話がごっちゃになるのが嫌なので先に選んだ「名声」を終わらせてから他のストーリーに移ろうと思っていたのですが、3章のボスでボッコボコにされましたw
というか連戦だなんて聞いてない! ずるい!
推奨通りのLv20かつ現時点で買える最高レベルの装備を整えて行きましたが、とても推奨とは思えないボコられっぷり。
困ったので「名声」はいったんお休みし、レベル上げを兼ねて「富」と「権力」のストーリーを先に進めることにしました。
そしてすべてのストーリーがボス戦手前まで辿り着いたので、いざ、ボス戦へ……!
ストーリー感想はこちらから飛べます。
各3章のボス戦
PTなど
すべての武器弱点に対応できるよう武器別で組んだまま今に至るPTです。
☆3が弱いのは承知の上ですが、かといってガチャを引くタイミングもよく分からず困っています。
いったん「名声」をお休みして「富」と「権力」のストーリーを進めていったのは正解でした。そこで拾った素材のおかげで、鍛冶屋で買える装備がランクアップしたので。
Lv23武器についてはあんまり覚えてないですが、町の人からねだるor買い取りorシンボルモンスターが守る宝箱から入手のどれかです。
強めの武器は大抵その方法で手に入れています。
どこのボスから行こうかなと迷いましたが、まずけちょんけちょんにされたアーギュストは最後に〆ることにしたので後回し。
そしてちょうどそのとき居た場所がエンバーグロウ。
ということで「権力」から行くことにしました!
【権力】3章ボス
vsタイタス
恐怖(BP使用不可&貯め不可)を打ってくるくらいで特に強敵感はナシ。
vsタイタス(第二形態)
そのままちょっと強くなったタイタスといった感じ。
とにかくBP貯め阻止ばかりしてきますが、大技の前兆でブレイクするとご丁寧にBPを返してくれるので後はもうボーナスタイム。
結構余裕が持てるボスでした。
【富】3章ボス
vsヘルミニア
女執事を倒してからのヘルミニア。
SP汚染(いわゆるスリップ)がうっとおしいですが、苦戦するほどでもない程度。
vsヘルミニア(第二形態)
SP減少つらみ!!!
しかもシールドが17もあって削るのがしんどいのなんの。
終盤あたりでボロボロになったPTを、温存しておいたミロードのおかげで立て直せました。イケメン様ありがとう。
そんなミロードも後衛が死んだので交代させることができなくなり、無事SP死亡となりました。
しかしその頃にはヘルミニア(第二形態)のHPもごくわずか!
SPが無いならBPで素殴りすればいいじゃない。
ということで、ゴリ押しゴールです。
一番きつく感じたボスでした。
【名声】3章ボス
vsアーギュスト
リベンジだ! アーギュストォォォ!
さすがに育成しただけあって、初戦よりは安定して戦えました。
死の宣告(6ターン)は回ってくるより先に、なんだかんだでブレイクして解除していたのであまり脅威ではなかったですね。
それよりも厄介なのは、弱点以外の耐性アップ(全1ダメージ)の方。
vsアーギュスト(第二形態)
こちらもシールド15と多め。
そして死の宣告(4ターン)にグレードアップ!
あとは何されたかよく分からないくらいいろんな攻撃をしてくるので、よく分からないまま対応していましたw
もっとうまくブレイクしていたらもう少し早めに倒せた感はあります。というかアシランは死なずに済んだだろう……。
アシランはかなり瀕死だったんですけど、アーギュスト(第二形態)もトドメできそうなくらい瀕死だったので、回復するより総力上げて叩いた方が良いなと判断したら……
画像のとおりミリで生き残られてw
そのせいでターン終了となりアシランが毒死してしまいました。
すまないアシラン……あのまま倒せてさえいれば……!
すべてはアーギュストが悪い。
各3章までのストーリー感想
ストーリーの評価は、
名声>>>>>富>>>>>>>>>>権力
「名声」が特にすごい。
「富」は終盤で盛り返した。
「権力」はなんか雑。
雑っぽい「権力」
まず一言。
ヴェルノートが受け付けない。
それに加えて「権力」だけやたらと雑っぽさが目に付きました。
ゆえに私の中では評価が低めのストーリー。
以下、(主にヴェルノートに対して)辛辣です。
「私は逃げます」発言
これが結構効きましたねぇ……。
たくさんの人を死なせる薬を作ってしまった自覚もあれば、悪用されている事実も知っている。
けれど自分ではどうにもできないからと投げっぱ宣言。
( ゚д゚)ハ? ←まさにこんな顔に
言い方も良くなかったですね。
もっとこう追い詰められている感でもあれば同情の余地もあったんですが、ヴェルノートのあの口ぶりだと開き直っている感しかしません。
投げっぱ宣言している暇があるならさっさと逃げればいいのに、と悪態をつきたくなりましたw
崖から落ちたリンユウを死んだと決めつけて勝手に絶望
幻覚見るくらい好きならまず探しに行けよ!
と、リンユウの生存が判明する前からず~っとモヤモヤしていました。
でもそれ以上にあの崖から落ちて大怪我のひとつもしていないリンユウの体はどうなってんのw
熱を出して大変な目に遭った感は出していますが、むしろそれだけで済んでいるリアリティの無さに「いや、熱て」と思わずツッコんじゃいましたよw
もはや鉄の体を持つ女にしか見えない。
タイタスへの復讐に目覚めるが一般人も巻き込む
目の前で父親がバケモノ化してしまった女の子に詫びよ。
といってもそれすらどうでもいいくらい自暴自棄になっていたんでしょうけど、復讐に他人を巻き込むなとしか言えません。
特に緋晶薬の製作者ならタイタスのみに焦点を絞った復讐方法なんて考えようあるでしょうに。
事実、偽の血清を飲ませることに成功しているわけですし。
本当に女の子に詫びて欲しい。
最後まで自分勝手
最初は、復讐を遂げてリンユウのもとへ……という理由で死のうとして。
リンユウの生存判明後は、事の重大さを理解しての罪滅ぼしによる理由で死のうとして。
死がなんでも解決してくれるとでも思っていそうなくらい簡単に死を選びます。
死んだと思っていた恋人が生きていて「(ずっと)一緒にいよう」って言ってくれている気持ちもガン無視。
「死が私たちを分かつまで(もうすぐ死ぬつもりだけどそれまで一緒にいよう)」程度で一緒にいる約束をしてしまう浅はかさ。
あれは本当に良くない。残されたほうは裏切られた気分になります。約束という形で期待値を上げてしまう分、余計にたちが悪いです。
それもこれもやはり死に方がよろしくなかったことに尽きるでしょう。
やむなくタイタスに殺されたなどであれば上記のことも美談になりますが、ヴェルノートがやったことはほぼ自殺ですからね。
わざとタイタスに歩み寄って煽り、自分を斬るよう誘導しています。
斬られた直後の、
「これでやっと、全て終わる。"罪人"は皆、居なくなる」
という言葉がすべてを物語っています。
確かに死んで償うしかないレベルのことをしでかしてしまっていますが、それにしては無駄な死に方すぎて同情も何も湧きません。
自分で自分に手をかけることもできない。遠回しに殺してもらおうとする他人頼り。
タイタスに立ち向かって返り討ちに遭ったユルゲンのほうがよっぽど男らしいです。
あんな死に方をするくらいなら、「罪を背負って生きる」と決めた後で、緋晶薬の被害者遺族による復讐で死んだ方がしっくりしました。
目の前で父親がバケモノ化してしまった女の子による復讐劇なんてのも良かったかもしれない。
タイタスとユルゲンがかわいそう
ヴェルノートが悪目立ちするために影が薄くなってしまったタイタス。
威圧感も存在感もばっちりあるはずなのに、「権力ってどんなストーリーだった?」と聞かれても「タイタスが~」とはならない。
真っ先に出てくるのが「ヴェルノートが~」です。
ボスなのに……ほとんど空気みたいなボスでした。かわいそう。
ユルゲンは本当に普通にかわいそうでした。
ちょくちょくバトルを吹っかけてきてウザかったですけどw
一番同情できるヤツ。
涙なしでは見られない「富」
最初のほうは可もなく不可もなくといった内容でしたが、最後の最後で涙腺ダム決壊な展開が待ち受けていました。
富による裏切りがメインのお話かなと思っていたので、仲間のうち誰かしらは裏切るだろうなと予想していたものですが……
まさにその思考こそ裏切られました。
ティツィアーノォォォォォ
あんな状態になるまで苦痛と粉を耐え忍び続けたティツィアーノ……。
決して仲間を売らなかったティツィアーノ……。
ウアアァァァァァァァァ
(ノシ ;Д;)ノシ バンバンバンッ
あそこまで廃人になったなら「もう要りませんわ」とか言って階段から蹴落として返してくれるのかと思っていたら、まさかのトドメ&突き飛ばし。
階段から蹴落とすどころか階下に直接落とすなんて!!
死の間際、最後の力を振り絞っていつもの合言葉を残したティツィアーノは漢の中の漢でした。
カッティーナ……!
※ カッティーナとはおそらくイタリア語のcatena(鎖)が由来で、いわゆる絆を表すための合言葉だと思われます。
今思い出しても泣けてしまう……。
ソニアの裏切りとか、「そういえばそんなのあったな……」となるくらいには掻き消えました。
「富」の主役はティツィアーノです。
マーヴェラスな「名声」
このストーリーは本当に素晴らしかったです。
大どんでん返しが2回もある!
実の子供を捨ててまで選ぶほどの魅力がアーギュストのどこにあるのかだけ終始理解できませんでしたが、そういう世界なんだと自分に言い聞かせることで一応納得していましたw
それよりもやはり、アーギュストとシュワルツのトリックが秀でていましたね。
すっかり騙されました。
シュワルツのことは、実はアーギュスト信者だったというオチかなと読んでいたんですよね。
それがまさかアーギュストの変装だったとは。
驚く一方でアーギュスト役の演者のすごさよ。人も殺しているし、自分の死すら組み込まれた劇を迷いなくこなす忠誠心……。
大役を任せられて光栄とすら思っていそうです。よほど心酔しきった信者だったんでしょう。
肝心のシュワルツについては、アーギュストが「知人」と説明したことから、実際に知人に起きたことを今までアーギュストが演じていたものだと解釈しました。
ただ、大劇場舞台地下で見つけた「誰かの手記」とアーギュストいわく「ゲップのようなもの」からして、並々ならぬシュワルツを殺して(拷問して)いそう感もあり……。
そんなおぞましさ残るままアーギュストは死に、「名声おもしろかったな〜」なんて思いながら後日談ストーリーを見ていたら……
まさかのここからが真相という衝撃……!
「知人」だなんて言っておいて、そもそもシュワルツなんて人物は存在していなかった事実に驚きました。
いや、存在してはいたんですけど別の人物として存在していなかったことに。
シュワルツそのものがアーギュストの過去だったなんて誰が気付けるでしょうか……。
自分のエグい過去を自分で再現する。狂気過ぎますね。
しかしながら、トチ狂ったイカレ野郎(褒め言葉)にしか見えなかったアーギュストも、人生を狂わされた1人なんだと思うと悲しくなってくるものです。
今思えば、「誰かの手記」からの「ゲップのようなもの」でアーギュストもヒントを出してくれていましたね。
本当にゲップのように思わず出てしまっただけなんでしょうけれど。
【誰かの手記】
「誰か 助けてくれ ヤツはまた誰か殺す気だ 頼む、誰か ……殺してくれ…………!」
最初に目にする時点では、手に負えないアーギュストへの切望をつづった復讐者シュワルツの手記に見えます。
しかし真実は、
【ゲップのようなもの】
「助けて……殺して……くれ……俺を殺してくれッ……!!」
シュワルツは自分を殺して欲しかった。アーギュストでもある自分を。
手記を残すことで誰かに止めてもらいたかった。
その積み重なった思いがゲップのようなものとして表れたんでしょうね。
やるせない……。
「名声」は文句のつけようがないほど本当にマーヴェラスなストーリーでした。
キャラクターとしての個性も飛び抜けてマーヴェラスです。
私にアーギュスト要素が少しでもあったなら、両手をファッサァ……と掲げて
と、称賛していたことでしょう。
ソシャゲ界の異端児
オクトラの、ソシャゲなのにほとんどコンシューマゲームをしているのと変わらない感覚で遊べる解放感は最高ですね。
スタミナとかフレンドとかレイドとか連続ログインボーナスといったものに縛られない自由さ。
それでいてストーリーもしっかりコンシューマレベルなんですから本当に他とは一線を画すソシャゲです。
サブストーリーはソシャゲだからと手を抜かれている感ありますけどw
唯一のソシャゲ要素であるキャラガチャも、持っていないとメインストーリーをクリアできないような人権キャラはいないので今のところ安心できます。
それでもどうしてもガチャが嫌であれば、コンシューマ版を買うという手もありますしね。
やはりソシャゲ要素を捨てれば捨てるほど、ゲームそのものの楽しさが出てくるものだと再認識しました。
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