キミガシネ最終章前編Part13(Abルート)です。
最終章前編Part12(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
続・鬼ごっこ
あちこち探し回るぞ!
監視室
アリスとアンズがいました。
モニターには今まで行ったことのある場所すべてが映っているにも関わらず、ミドリの姿はどこにも見当たりません。
まだまだ他にも隠し部屋とかがありそうです。
「ミドリに取られるわけにはいかん……オレは残るぞ」
ということで、この部屋は2人が見張り兼報告係として居残ってくれるようです。
非常に助かります。
交番
ここでは4人の姿がありました。
ギンとハヤサカが完全に落とし物を届けに来た親子の図。
それよりここにこんなに人数いらんでしょw 1ペアは他の部屋に行きなさいよw
……と思ったものですが、もしかしてケイジさんが万が一を心配してギンを同行させているのかもしれませんね。
最初にペア別行動をしたときも、墓地に4人一緒でしたし。
確かにギンに1人(ペア)で行動させるのは心配になりますし、もしそうならケイジさんさすがとしか。
そのギンは、ミドリのニオイを嗅ぎ損ねたことを後悔していました。
ギンくん、それは仕方がない。便利能力を持つ者の宿命というやつさ。
あまりに便利すぎるとストーリーに支障をきたす。ゆえに、ありとあらゆる理由で急に使えなくなったりするものなのだ。
HUNTER×HUNTERのノヴのように……。
相手は仮にもフロアマスターですから、隠し事や隠し部屋の1つや2ついくらでもあるでしょう。
その曇りなきメガネでしっかり探索してくださいな!
「背中にも目が付いてるのかも……」
たぶん付いてる(大嘘)。それくらい感覚が鋭いのは確かです。
でも、後ろを向いているのに見られている気がすると感じるヒナコも大概鋭い感覚の持ち主。
本当にいったい何者なんでしょう。
おや、やはりケイジさんも図書室にあった本の不自然な隙間が気になった口ですか。
しかし、肝心の本をどこで見かけたかは忘れてしまった模様。
【選択肢】
→学校教室
→相談室
→オフィス
→わからない
相談室って一瞬どこのことを指しているのか分かりませんでしたけど、ふわふわした部屋のことですね!
おそらくケイジさんたちはまだ知らなさそうなので、それとなく相談室の存在を教えてあげます。
すると予想通り何のことか分からないようで、不思議そうな顔をしてケイジは首を傾げました。
「まだヒナコと手をつないでないんですか?」
サラは質問を投げかけます。
すぐおフザケに走っちゃうケイジさん。
まじめに話していただけに、サラは少しむくれました。
……フザケられてご機嫌ナナメな気持ちも分かりますが、サラもサラで質問の仕方が大概、変じゃないですかね?
相談室が分からない人に、いきなり「まだ手をつないでないんですか?」という謎すぎる聞き方w
せめて「まだトイレマークみたいなのがあった部屋(または、ペア限定で入れる部屋)に行っていないんですか?」でしょう。
サラのことなので意図せずなのは分かりますが、質問内容があざといのでフザケられても文句言えないかなとw
それはそれとして。
遠回しに図書室の本を集めてね、というメッセージだろうので、いたるところで見かけた本を回収しに行きます。
オフィス
まずはオフィスにある黄色の本。
やはり図書室で借りたもののようです。
黄色の本を入手。
えっ、そんなものが図書室に? 誰でも見放題なの?
プライバシーの侵害だー!
教室
お次はこちらの緑の本。
緑の本を入手。
【選択肢】
→過去に関する資料か?
→参考書か?
→とりあえず奪い取る
とりあえず奪い取る! (意味もなく)
「見るな……! ワナだ……!」(サラ迫真の演技)
超素直w
「……という私の発言がワナだ」
はい。ごめんなさい。読みます。
■緑の本■
「やあ! ボクだよ! 妨害者に悩まされてる全国のデスゲーム参加者のみなさん、朗報です!
なんと、妨害者の中でも最強の人形【メイプル】の弱点を教えちゃうぞ!
『背中のすき間』さ! これさえ覚えておけば、キミも妨害者マスターだ!」
ほうほう。
メイプルという名前の時点で相談室にいたあの子でしょうね。頭ベットベトでしたもの。
優しくて無害そうなのが最強で、最後に立ちはだかってくるとかもよくありそうなパターン。
弱点は『背中のすき間』……と(メモメモ)。
5Fでやるべき事はもうありません。
赤い本の回収がてら、4Fに降りて相談室に向かうとします。
相談室
また来ざるを得ませんでした。
甘い! 甘いぞ、ランマルくん!
ショートケーキに黒蜜をドチャがけした並にあっまあまぜよ!
だからこそ、その固定観念の裏をついて逃げ込んでいる可能性も十分にあるのです。
なんといってもヤツはフロアマスター。
フロアマスター = なんでもあり
サラの説明に、ランマルも納得します。
するとここで、フロアマスターという単語に女の子が反応しました。
ミドリで慣れてきている分、急にヒヨリと言われると戸惑ってしまいますが、本名で言えばヒヨリですね。
ま、まさかソウのことを言っているワケではあるまいし……。
「ミドリ」はサラがとりあえず命名したものに過ぎないので、組織側からすればミドリは「ヒヨリソウ」呼びのままなんでしょう。
……と解釈しておきます。
その「ヒヨリくん」について何か教えてくれるのかと思いきや、
女の子はただただ名前を連呼し、そのままどこかへ消えてしまいました。
「ヒヨリくん……ヒヨリくん……(アイツまじ許さねぇ)」的な雰囲気にしか見えないのはなんでだろう……。
恨んでいるかヤンデレのどちらか。
どうにも不気味で様子がおかしいのは明白ですが、サラたちも構ってあげられるほど時間に余裕がありません。
女の子のことは放っておいて、今のうちに部屋の探索を済ませます。
赤い本を入手。
さて、赤い本も手に入れたので引き上げようとすると、再び女の子が現れました。
サラたちが行ってしまうことを、名残惜しそうにします。
ランマルが「急いでるんだ」と告げると、女の子は無理に引き留めようとはせず、2人が忙しいことに理解を示しました。
恐ろしいほどに物分かりがいい。
【選択肢】
→友達になれた
→仲間だ
→ふつうだ
→あんまり好きじゃない
鬼を代わってくれた人を前に、堂々と「あんまり好きじゃない」とは言えないでしょw
そこまで相手のメンタルをグサグサ刺せるほど冷徹にはなれないw
そもそも私はランマルくんのこと結構好きなので、とっくに友達さ!
サラを見ても、同じ高校生同士なだけあってか、今までで一番気の置けない仲になれている気がします。
周りがほとんど年上なために気を遣ってばかりでしたもんね。ジョー以外で軽口を叩けるような人がいませんでしたから。
年下でもギンくんだと庇護欲が湧いてしまうし、カンナは別の意味で気を遣うことが多かったですし。
ランマル相手の選択肢でフザケたものが多いのも、距離の近さを感じます。
このまま親友になって欲しいほど。
ツンいただきました。
裏がありそうで怖い……。
解放されたので次へ向かいましょう。
……と、あれ?
図書室には4種類の本があったはずですが、手持ちにあるのは3冊だけ。
赤、緑、黄。
……青が無い! しかも見かけたこともない!
とりあえず4Fの部屋を回って、落ちていないか調べてみます。
リングの部屋
ソウとクルマダを発見。
ソウは不可解な面持ちで部屋を見渡していました。
え!
誰かが……持っている……?
最後にナイフを使ったのは確かマイでしたね。
……Qタロウが危ない?! 食パンみたいにバッチリスライスされちゃうー!
その前にクルマダとも話してから(悠長)。
クルマダは穴に頭を突っ込んで、奥にある何かを取ろうとしています。
青い本! こんなところに。
有効活用するのでください! ……と言いたいところですが、あいにくクルマダですら手が届かず苦戦していました。
欲しければプロレスラーのおっさんを連れて来い、とのことなので探しに行きます。
墓地
Qタロウとマイを発見!
この2人、これは何をしている状態? 夜空でも眺めているのかというくらい棒立ちw
一方でナイフの件を聞いた手前、Qタロウの背後を狙おうとしているマイの図に見えてしまう。
【選択肢】
→Qタロウさんが必要です
→手の長い人が必要です
→黙って私に付いて来て!
→後で話す
黙って私に付いて来んかーい!
1秒すら惜しかったので……。
ランマルとのやりとりで、コントでも見せに来たのかとQタロウに不思議がられてしまったので、結局説明します。
かくかくしかじかこれこれうまうまでして……。
行くぜよー!
リングの部屋
クルマダ司令官! ただいま戻りましたー!
開口一番「おせーよ、さっさと取れ」と辛辣な言い草。
しかし、そこは大人なQタロウ。文句を言いつつも本を取ってくれました。キャー、オトナ!!
青い本を入手。
ところが、やはり見つけた場所が場所だっただけに本はビチャビチャ。
それでも少しくらいはなんとか読める部分もあり、クルマダが読み上げます。
青い本
『……今日もシンはボクを視認するとニッコリと笑顔をふりまき、おどけた仕草でおはようと一言……』
ドストレートw 本当、歯に衣着せぬ物言いw
でも確かに見た瞬間、同じ感想を抱いてしまった。
「アイツ……まさかボクに近づいたのもこれを……」
相変わらず見知った口を利くソウ。
みんなが数々の謎に頭を悩ませる一方で、ひとりだけ少しずつ真相を理解していっているだろうことは明白です。
そんな様子を見れば、問いつめたくなるのも必至。
ソウは、そんな筋合いはないとばかりに突っぱねます。
ケンカ腰なその態度を見れば、気性の荒いクルマダの癪に障るのは当然のこと。
一触即発の空気を感じ取ったQタロウが、慌てて止めに入りました。
暴力沙汰とまではいきませんでしたが、クルマダは理路整然とソウへの追及を続けます。
「サラさん達もミドリも、ボクにとっては……大して変わりない。メインは最後にとっておく……。今はミドリの番……それだけでしょ?」
またいつもの発症してる。ささ、お薬どうぞ!
ソウも少しは自分の行いを反省したらいいのに。責任転嫁ばかりで……。
だからぼっちになるんだぞ?
カンナの考えが分かっていながら遺志も遺言もガン無視で自己満足に走っているあたり、多少なりともナルシストの気があるんでしょうね。
大丈夫、心配するな。キミはひとりでできる!
ひとりでがんばれる! 自信を持って!
諦めないで!
Adiós!!
うっかり話し込んでしまいましたが、今は本の中身を気にしている場合ではありません。
ソウ&クルマダ、Qタロウ&マイはそのまま探索を続行。
サラ&ランマルは、集めた4種類の本を図書室に返却しに行きます。
開けたら閉める、借りたら返す、これ常識。
図書室
不自然な隙間に同じ色の本を差し込んでいきます。
すべてキレイに並べ終えると、なにやら機械音が響き……
本棚の階段? が出現しました。
天井には出入り口のような謎の穴も。
このギミックの大きな作動音を耳にしたケイジたちが駆けつけてきました。
目にしたギミックに驚きながらも、ヒナコはテキパキと行動に移ります。
ヒナコが放送すると言っているのに、お構いなしにサラと一緒に行こうとするナチュラル鬼畜なケイジさんw
ですよねw
ヒナコから叱責を受けたケイジは、放送が終わるまでミドリが逃げないようこの場で見張る係を命じられました。
立場が逆転しちゃってる。
残念そう。
主導権は人間側にあるのにちゃんと従うあたり、ケイジさんの懐の深さがよく分かる……。
というわけで、ケイジは見張り、ヒナコは放送、残るサラとランマルが一足先に上に通じる道へ踏み込むことになりました。
最終章前編Part13(Abルート)はここまで
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