【オクトラ覇者】名声を授けし者 2章クリア【感想/ネタバレ】

名声を授けし者 2章

全員が怪しく見えて仕方ない疑心暗鬼に陥る名声編第2章です。

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2章

ユリウスへの報告を済ませたのち、写本の切れ端について調べるため大陸一の王立図書館があるアトラスダムへやってきました。

さっそく司書に写本の切れ端を見てもらったところ、

古代ホルンブルグ語
どうやら古代ホルンブルグ語というもので、

”天を目指す英雄は
翼をもがれ、灰となる”

と書かれてあることが判明しました。

この一節と同じ言葉が書かれた本を他にも3冊知っているとのことでしたが、うち2冊は残念ながら貸出中。

そこをなんとか、と頼み込むと、本の回収をしてくれるのならという条件付きで許可が下りました。

貸し出されているのは、「3つの炎」という本と「聖者オディプス伝」という本。

前者はイヴォン学長が、後者はメアリー王女が借りています。

ただ、聞くによるとイヴォン学長は期限が過ぎているというのになかなか返却せず司書を困らせている手強い人物だそうで……。

厄介そうなのは後回し。ということで、まずはメアリー王女から回収しに行きます。

その間、最後の1冊「禁忌の夜」は司書が探しておいてくれるみたいです。

メアリー王女から回収
タイミングが良かったようで、あっさりと回収できました。

この本は、かつて罪人だったオディプスが聖火の導きによって聖人となり、聖火教会の初代教皇となるまでの壮大な人生が描かれているようです。

メアリー王女は、この本をおもしろいと評する一方で、少し不思議だとも言い表しました。

一般的な伝記だと、その人の最期……亡くなるまでが描かれているものですが、この本には聖者オディプスの死が記されていません。

ただ「禁忌の夜」という言葉が謎のように残されているだけ。

「禁忌の夜」というと、ちょうど今、司書に探してもらっている本のタイトルと同じですね。

おそらく「聖者オディプス伝」は「禁忌の夜」の前日譚にあたるのでしょう。

そこまで情報を得たところで、次はイヴォン学長のところへ向かいます。

”聖者オディプス伝”

聖者オディプスは
かつて罪人であった

聖者グラキアの啓示を受け
神の道を進むこととなったのだ

夢の中で、罪人オディプスは
グラキアに師事し
数々の世の理を学んだ

そして、最後に――

聖者グラキアは
オディプスに”聖火”に
触れるよう命じた
オディプスは炎に焼かれることを
恐れ、身をすくませていたが――

奇跡が起こった

聖火はオディプスの
”罪”や”欲”、”恨み”などの
忌まわしきものだけを燃やし

彼の肉体には火傷ひとつの
影響も与えなかったのだ

かくして、罪人オディプスは
聖者となったのである

しかし……

”天を目指す英雄は
翼をもがれ、灰となる”

まさかあのような”禁忌の夜”を
迎えることになってしまうとは……

手強いイヴォン学長
これは手強い。

学長である自分をそんな規則で縛るな、と言い出す傲慢っぷりです。司書の手に負えないのも無理ない話。

普通の人ならこうやって一蹴されて終わりなのでしょう。

が!

ここには聖火守指長サザントスさまがおられるのである!

聖火守指長にビビるイヴォン学長
どうやらこのイヴォン学長、聖火守指長という立場にビビりにビビッておいでです。

言うならば、「別に何も悪いことはしていないけれど警察に呼び止められたらドキッとする」あの現象に似ているのかもしれません。

そんな聖火守指長さまに「学長だからこそ率先して規則を守るべきではないのか?」と詰められてしまえば、もうたじたじ。

打って変わって「本の返却は任せる」と、あっさり解決しました。

聖火守指長つよい。


確か借りていたのは「3つの炎」というタイトルでしたね。

イヴォン学長は、その本の内容を初歩の初歩だと評します。

聖火と、普通の火、そして黒き炎。

これらは本質的には同じものだという分かりきったことを長々と書いてあるだけにすぎないと吐き捨てました。

”3つの炎”

”聖火”は、青き光を放つ

闇を焼き払い
悪しきものを浄化する炎だ

我々が使う”火”は赤き光を放つ

闇を照らし、人間に暖を与えるが
同時に、恐ろしい破壊の力をも
秘めている

そして”聖火”の対極あるもの
それが、”黒呪炎”だ

”黒呪炎”は、黒き光を放ち――

ただ、強大な破壊の力だけを持つ
人に恵みを与えない

水、氷、霧……
この3つが
実は同じものであるように

3つの炎もまた、”原初の炎”が
その姿を変えたもの

人の心が”完全なる闇”に染まれば
”聖火”すら”黒呪炎”と変わるであろう

”天を目指す英雄は
翼をもがれ、灰となる”

ゆめゆめ忘るることなかれ

2冊とも回収し終えたので図書室へと戻ってきました。

禁忌の夜
見つけておいてくれました! GJ!

なんとこの「禁忌の夜」、特別な書庫に保管されていました。

そこは、学院が貴重な本や世に禁じられた本を集め保管している場所。

当然、一般NGなのですが、今回は教皇の遣いということで特別に閲覧の許可が下りたようです。

早速、中身を拝見します。

”禁忌の夜”

聖者グラキアの死後、
その教えは大陸中に広まってゆき
各地に聖火教会が建てられた

それから200年後……
点在する聖火教会をひとつにまとめるため
聖者オディプスが初代教皇となった

グラキアの啓示を受け
聖者となった男である

オディプスには、絵の才能があった

このため、文字の読めない者たちにも
聖者グラキアの教えを
分かりやすく伝えることができた

彼は誰もが聖火を扱えるよう
”採火燈”を作り出した

そして聖火を各地に灯して回った
それが、最初の式年奉火だ――

聖人となった彼を多くの者が讃え
ひざまずいた

しかし、かしずく信者たちを見るうちに
ある感情が生まれた

――”欲”だ

彼は、師であった聖者グラキアを越える
”奇跡”を起こし
自らが人知を超えた存在であることを
証明しようと考え始めたのだ

そして、式年奉火の18年後――
各地の聖火の力が弱まった頃を見計らい
”採火燈”で”原初の炎”を奪った

聖なる炎と禁忌の儀式を用い
自らが神の力を手に入れようとしたのだ

だが……

”天を目指す英雄は
翼をもがれ、灰となる”

――欲に塗れたオディプスは
黒き炎に焼かれてしまう

彼には足りなかったのだ
神の指輪と、聖なる血が――


所詮、罪人は罪人だ、みたいなお話ですね。

ここでサザントスが話をまとめてくれます。

オディプスは採火燈を使って聖火を盗み、聖火は黒色に染まりました。オディプスの悪しき感情が聖火を黒呪炎に変えたのでしょう。

かくしてオディプスは灰になりましたが、灰にならない方法があります。

それが、神の指輪と聖なる血。

これがあれば黒呪炎の力を得られるということなのかもしれません。

意味深サザントス
心の中で意味深につぶやくサザントス。

まさか興味がおありで……?

図書館を後にすると、

出待ち黒緋
黒緋に出待ちされていました!

忙しいのでサインは後にしてください! ……と言う間もなく、バトルは突然に。

こんな町のど真ん中で仕掛けてくるだなんて大胆不敵もいいところ。

というか……今はイベントで消えていますけど、本来は下の階段に衛兵がいる場所なんですよねココ。衛兵、仕事しろー!

黒緋は難なく倒せましたが、倒れる直前に放った「新たな神はもうすぐ」という言葉が気がかりです。

一度ユリウスのもとへ帰還します。

聖火騎士団集結
火急な事態につき、サザントスは聖火騎士団を集結させました。

聖火騎士団長のヒューゴに会うなり「火急で馬車馬は遅い」とダメ出し。本当に手厳しい。

そんな軽い挨拶を交わしたあと、ヒューゴとユリウスが話し合い始めました。

その陰で、なにやら小声で話しかけてくるサザントス。

首謀者の狙い
「我々」? 聖火騎士団全体で情報を共有しているんでしょうか?

「ここはあえて首謀者の策に乗ってやろう」とのことです。

それはいいんですけど、その詳細を全然教えてくれないのにどうしろと……! 良いように振り回されている気がする。

サザントスさんも罪な男よ……。


そういえばこのシーン、なぜか2番目に配置しているキャラが選ばれし者として出てきてしまっています。

本来は先頭にしたキャラがなるのですが、なぜかこのシーンだけこんなことに。どうして……。

ミロードが場に溶け込みすぎて最初気付けませんでした。


さて、話し合いの末、方針が決まったようです。

サザントスはユリウスの警護を、聖火騎士団は外を固めます。旅団とロンドも外の守りを任されました。

ロンドと共に外へ向かう道中、なぜか急に始まるロンドの過去語り。

ロンドの過去語り
ポニョ?

竜石という石を代々守ってきた家の出だそう。

幼少から騎士として育てられたロンドですが、13のときに竜石を狙う盗賊に家が襲われてしまいました。

家臣は殺され、ロンド自身は連れ去られそうになります。

自らも幼い妹も守れない非力さを嘆いているとき、突然目の前で青い炎が燃え上がり盗賊たちを焼き払いました。

それがサザントスとの出会いでした。

「あの人のように、強くなりたい」、その思いに駆られ、聖火騎士になるべく家を出たというのが今のロンドがある所以です。


悲しい過去のところ申し訳ないんですが、なぜこのタイミングで? という疑問しか湧かない……。

今は他に気になることがありすぎてそれどころではなくてですね……。

敵の襲撃
ああ、ほら! おしゃべりをしているうちに敵が攻めてきちゃいましたよ!

ロンドはサザントスへ報告に走ります。

その頃、大聖堂では、

司祭の奇襲
司祭がユリウスに刃を!

即座に対応したサザントスによって事なきを得ます。

司祭を調べると、やはり黒緋の者でした。

そこへやってきたロンドが外の状況を報告します。

この場は危険とのことで、ユリウスも外へ帯同させることになりました。

真凶人の群れ
人間の黒緋たちが自ら真凶人へとその身を落としていったことで、真凶人の数が一気に増えてしまいました。

ここからは真凶人との3連戦です。

そのうち2戦はモナリスのときに戦った一般的な真凶人ですが、3戦目は黒緋の真凶人です。

驚いたのが、

黒緋の真凶人
シールド40!!!

削るのが大変でしたけど、一度ブレイクした後は弱点を変更してシールドも10に減少。

ずいぶん極端なことで。


旅団が真凶人を倒し終わった頃、すっかりこちらが優勢となっていました。

「頃合いだ」と言ってサザントスはどこかへと向かおうとします。

首謀者へ会いに
おお! いよいよ神の正体が判明するんですね!

ドキドキワクワク。

大聖堂に戻ると、

やられタイガン
タイガンさん何やってるんですか、しっかりしてください(辛辣)。

聖火台の下に地下祭壇があるらしく、そこにヤツがいるとのことです。

急ぎましょう。

首謀者と対峙
待ちわびたぞ!

首謀者の狙いはあの採火燈にあり、原初の炎を奪うこと。

式年奉火の18年後、オディプスは聖火を奪って神になろうとしました。

問題は、なぜその時を選んだのか。

それは聖火の力が弱まり、闇が囁きかけてきたから。

オディプスの死後、式年奉火は20年に一度繰り返されてきました。

そして今、前回の式年奉火から18年が経ち、再び聖火の力が弱まっている頃。

これは偶然などではなく必然。

首謀者の狙いは「禁忌の夜」を再現し、神へ近づくことにありました。

猛る聖火
おお、カッコいい! 聖火が猛っておられる!

サザントスは勢いよく首謀者に斬りかかります。

が、

返り討ち
黒呪炎を使いこなす首謀者の返り討ちに……!


遅れてロンドとユリウスもこの場に駆けつけてきました。

倒れるサザントス
そんなことよりサザントスさんが倒れてしまわれているよ!!!

負傷により床に倒れられただけですよね? まさか退場ではないですよね?!

これは……気が気でなくなってきたぞ……。

ど、動悸が……。


激高したロンドが斬りかかるも、これまた返り討ち。

首謀者は改めて採火燈の前に立つと、おもむろにそのフードに手をかけました。

首謀者はセラフィナ
あ! サザントスさん生きておられた!!

良かったー! あれで退場だったら授けし者の名声をぶん投げるところでしたよ。

ほっと一息。これで夜はぐっすり眠れそうです。

( ˘ω˘ )スヤァ…


……って寝てる場合じゃなかった。

首謀者判明の重大シーンなのに、サザントスに気がいってしまって少し衝撃が薄れてしまいました。

首謀者の正体はフィナ……もとい、セラフィナ。

世に、愚かな人間たちに、裁きを下すと豪語します。完全に神になる気です。

新世界の神かな?

そんなセラフィナにサザントスは例の一節をぶつけます。

”天を目指す英雄は
翼をもがれ、灰となる”

しかしそれは一蹴されます。

セラフィナにとってそれは愚者の結末。

自分はそうはならない、なるわけがないとでも言いたげな自信を覗かせます。

自分を「真に”選ばれし者”」と謳って。


セラフィナはそのまま採火燈を奪って行きました。

そなた呼び
今まで「そなた」呼びしたことありましたっけ?

いつも「選ばれし者よ」と呼ばれていた記憶しかないので新鮮でした。

良い……そなた呼び……良い……(大事なことなので)。


そんな感慨に浸っている場合ではなく、セラフィナの後を追わねばなりません。

幸い、相手の狙いが判明している分、行き先の見当はつきます。原初の炎がある場所。

サザントスは「原初の洞窟へ行け」と言うと、再び地に伏してしまいました。

サザントスが心配ですが、そこそこおしゃべりできる余力はあったので「それが彼の最期の言葉であった――」ということにはならないはず……!

そう信じて、言われた場所へ向かうことにします。

原初の洞窟……その最奥に着くと、燃え盛る青い炎を見つめるセラフィナの姿がありました。

「そこで見ていろ」と制止され、

原初の炎
奪われる原初の炎
本当に大人しく見ていただけの旅団。

堂々と目の前で原初の炎を奪われたんですけど、何しに来たの……?


それはさておき、セラフィナから1つの疑問をぶつけられました。

人とは、自らの欲にのみ執着する利己的な獣。

そう考えるセラフィナにとって、いつも他者へ干渉したがる利他的な旅団が理解できないでいます。

人助けは何のために
見返りかな(即答)。

別に謝礼という形に限らず、例えば助けた相手が嬉しそうにしてくれたら、「あの人が助かって良かった」とか「あの人を助けられて良かった」と嬉しい気持ちになれるものです。

それも一種の見返りかなと考えます。

もしこれが「余計な事するな!」と怒鳴られようものなら、「助けるんじゃなかった」とか「二度と助けない」という思考に陥りますから。

それは結局、潜在的にでも嬉しい気持ちを見返りとして求めているからじゃないのかな、と。

ただ、旅団として考えると善意っぽいんですよね。罵詈雑言を浴びようとも人助けをやめなさそうで。鬼メンタル。

話の流れとしても善意を選ぶのが筋書きっぽく感じます。

なので、

「見返りだッ」

失望するセラフィナ
失望されました。

予想外の返答だったのか、セラフィナも暫し言葉を失ってましたからね。

しかたないじゃないか。えらばれしものだって、にんげんだもの。 みつお。

敵のテンションを爆下げできたのなら勝ちってことで結果オーライ!


セラフィナは「先を急ぐ」と言って亜空間を生じさせると、しもべを召喚……するやいなや、バトル突入です!

vs穢れた聖火の守護者
穢れているとはいえ聖火の守護者なだけあってなかなか手強い相手でした。

たまに破滅の子分と告死の子分を召喚するんですが、破滅はカウント内に倒さないと自爆して全体にダメージ。

告死は存在する限り、穢れた聖火の守護者の全弱点をずっと無効にし続ける厄介者。

最初は1体ずつの召喚だったので大した脅威でもなかったんですが、のちのち2体同時召喚するようになってからが大忙し。

カウントあるから破滅から倒そう、としていると穢れた聖火の守護者がガチギレする予兆が起きて、ブレイクしなきゃとなるも告死がいるからシールドが削れない……なんてことも。

ある程度、全体技を編成したほうが良かったかもしれません。


穢れた聖火の守護者を倒すと、そこにはもうセラフィナの姿はありませんでした。

亜空間でワープしているっぽいですね。そんなことまでできるとは。

少ししてロンドが駆けつけてきました。

どこかに連れて行こうとし……

サザントスが……

は?!

おいまてやめろ


やめろ……

サザントスと謎の人物
サザントスと……誰でしょうか?

謎の人物の一家とサザントスは、ともに指輪の行方を探してきた関係性のようです。

しかし、今や道が見えなくなったと嘆く謎の人物。

自分は何が為に戦うべきなのか、それがわからなくなっていました。

そしてサザントスにも同じことを問いかけます。

君は、何が為に戦う……?

サザントスの生存確認
ああああいきてたあああああああ

紛らわしいことするなよロンドォ!

なんとサザントスは一夜中、生死をさ迷っていました。

思っていた以上に危ない状況だったんですね……。

「さすがに死にはしないでしょ」くらいにわりと軽い気持ちで原初の洞窟に行ってすみませんでした。お元気そうでなによりです。


サザントスは、まだ傷も癒えぬうちに起き上がりました。

セラフィナの向かう地に見当があるようです。

原初の炎を奪われた手前、ゆっくり休んでもいられないのでしょう。

すべては、セラフィナを阻止するために。

全てを賭して

連れ去られたリンユウ
突如としてリンユウの前に姿を現したセラフィナ。

もはや隠すつもりもなく、セラフィナとして一方的な言葉だけをぶつけます。

そして亜空間を発生させると、状況が呑み込めていないリンユウをそのままどこかへと連れ去って行きました。

2章はここまで

見当づけのプロ、サザントス。

なんとか一命を取り留めたものの、気負いすぎて闇墜ちしそうにも見えるし、無茶して死にそうにも見えます……。

今後が非常に不安です。

聖火騎士団に幸ありますように。


……ところでミザは? (2章クリアした人のほとんどが忘れてそう)

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