いよいよ追い詰められてきた権力編第3章です。
3章
オルサ島に向かって大量のガ・ロハ軍が!
リーヴェン・アルティニア軍が壊滅し、無防備となった隙に続々と流れ込もうとしていました。
それを察知した指輪を守る一族たちは、
聖火の力でオルサ島にバリアを張って抵抗します。
それを見るやいなや、
大砲を撃ち込んで破壊に取りかかるガ・ロハ軍。
二者の間で一進一退の攻防が繰り広げられることになりました。
……まさかの大砲という原始的な手法にビックリ。しかも意外と効いている。
突破されるのも時間の問題かもしれません。
その頃、旅団一行は……
オルサ島の援軍に向かうための出撃準備をしていました。
エルトリクスとはリプルタイドの港で落ち合うこととなり、一旦ここでお別れ。
旅団一行も動き出そうとしたとき、レブラントがクラウザーを呼び止めました。
やはり過去に一度、アラウネに刃を向けた事実が気がかりなようです。
大戦を前にそのあたりの胸のつっかえをスッキリさせておきたいのでしょう。本当に信用に値するのかどうかを。
しかしクラウザー自身は、信じるも信じないもご自由に、というスタンス。
元エドラスの将軍を簡単に殺せるのなら、レブラントもここまで悩まなくて済んだのでしょうが……。
アラウネは信じる方向性でいますが、これ以上2人の距離が縮まることはなく。
ひとまずこちらの内戦問題は置いておき、これから始まる大戦へと思考を切り替えます。
リプルタイドの港に着くと、すでにエルトリクスが待っていました。
船に乗せてもらい、いざオルサ島の防衛に出発します。
その頃、オルサ島は──
幾度となく撃ち込まれる砲弾によって、バリアに亀裂が生じ始めていました。
急がなくては!
道中に散在するガ・ロハ軍を倒しつつ、タトゥロックのいる母船へと向かって船を進めます。
ところが、
倒しても倒しても湧いてくるガ・ロハ軍。
大量の敵を前に、エルトリクスが率先して敵の引きつけ役を買って出ます。
両者バッチバチ。
ガ・ロハ軍の船の周りには敵の乗った小船も多く浮いています。
その中の1艘に、
不審な影が。
ここにきて第3勢力?!
この白フードが一体どう絡んでくるのか気になりますが、今はそれどころではありません。
エルトリクス率いるグランポート軍も奮戦してはいるのですが、いかんせん無尽蔵に湧く敵が相手となれば不利というもの。
徐々に劣勢へと追い込まれていきます。
このままでは厳しい……そんな状況に陥ったとき、
新たな船がわんさか登場!
誰だ? と思ったら、
真打ちキター!!!
ご無事だったんですねソロン王!
それどころか隣にはウォルド王国の王オスレッド二世の姿も。どうやら協力を得られたようです。
当然お高い貸しがつくわけですが、そういったことはソロン王がなんとかしてくれるみたいなので(さすが賢王!)お任せするとして。
増援で士気も上がり、味方は勢いづきます。
しかし、
なんとも余裕綽々なタトゥロック。
こちらが増援すれば敵もさらに増援する始末。結局、再び劣勢に追い込まれてしまいました。
形勢逆転するの早すぎない……。
策を講じるクラウザーは、こんな時マフレズならどうするか、と考えにふけります。
そして導き出された答えが、「敵の将を直接叩く」というものでした。
回りくどいことをしてもジリ貧なのでボスに突っ込めということですね。分かります。
……が、正直タトゥロックに勝てる気がしません。
人の生気を吸い取ってパワーアップしちゃうような異人にどうやって勝つというの……コワイヨ。
そんな弱音など許してはくれない厳しい世界なので、渋々言われたとおりボスに突撃するとします。
とはいえ母船までの道中で、ある程度のガ・ロハ軍との戦闘は避けられないわけで。
それを退けるべく、レブラントとクラウザーは共闘してアラウネを守ります。
すると2人にある変化が。
命を懸けて女王を守る者同士、ようやくお互いがその覚悟を認め合いました。
やはり腕のある者というのは言葉より行動で語るほうが早いですね。クラウザーみたいなタイプは特に。
これで内戦問題は解決!
一方その頃、別の場所では──
第3勢力かと思われた白フードが、ガ・ロハ軍の船で何やらコソコソとしていました。
実はその正体は……
生き残りのリーヴェン兵だった!!!
シフロ大河の攻防で敗北を喫したリーヴェンは、多くの犠牲を払いながらも少数を生かしていたのでした。
ガ・ロハ軍に紛れ込むことによって。
木を隠すなら森の中、大国の利を逆手に取ったわけですね。
そうして生き残ったギメル率いる兵たちは、白フードをかぶり敵の船にコッソリ侵入。
積まれた荷物に油を仕込んでいたようです。
気付かれた以上、戦闘は避けられません。
とはいえ相手は5人。兵長なだけあってギメルさんも強く、ささっと蹴散らして逃げられそう。
……と思ったのも束の間。
来るわ来るわ増援の嵐。
引き連れてきた4人の兵も、ひとり、またひとりと地に伏してしまいました。
なんでこんなに来るんだと思ったら、見つかったときに応援を呼びに行ったヤツがいますね……。
よく見れば相手が5人っておかしい。最初は6人いたのに。
出入り口はガ・ロハ軍の背後。
もはや逃げ場などどこにもありません。
……もとより、逃げる気など初めから無かったのでしょう。
おいまてやめ
タトゥロックの乗った船は爆発し、燃え上がりました。
大穴の空いた部分が、その衝撃を物語ります。
その様子を見届けるは1艘の船。
やはり生きていました。
こういうとき、王の立場は本当にやりきれないでしょうね……。
しかし悲しみに暮れている暇もありません。
リシャールの呼び掛けを受け、旅団一行は共にタトゥロックの船に乗り込みます。
爆発の混乱に紛れて、ちょっと通りますよ……と。
ナンダッテー!!
乗り込んで早々にペラギアのお出迎えです。
道を開けてもらうことにします。
弱点・シールド隠し+弱点ルーレットというオクトラシステム全否定ゲー第2弾。
残りシールド数とか訳がわからなくなってきて、もうほとんど勘でやっていましたね……。
SP削られるしオーラは止められないしで後半ボコボコにされましたが、なんとか勝ち切りました。
やっと倒した……と思ったら、まだ余力は残っていたらしいペラギア。
なんと最終手段としてアラウネもろとも道連れにしようと怪しい光を放ち始めました。
それを阻止すべくレブラントがペラギアに掴みかかり──
次の瞬間、光が爆発。
眩しさで閉じた目を開いたときには、ひとり横たわるレブラントの姿が……。
どうして……。
くっ、私がバトル時にしっかりトドメを刺しておけばこんなことには……! すまないレブラント……!
せっかくクラウザーと分かり合えたばかりなのに、ここで退場とは本当に残念です。いいペアになりそうだったのに……。
レブラントの遺志はクラウザーが継いでくれるでしょう。
どうか安らかに。
オルサ島を守ってきたバリアも、ここにきて遂に破壊されてしまいます。
もう後がありません。やるべきことは1つ。
タトゥロックの撃破あるのみ!
圧倒的な力による支配。それこそが世の最たる美であり、タトゥロックの求めているもの。
であれば、旅団が一番美しいということを知らしめてやりましょう!
ガチガチの対策PT。
授けし者3章から、弱点をつけるのが前提みたいな難易度になってきているので、初見チャレンジは諦めました。
適当なPTで行っても死ぬか長期戦化するかのどちらかで手間でしかないですし……。
弱点だけガッツリ調べて、主に2戦目を見据えて組みました。
武器はティティ、トレサ、カルドナがベルセルクⅣ。
ソフィア、サイラスがアトラスⅣ。
モルルッソがインフェルノⅢ(特に意味無し)。
他オリジンⅢ。
防具は全員インフェルノ。
全員Lv90以上。ヴィオラとトレサが1凸しているくらい。
たま〜に魅了されるのが厄介なくらいで、特に困ることは無かったですね。オーラ攻撃もまともに喰らいましたけど、大したことは無かった印象。
倒すと指輪の力でパワーアップしたタトゥロックと再びバトルです。
タコロック。
魅了って、てっきりコンフュ(混乱)のことかと思っていたんですが、どうやら100%同士討ちなんですね。
ランダムで敵にも攻撃してくれるのを期待して前衛に出しっ放しにしていましたけど、醜い殴り合いしか起きませんでした。
よくよく考えてもみれば「魅了」ですもんね。タトゥロックに心酔している状態なわけですから、それは攻撃するはずが無いよな……と。
麻痺が刺されば魅了の回数も減らせそうで期待していたのですが、ティティもギルデロイも無効化されているのかというくらい、まったく入りませんでした。
ただでさえティティは他の仕事で忙しく、頼みのギルデロイはタトゥロックに気に入られて魅了されまくり。
結局一度も麻痺らせることなく終わりました。麻痺なんてなかった、いいね?
トータルで見るとオスカより戦いやすかったです。なんならペラギアのほうがよっぽどボコされましたし……。
ストーリー上でものすご〜く強そうに見えたため、ハードルを高く感じすぎていたのかもしれません。ちょっと肩透かしでした。
なんと潔い。
やっぱり大物というのは覚悟があってカッコイイですね。無駄に足掻こうとしない。
ペラギアさん、聞こえてる?
世は強者のみが拓くものであると考えるタトゥロックにとって、旅団に負けた自分は非力な存在に成り下がりました。
ゆえに死をも覚悟しているのですが、
アラウネが認めるわけもなく。
クラウザーが「慈悲は無用」と助言しても断固として拒絶します。
なぜならタトゥロックを処分することは、いつかの暴君と同じ道を辿ることになる、という考えがあるから。
タトゥロックは兵士たちによって連行されます。
男兵士に対する盛大な拒絶反応。
男から魂を吸い取りまくっていたので男好きなのかと思っていましたが、このタトゥロックの最後のセリフからするに真逆っぽいですね。
むしろ嫌いだから魂を抜き取っていたし、自分が回復するための餌くらいにしか見ていなかったのかもしれません。
男を一貫して「雄」呼ばわりしていたのも、男に対する蔑視、嫌悪、拒絶があったからだとすると、妙に納得できます。
さて、危機は去り、ようやく落ち着けるようになりました。
MVPな旅団は、アラウネから大陸の覇者認定をいただきました。
朝日が眩しいぜ。
後日──
クラウザーが重臣になっている!
アラウネが調印式に来て欲しがっているとかで、それを伝えに来てくれました。
しかしその伝言役のような役回りにあまり納得はいっていないようで、軽くぼやくクラウザー。
今は重臣だからね。仕方ないね。
レブラントのこなしていた激務の引き継ぎ、ファイト!
ようやく結ばれた3国の和平調印式。
旅団も大陸の覇者になりましたし、ゲームクリア感がすごい。
その後、
バルコニーで何かを見つけるアラウネ。
権力を授けし者 完
バルジェロに届いた手紙がアラウネにも!
ということは名声でも誰か受け取るのでしょうか? 名声で受け取りそうなキャラというと……サザントス?
手紙の共通点が気になるところです。
今回の権力編はストーリーが王道でした。
強大な敵が現れ、倒す。敵もただ力を求めているだけ。
名声も富も複雑なので、シンプルな権力は箸休めになって良かったです。
ただ、オスカに続いて下品な言葉が目立ったのはマイナスでした。
最後のを見る感じ、タトゥロックに関しては訳ありと思えなくもないのですが……。
興醒めしてしまうので控えて欲しかったですね。
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