キミガシネ第二章後編Part21(Aルート)です。
第二章後編Part20(Aルート)はこちら↓
メインゲーム〜決選投票〜
進展
【ここまでの役職整理表】
ひきだす→ナオ
ナオは、特にケイジの鍵番を怪しんでいるようで、最終的に鍵番がどこかへ移った可能性をあげます。
しかし賢者のQタロウが断言している手前、それは考えにくいこと。
サラに指摘され、ほかに疑わしい要素も出せないナオは焦燥した様子を見せます。
ひきだす→アリス
サラ発信で身代が渡っていないのは事実なため、それを前提として考えればメダルをある程度持っていた人間の犯行だと絞れます。
つまり、ソウかカンナ。
アリスはそう結論づけました。
ひきだす→ギン
ギンは、ソウがウソをついている可能性を心配していました。
やはり、あのソウが何も反論できないままズルズルと投票の的になっていることに違和感を抱いたようです。
カンナとグルになって演技をしているのか……何かしら絶対ずるいことを考えている、と怪しんでいます。
ひきだす→Qタロウ
ソウはケイジの術中にハマっていた! と、豪語するQタロウ。
身代のありかも他のカードも、ソウに真実は何も見えていなかった、と言い切ります。
ものすごいフラグ建て。
ただ1つチャンスがあるとしたら、Qタロウを気絶させた時。
その時に電子パッドを奪っていたなら、Qタロウのカードだけは知ることができたかもしれません。
しかしQタロウも対策しており、それだけはされないようにと肌見離さず持っていました。服の下に電子パッドを仕込んで。
奪われていない証拠、と言って今まさに電子パッドを持っていることを見せて証明しました。
そのためソウに悪巧みをするスキはない、よって平民だと自信満々に語ります。
……またおかしな点が出てきました。
肌見離さずとは言っていますが、気絶したQタロウを発見時、電子パッドは床に落ちていました。肌見離れている!
ソウが覗いた可能性は十分にあります。
問題はそこではなくて、Qタロウに奪われた自覚が無いこと。
落ちていた電子パッドはサラが持っていますから、今持っているとすればそれは予備の電子パッド。
ガシューの説明によると、予備の電子パッドは机に置かれていたわけですから、服の下に仕込んでいたQタロウならば異変にすぐ気が付くものです。
それがないというのは……どういうこと?
Qタロウが今持っている電子パッドは本物で、サラが拾った電子パッドは別の人物のもの……?
ひきだす→ケイジ
これ以上考えても辛いだけ、とソウに投票して終わらせることを勧めてくるケイジ。
身代を暴かないのはケイジなりの優しさなんですね。
ひきだす→ソウ
「クソッ……!!」と悪態をつくしかできないソウ。
これはさすがにわざとらしい気がw おそろしく演技くさい。
頭の回転が早いソウがいつまでも固執した考えをしている時点で、まるでらしくありません。
なら市民のフリをした身代? それもそれで信じがたい……。
頭が良いからこそ、身代勝利なんて確率の低いものに手を出すとはとても思えません。
しかも奪った相手が、死なせたいだろうサラですから余計に考えられないんですよね。
おそらくかき回しているだけで、結局は市民な気がします。
アイテム→『電子パッド』
Qタロウの発言に、アイテム『電子パッド』を突きつけます。
サラは、目覚めた時の電子パッドの所在を尋ねました。
ギンくんとは良いジュースが飲めそうだ。
それよりQタロウ……今の今まで電子パッドが机の上にあったことを疑問に思っていなかったことにビックリですよ……。
ともあれ、机の上にあったのであれば今Qタロウが持っているのは、まごうことなき予備の電子パッド。
紛失した者というのはQタロウで間違いないでしょう。
サラは拾った電子パッドを見せ、気絶したQタロウの近くに落ちていたことを説明します。
おそらくはこれこそがQタロウの本来の電子パッドです。
では、なぜ床に落ちていたのか……。
【選択肢】
→ソウが取った
→Qタロウが寝ぼけて捨てた
寝ぼけて捨てたとかギャグでしかないw
無論、ソウが取った以外に考えられません!
ギンは、中を見るには指紋認証が必要なことを指摘しますが、その問題は至って簡単にクリアできます。
気絶したQタロウの手を使えばいいだけですから。
やっぱり時間が許す限りは話し合わないとね。
問題提起したナオのファインプレーです!
実はナオが賢者で、本当の鍵番を知っているからケイジの鍵番を疑っていたりするのかな〜とも考えるんですが、Qタロウの賢者宣言が立ち塞がる……。
それより今はとんでもない事実!
ソウが電子パッドを見るタイミングによっては……
ケイジさんのオレ人称いただきました。
最悪のタイミングは、4回目の交換の後。ちょうどQタロウに賢者、ケイジに鍵番が渡った後です。
それならば、Qタロウの賢者はもちろん、賢者を通して鍵番の持ち主もバレバレだったということになります。
つまり、ソウは騙された演技をしていた可能性が……
やっぱり、
あぁそういう……。
この目、本当に嫌いw 小憎たらしいw
もはや迷いの余地なく演技。
本当に騙されていたなら……本気のソウなら、まともな反論の1つや2つ飛ばしています。
それすらできないほど追い込まれているのなら、そんな窮地に立つ人がこんな顔できます?
身代をにおわせて投票を避けようとしているようにしか見えません。
……ということは、ナオの問題提起はファインプレーどころか悪手だったのかも……。いや、ナオは悪くない。
一転して、ソウへの投票でほぼ固まっていた方向性が揺らぎだします。
ソウに投票するべきじゃない、と声を上げるアリス。
アリスは本当に人の発言を鵜呑みにしますねw
ソウは、「カンナでもナオさんでも好きな方に投票していいよ」と、もはや他人事として議論を取り仕切り始めます。
いや……カンナとナオにも身代の可能性は十分にあるので、ソウと立場はイーブンじゃないですか?
高みの見物になるの早すぎない。
進展
ひきだす→Qタロウ
と言いつつも、交換した者の狙いが分からないことには可能性の探りようがなくQタロウは途方に暮れます。
確かに、他人同士の交換が可能と判明した今、いくらでも可能性は出てくるので絞るに絞れません。
ひきだす→アリス
もはやナオかカンナのどちらかを選ぶしかない、とアリスは切羽詰まっていました。
ソウのことを何を考えてるか分からないと言いますが、そういった曖昧な理由で放置し続けるのはあまり良くない気がします。
だんまりマンが一番怖いですが、幸いソウはおしゃべりマン。人となりから読み取れるものはあります。
少なくともソウがダンガンロンパの狛枝くんタイプでないことは明らか。
狛枝くんなら幸運パワーで狙って身代を引くことも、それでなおかつ勝ちきることも出来ますからw
かたやソウは頭が良いだけ。サイコパスでもないので、生死ギャンブルは避けようとする危機回避能力はまともにあると見ています。
よって市民。ただ、誰かがソウに身代を押し付けた可能性は無きにしもあらずなので、そこは危惧すべきところ。
ひきだす→ギン
思いつくのはメダルの枚数くらい、とギンは2人の違いをなんとか絞り出します。
カンナはたくさん持っていて、ナオは少ししか持っていないはずです。
となると、5回目の交換はカンナがした可能性が高くなりますが、だからといってカンナが身代を持っているとは限らないんですよね。
誰かとサラを交換させたのかもしれないので。
他人同士の交換が可能というシステムにカンナが自力で気付けるとは思えませんが、ソウと一緒にいたなら知っていてもおかしくありません。
……それにしても他人同士の交換可能システムは本当に厄介だなw 可能性が広がりすぎて脳内、取っ散らかり。
ひきだす→ケイジ
メダルの枚数を考えれば答えは出る、とだけ告げるケイジ。
やはりあの人ですかね!
とうろん
ギンの発言をストックし、
ケイジの発言に当てる。
「サラちゃんから身代を取り上げるなんてできなかったハズだ」
自力で身代を取れないとなると、他の人より身代である可能性が低くなります。
それはつまり、投票先。
周りの空気が少しずつナオに投票する流れへと変わっていく中、当の本人はそれを必死に食い止めようと声を大にして異を唱えました。
もう一度話し合いを、と懇願するナオ。
そんなナオの言葉に乗っかってきたのはソウでした。
本当かワザとかは分かりませんが、「ひとつ思い出した」と言うと……
【選択肢】
→盗まれた私のサイフ
→レコさんの遺体
レコさんの遺体ですね。
ナオがそんなことするワケない、とギンは否定しますが、一番怪しいのも事実。
サラが調べに行ったときにレコの遺体にメダルが無かった以上、誰かが奪ったのは確かなこと。
そして嘘の間をよく調べていたのは誰かというと……ナオです。
しかしこれはナオに限った話ではありません。
広い目で見れば、全員がメダルを手に入れられたということになります。
つまり、全員に身代の可能性が浮上しました。
こうなると最後の行動がカギです。
各自の行動を話し合います!
進展
ひきだす→ケイジ
ところが肝心のケイジは、その間ずっとガレキをどけていたため3人に関しては情報が0です。
ひきだす→ナオ
脱出の希望が消えたことで、立ち上がることもできなくなっていたと言うナオ。
あれ、サラさん呼びになっている……。
もちろん私はナオを応援したいし、生き残らせたい。
でも……全部正直に話していると言うわりに、階段に座っていたことしか話していないのが気がかりです。
再び階段を訪れた際、ナオの姿は見当たらなかったんですけどね……。
階段を降りてどこかへ行ってません……?
ひきだす→ソウ
「目の前にはもしもしボックスもあったよ。あはは、どう思う? サラさん」
まともに取り合うべからず。
一応、ソウのアリバイは確かです。
勝者の間は、施設の出口に行けばケイジとアリスが、階段に行けばナオやサラやギンがいる、ちょうど中間地点。
ソウが部屋を出れば誰かしらにバレますから、引きこもっていたのは間違いありません。
ひきだす→カンナ
清々しいほどのアリバイの無さ。
それ以外には何も話そうとしないため、何か隠していないかとサラが問い詰めると、カンナは一瞬にして青ざめました。
思えばあの時、サラはカンナの姿だけは一度も見かけていません。
どこにいたのか、という問いかけにも、答えたくないのか言い淀むカンナ。
まるで今ひらめいたかのようにそう答えました。
その落とし物自体は、結局見つからないまま時間切れを迎えたようです。
おそらくギンが見つけたアレですね。
それより、落とし物の話題で本題を避けた感が否めません。
ひきだす→Qタロウ
気絶していたことを悔やむQタロウ。
その時の意識が無いって本当に不利というか、自分で考えようがないですよね。人の意見を聞くしかない。
恨むなら気絶させたソウを恨もう。
ということで、一緒にソウに投票しないかい?
ひきだす→アリス
1秒たりとも休まずガレキをどけていたと証言するアリス。
証明できるのがケイジのアリバイしかないことを申し訳なく思っているのか、少し気落ちした表情を覗かせます。
ひきだす→ギン
その際に3人の姿を見かけることはなかったようです。
代わりに見つけたというのが、階段に落ちていたあのスマートフォン。
カンナの落とし物とはコレでしょう。
とうろん
ギンの発言をストックし、
カンナの発言に当てる。
落とし物とはスマートフォンかとサラが聞くと、カンナは図星をつかれたと言わんばかりに驚きました。
やはり、あのスマートフォンはカンナの落とし物でした。
サラは、どこで拾ったのかギンに詳しい説明を求めます。
ギンの証言に、焦りの色を隠せないカンナ。
そんなカンナに代わってかソウが口を開きます。
【選択肢】
→なるほど
→そうじゃない
→カンナをかばってるんですか?
その説が通るなら、スマートフォンは豆腐で出来ているか、全員難聴ってことになるがよろしいか?
時間が差し迫っていよいよ危なくなってきたからフォローに回りだしたんでしょうけど、カンナへのボロクソ扱いは誰も信じていないので、もうサッサと吐くべし。
かばっているのは分かっている!
もちろんソウは認めることなく、笑って誤魔化します。
そんなソウの余裕を、サラは冷静に跳ね除けました。
階段を上がるとき先頭を歩いていたのは、まぎれもなくソウとカンナの2人。スマホを落としたのなら、後列のみんなが気付くハズなのです。
つまり落としたタイミングは、出口まで登った後に階段を下りていく途中でしかありません。
今のソウは演技かな? 本音かな?
なんのために降り、なぜ隠そうとしたのか。
サラはカンナに答えを求めますが、
口ごもるカンナを遮って、ギンが割り込んできました。
ソウが良いように偽造した、カンナの姉からと見せかけたあのメッセージ。
それのことだろうと言いかけて、サラの目が止まります。
そこに書かれていたのは見たことのない違う文章。
これは……。
あ、ちょっと待って目から汗が。
「カンナちゃんのお姉ちゃんは既に亡くなっている……」
【選択肢】
→天国にいる姉
→サラ
サラ。
──まさか……そうなのか……カンナ……。この……『お姉ちゃん』は……。
サラは、おそるおそる確認します。
「私……なのか……?」
「えへへ……変ですよね……こんなの……。でも……カンナは……カンナにとっては……」
カンナは小さく頷きました。
しんど……。
これまでの流れを読んで、ケイジが核心を突きます。
99.9%とかでもなく、普通に100%カンナじゃないでしょうか……。
スマホのメッセージ、カンナのサラへの想い、それだけでも十分理由にはなりますが、なんといってもソウの行動に合点がいくんです。
やけにカンナに投票を集めさせようとしていたのも、すべては身代として勝たせるため。
5回目の交換後すぐにメインゲームが始まり、議論開始早々にソウはカンナを指名しているため、身代を知れるチャンスはありません。
おそらく、前もってカンナから告げられていたんじゃないでしょうか。最後までサラが身代のままなら、文字通り自分がサラの身代わりになる、とでも。
だからソウはそれを避けるために、本気で脱出に向けて取り組んでいたし、役職カードへのハッキングを考えるほどギリギリまで奮闘していた。
しかし間に合わず……。
ソウがそこまでカンナに尽力する理由だけがただただ分かりません。
仮にカンナが身代で勝利したとしても、きっと脱出相手に選ぶのはソウではなくサラです。それはソウだって気付いているはず。
自分の命を捨ててでもカンナを生き残らせたい何かがあるんでしょうけど……その辺はサッパリ分かりません。
──ありえない……。いや、あっちゃダメなんだ……。否定してくれ……カンナ……!!
「そんなの全然……」
うわァァァ……ソウが妹を守る健気なお兄ちゃんに見えてきた……。
なぜその優しさをサラには1mmも分けてくれない……。サラは悲しいよ。
ソウの制止も聞かず、
「もう真実は……隠せませんね……」
この場にいる誰もがカンナの行動に衝撃を受けました。
死にたくないから押し付ける身代を、死なせたくないから受け取った。
なかなかできることではありません。
交換した瞬間からずっと怖かったでしょうに。それは今なお同じ。
今回、いつも以上に寡黙に見えましたが、それもそのはず。議論に身が入るワケがないです。
「だからカンナちゃんへ投票させようとしていた。それしか、カンナちゃんの生きる道はないから……」
察せるくらいカンナのサラに対する思いが分かっているのなら、なぜそのサラに身代を送るのかという疑問が。
抑制が効かないほどサラに恨み辛みでも募らせているんでしょうか。こわい。逃げなきゃ。
ケイジに反論しようとしたソウを遮り、珍しくカンナが声を張ってその場を止めました。
それはソウすらも疑問符を浮かべる発言でした。
第二章後編Part21(Aルート)はここまで
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