
10/28にリリースされた「DUET NIGHT ABYSS(デュエットナイトアビス)」略してデナアビ!
早速あそんできました!
もろもろ鳴潮感が漂うのでちょこちょこ比較が入っています。
デュエットナイトアビス

まずは「月狩り人(主人公)」選び。
見た目が好みなので女主人公でいきます。
名前はデフォルトネームが用意されてあるのでそのま

うそだろ……公式が用意した名前が使用できないってどういうことなんだ……。
まさかMMOみたいに名前重複NGなの?
「ヴィター」「ヴィタ」でも通らず、ひらがなで「びぃーた」でもダメ。デフォ名から離れて「しろ」「シロ」にしてみたもののやはりダメ。
これはもはやカタカナ&ひらがな自体がNGにされているような気が。ならなんでデフォルトネームがカタカナやねんと激しく突っ込まずにはいられない。
――――――追記――――――
【不具合修正のお知らせ&お詫び】
一部の月狩り人様より「カタカナで名前入力不可」の不具合につきまして、 ただいま修正対応が完了いたしました。
本件により、月狩り人の皆さまに多大なるご迷惑とご不便をおかけしましたことを、 心より深くお詫び申し上げます。… pic.twitter.com/ymjsCJuV8c
— デュエットナイトアビス【公式】 (@DNAbyssJP) October 28, 2025
不具合でした。
なぜかカタカナにしか言及されていませんが、普通に考えてひらがなも修正されているはず。
私はすでに「Vita」で通行許可が下りたあとだったので確認できません。
――――――追記おわり――――――

目が覚めると雪山遭難しているヴィータちゃん。
謎の人物から「思い出せ〜」的なことをふんわりと告げられる精神世界みたいなシーン? これをちょっと挟んでまた場面転換。
再び目を覚ますと、

そばにはかわいい幼馴染のベレニカが。
故郷のパーガトリー島が穢獣(えじゅう)に襲われているとかで、とにもかくにも島から逃げなきゃ! という状況らしいです。
ここでサックリ操作チュートリアル。
一番気になったのはジャンプですね。その場ジャンプだけなら普通ですが、前進しながらのジャンプがほわっとしています。トランポリンでも踏んだ? みたいなジャンプ。
鳴潮は動きのキレが良すぎるので、それと比べると「なんかもっさりしている?」となりました。
ところが、このもっさりはただのもっさりじゃなかった!
触れば触るほどデナアビの移動面の豊富さに驚きます。
・駆け足中に回避でダッシュ(鳴潮よりだいぶ速い)
・ジャンプ中にジャンプで二段ジャンプ
・ジャンプ中に回避で空中ダッシュ(2回/後退も可能)
・絶壁なんて物ともしないスピンジャンプ
空中ダッシュ2回とスピンジャンプが大体同じくらいの飛距離を出せて、さらにそれらを組み合わせて使えるので、

この位置から、黄〇の屋根上までひとっ飛び。
回避にだけクールタイムがあるものの1回あたり2秒くらいなのと、着地を挟めばジャンプとスピンジャンプが使い放題なので、それらをやりくりすると結構な距離をスイスイと移動できます。
この移動を覚えると、もっさりと感じたジャンプもむしろ調節とかするのにちょうどいい距離感と速度だなとすっかり馴染みました。
惜しむらくは、二段ジャンプ後にスピンジャンプができないことくらい。
あと壁登りに若干のやりづらさは感じます。登り切る最後の最後で引っかかったりもたつくことがそこそこあるので。
スピンジャンプと二段ジャンプの合わせ技が楽しくて、最初の村でぴょんぴょんと遊びまわっていたら意外と宝箱を6コも見つけました。
海辺周辺には4コあったので最低でも10コはあります。

光っている宝箱はちょっと探せば分かりやすいのでいいとして、木箱のほうは建物に馴染みすぎて見落とす人が多そう。
そもそも初期村ってそこまでガッツリ探索しないですし、これだけ宝箱が置いてあるのは珍しいですね。
最初からこの様子だとこれからも至るところに宝箱が置かれている可能性が高いので、道中もしっかり探索していく必要がありそうです。
さて、肝心のバトルですが、

主人公で戦うのかと思いきや、なぜかいきなりベレニカでの操作になる謎は置いておくとして。
こちら側の火力が高め(あるいは敵の体力が低め)なので、1、2発も叩けば蒸発。なんなら自動で戦ってくれる主人公(NPC)ですら強くて勝手に敵を倒してくれるほど。
デナアビの売りが無双ゲーということを踏まえると、こんな感じに敵はサクサク倒せるのでしょうね。
ザコ敵ですらペチペチする鳴潮スタイルはあまり好きではない私にとって、デナアビのバトル性は合っていそうです。
途中で、

銃を頂戴して遠距離攻撃もできるようになりました。
特に近接職では離れたところでペチペチ遠距離してくる敵の処理って本当に煩わしいので、銃に切り替えて片付けられるのは本当に楽です。
ここから一気に敵がわらわらとやってくるのでサクサク殲滅。
このとき敵がアイテムをポロポロと落としてくれたのですが、

どうやって拾うのコレ。
弾薬(横線3つ)と赤とか黄色のランタンみたいなアイテムがどうやっても拾えない。
卵とか貝とか元々落ちているアイテムはFキーで拾えましたが、敵のドロップ品には何もキーが出ません。
あまりにも訳が分からず頭を抱えて数分。
もしかしてと思って弾を無駄撃ちしてから弾薬に近付いてみたところ……ビンゴ! 自動で取得しました。
どうやらフル状態だとドロップ品を取得しない(過剰取得はしない)仕様みたいです。
弾薬の場合「50/150」とあって50はリロード枠なので、ここが減っただけだと自動取得はしてくれません。
例えば2発使って「48/150」にしても自動取得はされず、リロードして「50/148」の状態にすれば自動取得される、という感じ。
ややこしいですね、せめて説明は欲しい。
弾薬については解決したのですが、ランタンみたいなアイテムについては未だに分かっていません。
同じ原理ならば回復アイテムとかそのあたりでしょうか。減ったときに近付けば回復するみたいな。今まで一度も拾えていないのでサッパリです。
うーん……なんでアイテムについてこんなに推測しなければならないのか……。どう考えても仕様が分かりづらいです。
たった一文、
「アイテムは自動取得するよ! でもフルだと拾わないからね!」
この一言を添えてくれるだけで大体のことは解決するというのに。
それでもってガイドで用語説明するならアイテムの説明もガイドしてくれよと思わずにはいられません。
デナアビ初の不満要素でした。
さて、船が無いので海からの脱出は諦め、ベレニカいわく山の遺跡にあるという空を飛べる船で脱出することになりました。

頂上でのバトルで「スキル」が解放。
なんとクールタイムが無く連打が可能! 新しく出てきた右下の黄色いゲージ(SPゲージ)が尽きるまでヒャッハーできちゃいます。
スキル連打で無双するのが主体になる感じでしょうか。
穢獣の群れを追い払った次は、打って変わって帝国軍なる人間たちに追われ始めることに。どうして。
落石を避けたり飛空艇から爆撃されたりと大忙し。
その元凶と思われるのが、

この典型的な悪役美女シビル。
ここでベレニカ操作でシビルとボスバトルです。
ザコわらわらだとあまり気にならなかったのですが、単体ボス相手にすると操作面の微妙さが浮き彫りになってきました。
せっかくスキルを連打できる仕様なのに、連打すると明後日の方向に攻撃して空振ることがままあります。
なので連打はせず、一旦深呼吸するかのごとくワンテンポ落ち着いてから攻撃したい対象の方へと改めて向き直して発動するようにしていました。
せっかくスキル連打できる仕様なのに全然活かせず、なんだかなーと。
戦闘開始直後すぐにボスをロックしたのですが、ロックオン機能自体が甘い気がします。
ボス戦に関しては鳴潮のほうが良いですね。

両者の激しいバトルが続くものの、シビルのほうが一枚上手で地面に伏すベレニカ。
どうもベレニカは、脊椎の形状からしてシビルが探していた行方不明の「No.0」とかいうやつらしく連れ去られることに……!
いやそこは主人公じゃないんかい! と思わずツッコミ。
いかにも行方不明してそうな見た目の主人公
真っ白すぎてNo.0みたいな特別感ありそうな主人公
敵対組織から狙われているというあるある
ベレニカが敵対組織から守ってきてた感
どうみたってそのポジション主人公なのよ。
その席にベレニカが着き、主人公はというとシビルにまったく興味を持ってもらっていない……(なんならチビ呼ばわり)。
まさかヴィータちゃん、あんな見た目でただの凡人なんか……?
いよいよベレニカが連れ去られそうとなり、ようやくここでヴィータが覚醒! ……したのかと思いきや、

その影響を受けたベレニカが覚醒?
2人ともピカーッと光った末、ここでベレニカの「必殺技」が解放されました。
ヴィータちゃんは他人を強化する能力持ちみたいな感じなのでしょうか?
必殺技のチュートリアルをどうぞとばかりに再度ベレニカvsシビル戦が始まりますが、正直ベレニカの必殺技はよく分からなかったです。
自己バフ系らしく、必殺技発動中(SPが無くなるか自分で中止するまで)ひたすら殴るだけだったので、さきほどとあまり変わり映えがしないというか。ここは派手めの一撃ドカンが欲しかったかも。
流れ的には逆転勝利しそうな雰囲気ですが、

おむすびころりんのごとく崖からころりんしかけたヴィータちゃんを助けにいったことで形勢が逆転の逆転で元通り。
「一緒に帰るなら2人とも助かる」というシビルの案を渋々呑むことにしたベレニカ。
が、ヴィータはヴィータで自分という枷からベレニカを解放すべく、

掴んだ手を自ら離した――
中の上くらいの印象

ちょっと気になるイケメン、ランディーさんに期待したい(シビルの部下っぽい)。
なかなか続きの気になるいい終わり方です。ここからヴィータ視点で物語が動いていくのでしょう。
いまのところ「ファルシのルシの~」みたいな専門用語シャワーも無いので、難なくストーリーについていけています。
まさか主人公が置かれそうな立場をベレニカに持っていかれるとは思わなかったので、あれは本当に意表を突かれましたけれども。むしろその意外性が今後の楽しみになります。
バトル面はまだしっかりやり込めていないのでなんとも言えませんが、ザコをサクサク一掃できるのは良いところ。ロックオン機能は改善の余地ありといったところ。
あとはグラフィックがやや低めなのが少し残念かもしれません。
特に鳴潮を経験しているとグラフィックに対するハードルが爆上がりするので、なおさらデナアビに対する評価が低めにはなるでしょうね。
私もそれで低めに見積もってはいますが、普通にキレイなときキレイですし、私自身がそんなにグラフィックを求める人間ではないので(それよりPCの負荷を抑える設定にしたい人)、プレイ中に引っかかるほどひどいといったことはありません。
後でスクショを見返していると、部分部分でガビっていたりぬめっていたりが目につく程度。特に戦闘時になりがち。
全部ひっくるめて今のところ続けられそうな感じではあるので、のんびり進めていくとします。
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