あっという間の全てを授けし者第6章前編です。
6章前編
浄化したとことで死者の念は消え去り、奥へと進めるようになりました。
そこでみんなが頼りにしているのが、ほかでもない大罪人のタトゥロック。
相当、タトゥラッシュとしての鼻が買われているようです。
処刑目前までいった大罪人にあまりにも依存しすぎて、もはやタトゥロックがいなかったら君たちどうしていたんだと問いかけたい。
処刑ルートあるいは同行拒否ルートの世界線だとオルステラ滅んでいそう。
幸いにもこの世界線では処刑を回避し、退屈嫌いなおかげで快く同行してくれるタトゥロック姐さん。
8割くらいはバルジェロというお気に入りのおかげな気がする。
そんなバルジェロからは「近いぞ」と相変わらずの塩対応。
しかしそれすらもタトゥロックは楽しんでいるようです。反抗的な相手のほうが好きそうですしね。
そんな仲睦まじい(?)様子を傍から見ていたアラウネは、タトゥロックに変化を感じ取っていました。
……そうですかね?
捕虜の身だから大人しめであり、退屈しのぎになるから協力してくれているだけで、本質は変わっていないように見えますが……。
そもそもここに至るまでの間に変わるほどのキッカケなんてありましたっけ。それこそバルジェロを気に入ったくらいしか出来事らしい出来事も無かったような。
急に「タトゥロックは改心して良い人になってきているよ」感を押し付けられていると感じるくらいにはゲーム内キャラとの思考が乖離している……そんな気がします。
アラウネの立場からすれば信じるしかないですよね。
ドニエスク民に我慢を強いてまで自らの理想のために生かしたのですから、あとになって「間違っていました」では済まない話。
しかも生かしただけではなく、いつでも逃げられそうな野放し状態に置いているというのがまた責任重大です。
これでタトゥロックの気が変わって1人でも殺そうものなら、アラウネの信用はドン底まっしぐら間違いなし。
そんなことはいいとして。
さっさと奥に進みます。
恒例の黒い霧。
すぐ横にある道に、
亡者の兵士がいるので倒すと黒い霧が晴れます。
強さはその辺のシンボルエネミー程度ですね。
倒し終えると、この場所でちょっとしたイベントが発生します。
ちょくちょくあるアラウネとリシャールの絡み。
なにやら告白でもしそうな雰囲気とともに、立派な死亡フラグが立ちました。
晴れた黒い霧の先を進んで行くと、
ヘルミニアに仕える女執事さんが待ち構えていました。
招待状とはなんぞや? と思っている間もなく、そのままバトル突入という孔明の罠。
警告も無ければ話しかけたら強制バトルなんてひどい。
最近こういう手法が増えましたね。宝箱に寄ったらmobが湧いて強制バトルしかり。
フィールドなんて素材集めPTで突っ切るものなのに、こういうことをやられると非常にめんどくさいだけなので本当にやめて欲しい。
さぞ強いのかと思いきや案外そうでもなかった。
女執事を倒すと、
道を塞いでいたモヤモヤが晴れて通れるようになりました(先に女執事のところに来たのでこの時初めてモヤモヤがあったことを知る)。
その道の先には、お屋敷のようなものが見えます。
中に入ると……
懐かしきパーティー会場!
辺獄で現世を再現するとはヘルミニアもなかなかですな。
それほどまでに強き魂とは辺獄の空間すら捻じ曲げてしまうのだそう。
そうこうしているとご本人の登場です。
そうか、完全にヘルミニアをしばきに来たつもりでしたが、目的は最奥のサザントスでしたっけ。
であれば、相手が通してさえくれれば道中は素通りでいいんですね。通してさえくれれば。
どうでしょう、ヘルミニアさん。ちょっと通らせてもらえませんかね?
通行料を要求されてしまった。
しかも「身悶えするほどの富」という通す気なんてサラサラ無い要求でした。
それもそのはず。
実は「ある御方」とやらに、選ばれし者たちが来たら通すな、と言われていたようです。
ヘルミニアが他人の命令に素直に従っているのも意外ですが、蘇らせたサザントスが絶対的な存在になるっぽいので抗えないのでしょうね。
すんごく怒らせちゃった。
やはりプライドとしては言いなりになっている自分を良しとしてはいないのでしょう。
バルジェロにガッツリ痛いところを突かれて発狂したことでヘルミニアにスイッチが入りました。
富だ、話し合いだ、なんて詮無きことよ。
結局最後は拳がモノを言う!
というわけで呪将ヘルミニアとのバトルです。
相変わらずオクトラ覇者で一番嫌いなボス。
SPを奪うのはヤメロォ!!
パッと出た表示が「後衛時SPダメージ」に見えて、前後衛を入れ替えまくっていたらヒドいことになりました。
あまりにもとんでもなくSPが減っていくので、キツすぎない……? と思い、ステータス確認をしたら「後衛移動時SPダメージ」だったと判明。
SPダメージを受けるのは、むしろ前衛だったという恐ろしい話。しかも移動しなければそもそもダメージを受けることもない……。
気付いたときにはすでにヘルミニアは赤ゲージ。バトルも終盤だったという恐怖の物語である。
本当にSPギリギリのタイミングで倒せたので本当に良かった。本当に本当に良かった。
SPを奪うやつは許さない、絶対にだ。
呪将ヘルミニアは消滅し、通行料無しで通れるようになりました。ヤッタネ!
その先には、
なにやら1冊の手記が落ちていました。
ファラメ?
サザントスの母親、ママントスの名前っぽいですね。
最後の「あなたたちを見守っています」とは、サザントスと他の誰を指しているのか気になります。
手記を読み終えたところで、
前編終了。
このイラストの人がファラメでしょうか?
状況がまるでよく分かりません。
6章前編はここまで
さきほどのパーティー会場ですが、呪将ヘルミニアを倒したあとはフィールドコマンドができるNPCが出現します。
そのNPCにヘルミニアの姉2人がおり、なかなか興味深い事実が知れました。
ろくでもない強欲三姉妹。
血は争えない。
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