごく疑っていたので、とても言えた義理ではないのですが……。

最期まで実直に任務に取り掛かり、やりきったのは確かです。

さようなら
さようなら……アヴァール。

せめてご遺体を連れ帰ってダフネに一目でも会わせてあげたかった。

ただでさえ体格差が厳しいのに、興奮剤でなんとか動かせているような負傷した身体では尚のこと成人男性を運ぶのは無理ゲーでした……ごめんねダフネ。

いつかフルヴィスに復讐してやろうね。まずはあの前髪の白い部分を引き千切ってやろうね。

地下水路を進み、なんとか出口付近まで来ることができました。

目標はダフネ
ダフネに協力者がいることはすぐ把握したわりに、それが誰なのかまでは未だに掴めていない敵の情報網が謎すぎる。

ともあれ、そんな状況を活かしてモルスが提案したのは、なりすまし作戦。

モルスがダフネの服を着て強行突破し敵を欺き、その隙にダフネが脱出するというもの。

体形が違いすぎて即バレすることをダフネに突っ込まれますが、

最後の願い
モルスは至って大真面目。

これが考えられる中で最も可能性の高い方法なのでしょう。

アヴァールの最後の言葉は「生きてダフネを脱出させろ」。モルスはただひたすらにこの命令を忠実に貫こうとしています。

あの言葉はダフネを励ますためにモルスがついた嘘だと思っていたのですが、あの真剣な表情を見る限り、どこかのタイミングで実際に耳にしていそうな気がしてきました。

早く真相を知りたい。

善は急げとばかりに服を脱ぎ始めるモルス。

ダフネはそれを止めました。

アヴァールを想って行動するモルスに感謝しつつ、

ダフネのお願い

ここからダフネが自らの過去を語り始めます。

ディズマニアではよく雨が降り、それを嫌う人は多くいました。

嫌いじゃなかった雨
それはびしょ濡れになった経験がなかったから。

少し成長してからは、それは父親が降り注ぐ雨を全て受け止めてくれていたからと知り、考えを改めるようになりました。

他人優先なアヴァール
自分のことは二の次三の次と顧みず、他人のことばかり優先するアヴァール。

父と呼ぶダフネを心を鬼にして叱る一方で、夜遅くの酒場で泥酔しながらダフネとダフネの母親の名前を呼んでは涙を流していました。

そんな姿をよりによって娘に目撃されていたという事実。それを知らずに旅立てたのはせめてもの救いかも……。

ダフネは裏事情などとっくに知っていたからアヴァールに対してほとんどヘイトが無かったんですね。

「父と呼ぶな」と怒られても拗ねるのがやっとの主張だと聞いたときはかわいすぎかと思いましたが、裏事情を知っていたら拗ねるくらいしかできないのも当然だな、と。

ダフネにとってアヴァールはずっと偉大なお父さんでした。

ダフネの意思を無視
「あなたのため」と言っても守られる側が納得していないのならば、それは守る側のエゴですもんね。

アヴァールもモルスも、ダフネを守るためにダフネの意思を無視している。そこが共通しています。

怒るダフネ
「一緒に雨に打たれてくれる人」。

珍しく少し怒り気味です。

物分かりの悪いアヴァールとモルスを相手にしていたら、「いい加減にして!」と言いたくもなるのでしょうね。

一緒に生き抜きたい
ここまで言われてダフネの意思を無碍にできるわけもなく。

なりすまし作戦はボツ。

今一度ほかの方法を考え直すことになりました。


改めて状況を整理する中でダフネがあることをひらめきます。

網にかかりにいく
ほう? (分かっていない人)

ヒントはダフネの盗み聞きした内容にありました。

フォルスは「シビルがロンザ要塞に急行中」という情報を良く思っていない。つまりシビルが来ると都合が悪い。

フルヴィスにとって都合の悪い人は、モルスたちが庇護を求めるのに最適な人物と言えます。

シビルは錬金院出身だそうで、おかげでダフネは彼女のことをよく知っていました。

それによると、裏切り者には容赦しない、たとえ最も親しい友人でも見逃さず追及を尽くす。

……と、これだけ聞くと怖いですが、裏返せばそれは簡単には容疑者を殺さないということ。情報を吐くまで慎重に尋問されると予想されます。

シビルとの遭遇が叶えば、モルスたちは軍事典獄というものに投獄される可能性が高いそうです。

そこはとても堅牢な場所で、ゆえにモルスたちを害す危険も届くことはありません。つまり最も安全な場所と言えます。

そして尋問で無罪を証明できれば、生き残るための唯一のチャンスを掴めます。

本当の罪人を断罪することも……!

皇室
ここで急に皇室を気にするモルス。

現皇帝であるジュリアス1世は軍事を極めて重視してきたそうで、こと第十三軍団に至ってはジュリアス1世の考えによって構成された経緯もあるほど。

今回の騒動の主軸は他でもない第十三軍団なため、届かないわけがないと思ったほうが良さそうです。

彼
彼???

まさか皇室に知り合いが?

謎めくモルスの謎が深まるばかり。何も解明されないまま……(愕然)。

ともあれ2人の意見は一致。

出発
シビルとの合流を目指してGO!


このあとのことはテキストオンリーで省略されています。

死力を尽くして追手を振り切ったモルスたちは、ロンザ要塞に到着したばかりのシビルとの遭遇に成功。

ダフネの推測通り、無事護送されることになりました。

© Pan Studio

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする