キミガシネ第二章後編Part23(Aルート)です。
第二章後編Part22(Aルート)はこちら↓
メインゲーム〜決選投票〜
進展
【ここまでの役職整理表】
ひきだす→カンナ
誰が作成したのか不思議がるカンナ。
おそらくはホエミーです。ガシューの反応からしてもそんな感じはします。
カンナは4枚組の紙に続きはないかと聞いてきましたが、手元にあるのは文字通り4枚です。
続きがないと知って、少し肩を落とします。
ひきだす→Qタロウ
知らない名前は最初の試練で死んだ者たちだと気付いたQタロウは、誘拐犯への激しい憤りをあらわにしました。
ひきだす→ナオ
パーセント順に並んでいることに気付いたナオ。
気味悪がりながらも、なんの割合を示した数字なのか考え込みます。
明らかに違和感のある数字……これを解くカギは果たしてあるのでしょうか?
ひきだす→ソウ
ジョーの名前がないことを真っ先に指摘しました。
今までのことがあるだけに、意味深に感じ取ったサラは何が言いたいのかと問い詰めます。
するとソウはバツが悪そうに、事実を並べて推理しているだけで他意はない、と謝りました。珍しく素直。
そして改めて名簿へと目を通すと、すべての参加者のうち4人の名前が載っていないことに気付きました。
……4人?
ああ……ソウ目線だとそうなりますね。もしかして失言しちゃった感じ?
ひきだす→ギン
※ 名前がソウになっていますが、正しくはギンです。
「名簿……名簿……」と繰り返しながら記憶を探った末、ギンは1Fの酒場の黒板にも名簿が書いてあったことを思い出します。
確かに名簿は名簿ですが、サラは全員の名前までは覚えておらず、4枚組の紙と照らし合わせようがありません。
せっかくの手がかりもふいに……
……するところでしたが、なんとギンくんはしっかり完璧に覚えていました!
サラが褒めると、都道府県を覚えるより楽だった、とギンは嬉しそうにはしゃぎます。
本当に有能。
サラの膝枕権(10回分)を進呈しよう。
ひきだす→ケイジ
4枚組の紙の確認担当ケイジさん。
今回は特に話を聞き出せるわけでもなく、ただ4枚組の紙の確認をさせてくれるだけです。
さすがおまわりさん気が利く。
私はスクショしていますし、幾度となく見て考察していたので大体は覚えてしまっていますけどねw
とうろん
ギンの発言をストックし、
ソウの発言に当てる。
サラは確認のため再び尋ねますが、やはりソウは「4人の名前が載ってない」と答えました。
ギンの言っている5人と数が合いません。
4枚組の紙に自分をカウントしているからじゃないですかね。
そこへQタロウが、今はそんな小さい問題をつついている場合じゃない、と割り込んできました。
小さいどころか結構重要ですよ!
サラは流されることなく、ソウが間違えたことは重要な点だと話を進めます。
そしてガシューに、デスゲームに巻き込まれた参加者の数を求めました。
名簿に書いてあるのは16人。
載っていない5人を足すと、21人になってしまいます。
黒板の名前は確かに20人。
辻褄が合わない事態に、場は騒然とします。
ならばと、今度は逆に照らし合わせてみればいい、とサラは提案しました。
さきほどやっていたのは、黒板を基準にして4枚組の紙を照らし合わせる方法です。
それで合致せず黒板に余ったのが、カイ、ソウ、クギエ、ジョー、ナオの5人の名前。
次はその逆、4枚組の紙を基準にして黒板を照らし合わせるのです。
まず最初にしておくことがひとつ。
4枚組の紙に名前が載っていないカイ、ソウ、クギエ、ジョー、ナオの名前。
当然合致するはずもないので、
最初から省いておきます。
これで事前準備はできました。
ここから4枚組の紙に載っている名前を合致させていきます。
4人とも名前があります。
こちらも同じく、4人とも名前があります。
こちらも同じく、4人とも名前があります。
そして最後。
ひとつの名前を余したまま、黒板の名前はすべて埋まってしまいました。
余った名前……月見真。
この人こそが21人目の人物だとサラは確信します。
【選択肢】
→まだ見ぬ生存者
→人知れず死んだ参加者
→仲間の内の誰か
仲間の内の誰かです。
その誰かは偽名を使い、黒板の名前も偽名に書き換えたのです。
「おもしろい……その線で推理すると……」
リアクション担当w
アリスがいると驚かせ甲斐ありますねw
さて、整理します。
4枚組の紙がすべて本名だとしたら、本名が判明していない人がいます。
【選択肢】
→名簿に名前が載ってない人達
→黒板に名前が載ってない人達
→私
名簿に名前が載ってない人達です。
黒板に名前が載っていないのは月見真だけ。その月見真は4枚組の紙に名前があるので本名は判明しています。
しかし誰なのかが分からない。
つまり、名簿に名前が載っていないカイ、ソウ、クギエ、ジョー、ナオうち誰かが名前を騙っているのです。
その中身は、月見真。
進展
ひきだす→ナオ
試練をペアで生き残った人は一番信憑性があるので有利ですね。
ひきだす→カンナ
今までのカンナからして、ここも疑いようの余地はないでしょう。
ひきだす→ギン
サラは「もちろん本名だ」と答えました。
他の人から見ても、試練をペアで生き残っていますし、信憑性は高く見てもらえるでしょう。
ひきだす→Qタロウ
おお、意外なところから証拠が。
確かにサラパパからも、
組織に属する親(おそらくガシュー?)からも、
しっかりとカイと呼ばれているので信憑性はあります。
カイさんの本名なんてどうやって証明するんだろうと疑問でしたが、さすがはQタロウ。カイさん関連の情報に強い。
他の名前で呼ばれていた形跡もないので、本名と捉えていいでしょうね。
ひきだす→ケイジ
再び、4枚組の紙の確認担当ケイジさん。
さすがおまわりさん配慮が行き届いている。
ソウの発言
ソウの発言を聞くと、ケイジ(のアイコン)が驚きます。
このタイミングで、ケイジのアイコンをタッチ。
どうしたのかとサラが尋ねます。
ケイジに促され、景品交換所を思い出します。
そう、顔写真はありますが名前なんてどこにもありませんでした。
「ソウ……いったいキミは……」
ソウが怯えている?
月見真だとバレるのを恐れている?
ソウにとっては予想外の展開なのかもしれませんが、不正を暴くために真実を語る……共にガシューを倒すと言ったのも事実です。
そのためには黙っていたのでは道も切り開けません。
仲間なんだから信用してみなよ、とケイジはソウを諭します。
「……ソウ……いや」
「でも……ボクは……!!」
随分と追い込まれている様子ですね。
ソウは何か言おうとしています。
──だったら、私が引き出す……!!
……え?
そう……この流れは例の……
第4弾ハートキャッチミニゲーム。
いやいや、黙り込んでいるならともかく、言おうとしてるんなら言わせてやれよw
……と思わなくもないのですが、サラが引き出すと言っている以上やるしかありません。
3回目(Qタロウ)のときから難易度が跳ね上がったので、4回目ももちろん難易度高め。
スピードも移動方向もまばらなので手を焼きます。
このミニゲームはコツというコツもなく、ただ難しいのが厄介ですね。最終的にはパターンを覚えるしかありませんから。
スマホだと指が無理ゲーすぎて、スタイラスペンが手放せません……。
クリアすると、サラは本当の自分をさらけ出す時だとソウを説得します。
「ボクは…………ボクの本当の名前は……」
いまさら月見真なことには驚きませんが、自白の仕方がこんなに重々しい感じになるとは予想していませんでした。
ドヤ顔で裏切るときに言うようなイメージだったので。
もう隠す必要もないと判断したのか、ソウは名簿の秘密も全部教えてやる、と言い出しました。
本当になんでも知っていますね。誘拐犯の関係者かってくらいに。
しかしソウが名簿の秘密を知っているのにも、ちゃんとワケがありました。
どうやらソウの最初の試練は、背景(メタ)的に黒の部屋で行われたようです。
して、その内容は何だったんでしょう。
ケイジのような生死ギャンブル系ならともかく、Qタロウのような指示系だったなら内容が重要だったりしますし。
まさか名簿を受け取って終わりというわけでもないでしょう。
個人的には結構気になるところですが、今は関係のない話なので誰もそこには触れてくれません。残念。
Qタロウが名簿の意味を問います。
あのパーセンテージは、デスゲームを最後まで生き残る勝率、とソウは説明しました。
勝率かぁ……思った以上にそのままでした。人形の完成度かなとか結構深読みしていたのにw
【選択肢】
→人工知能でテストした
→なんとなくの印象で
選択肢が答えを教えてくれる優しい世界。
人工知能でテストしたんですね〜。
ソウは頷きます。
データ上で数え切れないほどデスゲームのテストプレイを行ったようです。
説明を受けたソウは、自分の数値を見て愕然とします。
このデスゲームを絶対に生き残れない……だから『自分』を捨てるしかなかったのです。
そしてソウが生まれた……と。
回想でホエミーが出てきているのが気になります。
フロアマスターがわざわざ出向いているワケですから、重要視しているポイントなんでしょうか?
ソウに勝率0.0%を突きつけて、何か起こさせようとしたのかもしれません。
──死にたくない……。
黒の部屋で、シンは殺される恐怖に震えが止まりませんでした。
多数決でみんなに選ばれて殺される。
そんなのはイヤだ……! そう思ったとき、
「おぉ〜い……」
どこからか降りかかる声。
それは、光に照らされた影が話しかけてきたものでした。
「やあ」と呑気に声をかける彼は、いつぞやのセリフを口にします。
彼はシンに語りかけ、追い込んできます。
そして、
「それじゃあ……いくよ」
おもむろに何か合図をしたかと思うと、彼はシンに掴みかかってきました。
シンは痛みに悶えます。
「あはは……数はチカラだよ……。弱いキミは強い者に取って食われる哀れな羊……。死ぬのが嫌なら……変わることだね」
──ボクは……!!
気持ちだけでも別人になることで、確率に抗おうとしたんでしょうね。
そういえばケイジと共に1Fを探索した際、黒の部屋の黒板に、
文字を消した跡がわずかに読み取れる部分がありました。
『じぶ んを すて ろ』
これはシンの書いたものだったんでしょうか。
わざわざ黒板にまで書くのは……さすがにちょっとイタい気が……。
どうかなって何!!!
アリスに代わって言わせてもらいますが、はっきり答えなさいよォォォー!!!
偶然フルネームがアリスの殺した人とぴったり一致したなんて誰も信じませんからね!
ここでガシューが割り込みます。
「なんとも胸をしめつけるお話……」と、心にも無さそうな同情の言葉を発しました。
えー!!!
誰もが重要な話として聞き入っていた流れは、あっさりと断ち切られてしまいました。
これからという時なだけに、不満の声は上がります。
しかしガシューはというと、さきほどの議論を自分の不正という関係のない話ばかりだと切り捨てました。
名簿の秘密が明かされたところでなんの進展もなかった事実に、時間を無駄にしたとでも言わんばかりの目を向けます。
最終投票を前に、事態はまとまるどころか荒れに荒れてしまいました。
【選択肢】
→重要な証拠品がある
→ない
さすがにもうないんですけど……。
4枚組の紙だってやっとひねり出した証拠品なのに。
この事態を大逆転できるような重要な証拠品があればとっくに出してますし。
それに今頃、出したとしても時間切れと言われてしまった以上は議論もできませんし、これは完全にアウトでは……?
おわた……。
これ以上は……どうすることも……。
おお?!
初めて呼び捨てが気に障らなかった……! ちょっとカッコイイ。
ここにきてソウは、黒板の名前を書き換えたことも、モニタールームの自分のモニターを破壊したこともすべて認めました。
これで真実を全部話したのです。誓い通りに。
「勝ち取ってくれよ……!! 延命を……!!」
【選択肢】
→当たり前です
→もう無理です
これは無理とは言えん……。
サラはソウからの信頼を感じ取りました。本当の絆を。
それに応えるように胸を張って「当たり前です」と答えて見せました。
これがラストチャンスだとQタロウは意気込み、アリスは不正につながる何かを死ぬ気で考えるのだと発破をかけます。
公認の陰キャ。
それにしてもギンくんの、サボんなよ、って言い方カッコよすぎないw
「黙れ陰キャ!!」もそうでしたけど、嫌いな相手に対して口が悪くなるところ好き。
加えてこのギンくん、よくよく見ると語尾が「キャァ」って悲鳴をあげているみたいでカワイイ。
さすがギンくん。かわいさとカッコよさ両方を兼ね備えておられる。
「答えの先に不正の正体がある……信じよう」
……で、結局時間はあるのね?
ならなぜ「時間切れ」と断言したのか。
まさか、悠長な議論テンポを見兼ねて、もっと焦れよ! という優しさの表れ……?
ガシューはいいとしても、「時間切れ」と言われたにも関わらず勝手にもう少し議論できるつもりで事を運ぶサラたちはどうなってんのw
第二章後編Part23(Aルート)はここまで
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