【FEZ】サービス終了が告知されたFEZの今

FEZ
22/06/13にFEZのサービス終了が告知されました。

終了日時は 22/09/28 15:00 です。

15年という長い長い歴史に、ついに終止符が打たれることとなりました。

歴史の後半はだいぶ人が減ってしまいましたからね……。

替えの利かない唯一無二のゲームであり、人さえいれば今でも楽しめる基盤をしているだけに、いろいろと残念でなりません。

アミュレット&スペル実装から完全に離れたのですが、アカウントが生きていたので今のFEZがどうなっているのかを見てきました。

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戦場数

土曜の夜〜日曜にかけての戦場数です。

19:00〜

19:00~
2~3戦場

19時の時点で2~3戦場しかなかったのにはビックリしました。嫌でも痛感させられる過疎っぷり。

20:00~

20:00~
4~5戦場

じわじわ増えていきます。

22:00~

22:00~
10~11戦場

22時になると一気に賑わい始め、23時がピークタイム。24時もまだまだ多め。

この3時間が一番楽しめる時間。

それでも全盛期はこの倍以上の戦場があったことを思うと、なかなか寂しいものがあります。

25:00~

25:00~
6~7戦場

このあたりから下り坂。

時間が経つにつれ1戦場ずつ減っていきます。

28:00~

28:00~
1戦場

これ以降はもう1戦場しか成り立ちません。

それすらも100人で埋まらなくなっていきますが、戦場が途絶えることは無い感じです(タイミングによっては平和な瞬間はあるものの)。

この感じだと朝昼夕も1戦場くらいでしょうね。

今一番FEZを楽しめるのは22:00〜25:00のわずかな時間だけです。

一応、前後1時間もまだ許容範囲。それ以外は戦場が少ないがゆえの遊びにくさを感じるかもしれません。

戦場が少ないとメンバーが固定されがちだったり、嫌いなマップをスルーした場合に次の戦争までの待ち時間が発生したりとイマイチなんですよね。

やはりFEZは人がいてなんぼなゲームだなと痛感しました。

今のFEZをやってみて思ったこと

戦場の様子

戦場の様子
以前にも増して歩兵ゲーが加速していました。

どの戦場でも開幕は必ず中央でのぶつかり合いからスタート。これ自体は元々よく見る光景でしたが、そこから次第に主戦or僻地に散り散りになっていくものでした。

しかし今や散り散りになることなく終始中央なんてのもザラ。

仮に主戦や僻地に散ったとしても、それは敵を探し求めていたらそうなった結果でしかない感じです。

領域を意識した動きは20倍希釈カルピス並に薄〜くなっていました。

すぐそばの敵オベスルーで敵にまっしぐらですからね。たぶん敵がちゅ~るを持っているせい。

建築破壊に積極的なのはセスタスくらいなものです。

建築や召喚はもとより、もはや勝ち負けすらどうでもよくなっている人が多いのかもしれません。もう歩兵だけできればそれでいい、みたいな。

裏方も極端に減っていました。開幕を除く堀りをあまり見なくなったり、終始召喚0な戦争もあったり。

かつてガチガチの目標戦なんてものが存在していたのがウソのような自由っぷりです。

善し悪しあるのでどちらがいいとかはないですが、少なくとも真面目に勝ちを目指そうとすると昔以上にストレスが溜まりそうではありました。


やはりそれもスペルという時限制エンチャの導入の影響でしょうか。

課金スペルなら336時間(14日間)、リングスペルなら168時間(7日間)とそこそこ期間があるので気になりませんが、課金スペルには他にも24時間のものがあり、配布スペルに至っては3時間です。

24時間使えるといっても、実質的には使ったそのときに数時間遊んで終わるパターンが多いはず。

上記の戦場数を見てもらえば分かるとおり、賑わいのある時間帯はせいぜい4〜5時間程度。

人が多くて楽しめる時間が限られている今のFEZだからこそ、その時間に歩兵で楽しまないと24時間や3時間といった短時間スペルの使用はもったいなく感じてしまうのではないでしょうか。

それが歩兵ゲーをより助長させてしまったのかもしれませんね。

やはりスペルは悪しきシステム

時限性エンチャことスペル
スペルの何がダメって、時限制なこと以外の何ものでもありません。

そもそもFEZと時限制って相性良くないどころか思いっきり悪いんですよね。書の時点でそれは分かりきっていたはずなのに……。

終戦間際に使おうと思っていた時限書を幾度と忘れてきたことか。

使用中に拮抗した戦争に当たってしまったときなんかは、戦争が長引いて先に書が切れてしまったこともありました。

そうでなくとも、時限書を使う=連戦の義務感、みたいなものが湧くのも好きではありませんでした。

実際に時限書の不満が多かったのか、回数書の登場や時限書を回数書に変換できるようになったりと改善してくれてはいたのですが……。

そこで時限性エンチャことスペルのご登場です。

スペルは事前に付けるので時限書のように忘れることこそないものの、それ以外は時限書のデメリットをまるまる持っています。

むしろ書以上に必須な要素にしてきている分、余計にたちが悪いと言えるでしょう。

「少しだけ別のキャラで遊ぼう」とか「1戦だけやろう」といった気軽さがFEZの魅力でもあったのですが、そこがゴッソリ損なわれてしまったのは残念で仕方ありません。

30分や1時間などの極めて短時間のスペルは一切無いですしね。

スペルを付けたからにはそのキャラを使い続ける人のほうが多いでしょうし、そうなるとクラスの固定化に繋がるのも困りものです。戦場が少ない現状では尚更。

実際、行く先々の戦場で同じ人と鉢合うことが増えました。みすみすFEZの面白味を減らしている気がします。

これらすべて回数制にするだけで回避できる問題ばかり。

……回数制のエンチャでダメだと判断したから時限制のエンチャ(スペル)の導入に踏み切ったのでしょうけれども。

スペルの入手難度がシビア

スペルの入手
エンチャみたいにリングで気軽に買えたのなら時限制でも納得できました。

スペルが問題なのは、課金以外の入手方法が限られすぎていることに尽きます。

課金と同性能のリングスペルは期間限定販売。

配布スペルは一部(ガド、Pwリジェ、クリスタル)を除き劣化品。加えて3時間で寿命が尽きる。

安定しているのはシェルスペルのみです。

シェルスペルはリングスペルと同等の効果時間(168時間/7日間)を持ち、配布品以上の性能を持ちます。なかにはリングスペル同等のものも(ガド、HP)。

期間限定販売を逃したらシェルスペル1択です。

そのシェルはどうやって稼ぐのかというと、イベントの報酬。

……だけかと思っていたのですが、今回FEZをやってみて毎戦争リングとともに5シェルも入手できていました。

どうやらLv45までカンストしたキャラに限り、それ以降も3000万ほどの経験値を溜めるごとに5シェルが付与されるようです。

カンスト後でも経験値書を使う価値ができたのは良い点ですね。

シェルのガードスペルが25シェルで2個付けるので50シェル必要として、書無しで毎戦争5シェルも入手できるのなら7日間で10戦すれば元が取れる計算に。

それならまだ……と思った矢先、重大な事実に気付いた。

今、経験値10倍だった。

経験値10倍で毎戦争5シェルということは……

毎戦争3000万ほどの経験値を入手していたわけで、ブーストが無ければ300万。

通常時は10戦してようやく5シェルが入手できるレベルだった……?

50シェル集めようものなら7日間で100戦しないといけないことに……。え、えぐい。

そもそもカンストしていないともらうことすらできないですし。

今でこそシェルも稼ぎ放題となっていますが、それ以前まではやはり期間限定販売のリングスペルを逃さず買い溜めておくくらいしか良い手は無かったのかもしれません。

これは復帰者も即Uターンしますね……。

終わるからこそ今ならFEZを楽しめる!

終わるFEZ
今ならお祭り状態でずっとブーストがかかっているのでリングもシェルもガッポリ。

復帰者だとNPCから配布品が多くもらえるので、その配布スペルを使いつつ書で即座にレベルをカンストさせてシェルを稼ぎましょう。

リングスペルが解放される8/24までは、配布スペルとシェルスペルで十分遊んでいけるはずです。

肝心のアミュレットは、サ終まで開催される「兵士たちの宴」というイベントで簡単に入手できるよう用意されています。

最短で1戦勝利するだけ! (敗北なら2戦)

それだけでクヌクヌことクヌートが羽アミュレットと交換してくれます。


もっと手っ取り早く手に入れたいのならやはりルレでしょう。

特にリファインルレVol.1は全防具に装飾品が付いているうえに、それとは別にアクセが単体で景品としてあるので比較的アミュレット化可能な装飾品を入手しやすいです。

22/06/08のメンテまでにキャラを作成していればそれだけで歴戦の兵士ゼントから金コが11枚もらえ、復帰者なら復帰キャンペーンでさらに金コが11枚。

その他諸々でも金コや銀コが入手できるようになっているので狙ってみるのもいいかもしれません。

アミュレット化可能な装飾品を入手できれば、あとは道具屋で「デシマの尺(100R)」あるいはシェルショップにて「デシマの尺(30S)」を買って、鍛冶錬金屋ウィンバックに持っていけばアミュレット化してくれます。


大きな壁だったアミュレット&スペル問題が簡単にクリアできる今、復帰者も気楽にFEZを遊べることでしょう。

というか遊んで欲しい。最後に。

© SQUARE ENIX CO., LTD.

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