人狼ブームがあったのは何年前だったでしょうか。結構前ですよね。
私はオンラインゲームの「トリックスター」内で人狼をやっている人たちを見かけたことがきっかけでその存在を知りました。
当時、気になって即座に検索するも……
ルールが理解しきれん
と、速攻で放り投げ。
昼と夜の2部構成の時点で少し面倒なイメージを抱き、そこに役職も加わったうえにCO(カミングアウト)のタイミングもあったりなんだり……。
文字から入るには複雑すぎるゲームで真っ先に苦手印象を持ってしまいました。
そのため、それ以降まったく人狼に触れることはありませんでした。
それがある日。
たまたま関連動画に出てきたのが目につき、「そういえばこれよく分からんかったけど、動画で見れば少しは分かるかな?」と見てみたのが事の始まり。
動画で見ると圧倒的に分かりやすい……! 文字で覚えようとしていたのがアホらしいくらいに。
いわゆる推理ゲーで、推理大好きマンには持ってこいです。
人狼の良いところは人のを見ていてもおもしろいところにありますね。
最初は推理しながら見て、決着後にすべての役職が判明したら改めて始めから見る。違った見方ができて2度楽しいです。
今のこのご時世、やはりというべきかスマホアプリとしてあります!
特に目についた「人狼ジャッジメント」と「人狼殺」というアプリを比べてみました。
人狼ジャッジメント
(出典:人狼ジャッジメント公式/そらいろ)
一切の発言がないと「突然死」として退場扱いされてしまうほどの完全チャット制。
だんまりは許さない、絶対にだ。
スタンプもありますし、見た目からしてもLINEを意識したような作りなので取っつきやすいんじゃないでしょうか。
キャラクターは、すでに名前とイラストが用意された固定キャラクターの中から選ぶシステムとなっています。
この名前とイラストが紐付いている点が高ポイント!
人物把握がしやすいうえ世界観が崩れません。
番号呼びだとメタ感が出ますし、ユーザーネームだと漢字ひらがなカタカナ英字がごちゃ混ざって世界観もクソもない。
変な名前がいても萎えますし、読みにくい名前があってもめんどくさいだけ。
そういった要素を排除した固定キャラクター採用は大正解です!
そしてその肝心のイラストが絶妙!
洋ゲーのようなリアル感を持ちつつ、デザインはそこまでリアルに寄せていない。キャラの幅も広く、渋いおじいさまから可愛い女の子まで豊富。
生死を争うゲームに沿いつつ日本人受けの良さそうなバランスの取れたイラストです。
狂信者ちゃん好き(公式動画1:15のピンクツインテのイカれてる子)。
そしてなんといっても役職の多さこそが人狼ジャッジメントの醍醐味といっても過言ではありません!
正直、思った以上に多くて覚えるまでがしんどいですが……。
似たような役職も多いので、わからないうちは「被ってる役職多すぎ。こんなにいらなくね」と思わなくもなく。
しかしすべてを把握しきると、むしろシンプルな人狼がつまらなく感じるかもしれません。それくらい奥が深いです。
あと、タイトルセンス好き。
人狼 ジャッジメント
Sorairo,inc.posted withアプリーチ
人狼殺(じんろうさつ)
ちょっとややこしいんですが、人狼殺には3つあります。
【人狼殺】
2018/4/27にリリースされた初代。
2020/6/1にサービス終了することが決定されました。
【人狼殺2】
2019/7/11にリリースされた2代目。
【速報】
人狼殺は『人狼殺2』へ進化!!!
本作は人狼殺の特徴を引き継ぎ、
更に新機能が加わり、
再びプレイヤーのボイスと言葉で
運命が変わる世界が訪れる!事前登録でビッグサプライズ!
間もなく開始します。
ぜひお楽しみに#人狼殺2 pic.twitter.com/G30P3OsgNA— 3D人狼殺 (@jinrousatsu) May 21, 2019
【3D人狼殺】
ここで急にナンバリングから外れるので別物か? という疑問も湧きますが、どうやらただの改名です。
今日からタイトル名は『3D人狼殺』になりましたーー!どうぞ宜しくお願い致します~🐺#3D人狼殺 pic.twitter.com/7dgiPKo90Y
— 3D人狼殺 (@jinrousatsu) November 15, 2019
つまり、
人狼殺出したよ
→パワーアップした人狼殺2も出したよ
→人狼殺2を3D人狼殺に改名したよ
→人狼殺は終了するよ
という流れです。
現時点で稼働しているのは、実質【3D人狼殺】のみということになります。
内容
国内初のセルフボイスオンライン人狼ゲーム。
国内初・ボイスチャット人狼ゲーム
最新作「人狼殺2」は全員に向けてアカウント登録開放!人狼殺2の世界で言葉の力を見せつけろ!
3Dグラフィックの臨場感をとくと堪能しろ!↓アプリダウンロードは↓https://t.co/wGWypZSKih#人狼殺2 pic.twitter.com/uFIXE4m4JZ
— 3D人狼殺 (@jinrousatsu) July 13, 2019
どことなく洋もののネトゲみたいな雰囲気を感じます。
良いところは、やはりセルフボイス機能がある点でしょうか。チャットもありますが1人1人ボイスでの発言ができます。
チャットと違いボロの出やすいボイスはハードルが高いですが、よりリアルさを感じ取れるでしょう。
ただ、全員で一斉に議論というわけでなく、1人ずつ順番(時計回り)に発言していくスタイルなのでそこが少し物足りないところ。
例えば、占いの結果を聞いてから考察したいのに、占い師より早い順番だと大した考察が落とせず次へ……ってことになったり。
まぁ知らない人同士で一斉に話されても誰が何の発言をしたのかわからないだけなので仕方ないんですけどね……。
あとボイスならではの聞き取りにくい問題もあります。もごもごされると本当きつい。
ほか、気になるのは名前を自由につけられる一方でひとりひとり番号が振られているので、名前呼びと番号呼びがごちゃまぜになるところでしょうか。
ひとりひとり名前を覚えるのがめんどくさい私は番号呼び派ではありますが、「1番さんが人狼」のような言い回しはメタ感がすごくてそれはそれでなんとも言えない気持ちになりますw
こちらのほうがネトゲ(洋ゲー)慣れしている人は取っつきやすそうなゲームです。
3D人狼殺-2019年新たな3Dボイスチャット人狼ゲーム
CoolFactory Co.,Ltd.posted withアプリーチ
フジテレビで放送していた
2013年、「人狼〜嘘つきは誰だ?〜」というトークバトルゲーム番組がありました。
これが結構おもしろかったんです!
私は推理するのが好きなので初っ端から役職公開されているのはちょっと残念なんですが、役職未公開バージョンもあったりします。
また新たに放送してくれないかな〜……。