2024/1/19にリリースされて以降、爆発的好評価を飾るパルワールド。
ポケモンっぽいかわいさと「LEGENDS アルセウス」+ARK系(狩りやクラフトで生活拠点を築き上げていくサバイバル)なゲーム性がウケて、リリース後わずか数時間で10億の開発費を回収したどころかさらなる売り上げを見せている鬼ゲームです。
私はARK系をやったことがないためそこで悩んでいましたが、気付けばパルワールドの情報収集をするばかり。すでに身体はパルワールドを欲しがっている……。
ならば……やるしかあるまいよ!
ようこそパルパゴスアイランドへ
まずはキャラクリ。
といってもパルワールドのキャラクリはザックリしているので、いつもキャラクリに時間をとられる勢の私でもかなり早く決められました。
ネコ目があるとついつい選びがちなのですが、
なんと! パルワールドには!
グルグル目が! あるではないですか!
ダンガンロンパの絶望堕ちしたときの目!
これは絶望に堕ちなきゃ損、ってことで完成したのが上記です。キリッとしていて実に良い。
パルパゴスアイランドへIN!
右上にチュートリアルがあるのみの状態で広野に放り出されました。
TIPSがわらわら出るタイプはあまり好きではないので、非常にスッキリしていて良いですね。
キーコンフィグも特にいじる必要もなくそのままで……と言いたいところですが、残念な点がひとつだけ。
「Alt」への割り当てができない(キーボード勢)。
デフォルトでは、
回避が「Ctrl」
ダッシュが「Shift」
ですが、「Ctrl」って非常に押しにくいです。
反射が重要な回避をそこに置くには使いづらいので押しやすい「Shift」へ割り当てるのですが、そうすると必然的にダッシュが「Ctrl」になります。
となると、AWDに指を置きながら「Ctrl」押しっぱなしでの移動になり……それはそれでしんどい配置に。
なのでダッシュを「Alt」に割り当てることでその問題を解決しているのですが、悲しいことにパルワールドでは「Alt」への割り当てができませんでした。どうして……。
仕方ないので苦肉の策で「G」に割り当てて人差し指での操作にしてみました。ダッシュ中は「D」の操作を捨てた形でやっています。今のところはこれが一番マシかな、と。
ほかに良い方法はないものだろうか……。
さて、操作も覚えてきたので出発し
パルゥゥゥゥゥ!!!
ロコモコみたいな名前のかわいい羊パルと早速出会いました!
毎回、コモロンだっけ? ロコモンだっけ? モロコンだっけ? となるので名前は一生覚えられそうにないですが、見た目の愛らしさは確かに覚えた!
※正しくはモコロン
かわいすぎてガン見していたら、
夜も更けておねんねしちゃいました。なんというかわいさ……。
じっくり観賞したかったものですが、ただでさえ暗くなって怖いところに追い打ちをかけるがのごとく画面の周りにかかりだした白いもや。
視界ジャックでもされているのかと戦々恐々としたのですが、よくみると赤背景で「低温」の文字が。そしてハイペースで「1」ずつ飢えていくマイキャラちゃん。
どうやら「夜=寒い」で、そのまま活動していると低温DOTで満腹度が削られていくようです。
これはのんきにしていられない、と近くで焚き火をしているNPCのところにお邪魔して夜をやり過ごすことにしました。
夜も明け、おねむのパルたちもお目覚めしたので、
拳で語り合いじゃあああああああ
身ひとつなので当然といえば当然なのですが、パル捕獲がまさかの肉弾戦でした。
こんなかわいいパル相手に拳を振り上げるなんて……と心が痛むものの、捕獲率を上げるためにもHPはある程度削らなければならないのでね……仕方ないね……と心を鬼にしてバトル。
世の中の厳しさを教えたところで、
モコロン、ゲットだぜ!
ちなみに、このとき近くにいたもう1匹のモコロンのヘイトまで買ってしまったので1vs2で戦っていました。
1匹捕獲後も非常にお怒りなので鎮めていたら、
殴られた勢いで崖を転がり落ちていくモコロン。そして川へIN。
なんとモコロンがどんぶらこ状態に……!
さすがにかわいそうになって駆けつけたものの、
へんじがない。ただのしかばねのようだ。
倒してもしばらくは身体が残り続け、消えるまである程度の時間を要するみたいです。
なんだろうこの謎仕様。懺悔の時間かな?
そんなこともありつつ一段落したので、
初クラフトしてみたり、
薪を燃やすつもりが自分が燃やされたり、
ARK系、意外と好きかもしれないと気付きました。
そして、
脱・原始時代服!
名前からして弱そうな「布の服」を作ったのですが、私の知っている布の服と全然違う……。
大抵は原始時代服みたいな1枚で作り上げました感のあるペラペラ防具というイメージなのですが、パルワールドの布の服……普通にカッコよくない?
ゲームによっては課金で出されそうなレベル。
すぐ使い捨てられるただの最序盤防具でこのクオリティを出すなんてどうかしてる……(褒め言葉)。
急に熟練のパルハンター感が出てきたくらいには良いデザインですし、序盤から見た目を楽しませてくれて嬉しいです。
見た目がいいとそれだけでもグッと楽しくなりますからね。
気分も上がったところで、早速プロパルハンターぶるとしましょうか!
タマコッコ、ゲットだぜ!
これはおいしそうなからあげクン(ゴクリ)。
たまに足を投げ出して口笛でも吹いてそうなくらい平和を堪能している子がいてかわいい。
ツッパニャン、ゲットだぜ!
うちのツッパニャン、拠点に置いておくとしょっちゅうサボる。
1度だけ持ち上げて作業場に放り込んだら、「今は作業をしたくない気分のようだ」みたいなテキストメッセージとともにすぐさまどこかへと歩き出してしまった。
気分が乗らないなら仕方ないか……。
まだパルスフィア(モンスターボール的なもの)もろくにないので、拠点に一時帰還。
パルボックスを眺めていると急にあたりが騒がしくなったので何事かと思っていたら、
密猟団の偵察部隊とやらから襲撃が!
こんなドのつくルーキーの拠点を荒らしにくるとか正気か……?! 布の服がカッコよすぎたばかりにガチのプロパルハンターだと思われたか……?!
対処にひとりアワアワしていたのですが、
パルたちつよ。
侵入者を排除するだけすると、「さて仕事に戻るか」と言わんばかりにサッと切り替えて各自持ち場に戻っていきました。
これがプロフェッショナルというものか……。
それにしても、これから作り上げていくぞ! という段階のできたてほやほやの我が拠点に早速転がるできたてほやほやの死体が3つ。……やっぱ辛えわ。
早く土に還れ〜と願いながら、パルハント再開!
ナエモチ、ゲットだぜ!
モチ……? モチというよりもはやプリンにしか見えない。なんならポムポム
<日記はここで終わっている>
ミルフィー、ゲットだぜ!
初見で開口一番「あ、イーブイ!」は不可避。
個人的にはイーブイよりだいぶ好きな見た目です。真っ白でもっこもこで名前もかわいいだなんて強すぎる。
パル説明文にもあるとおり、「かわいいは正義であった」。
ンダコアラ、ゲットだぜ!
布の服のおかげか夜でも低温にならなくなったので、暗がりの中でいそいそと探索していたら、どこからともなく毒を吐かれ……
「んだこらぁ?!」と振り返ったら、すごく睨まれていました。
ンから始まる名前をつけるセンスとそれが正式採用として通る開発環境が楽しそうで羨ましい。
キツネビ、ゲットだぜ!
狐+火属性……うっ、私のキュウコニストとしての血が騒ぐ。
見つけた瞬間「がわ゙い゙い゙い゙い゙い゙」と近寄ったら全力で逃げられましたね、ええ。
念のため言っておくと、レベル差が開くとパルは怖がって逃げる仕様なだけで、決して気持ち悪がられたわけではありません。念のため。
探索していたら、暗闇にきらめくビリビリのタマゴを見つけました。
見た目的にエレブーみたいなのが出てくる気しかしない。そもそもログイン画面ですでにそれっぽいのがいるしな……。
ただ孵化装置のクラフトはまだ先っぽいので、タマゴ関連はしばらくお預けになりそう。
総評
パルワールド、ものすごく楽しい!!!
久しぶりにこんな大当たりゲームに出会えたことに感動しています。
パルと一緒に戦ってもヨシ、なんなら戦わせずに添えておくだけでもヨシ。
わりとパルがタゲを持ってくれるうえ火力もあるので共闘している感があって良いです。
クラフト面もパルと一緒にできるので、作業していると駆け寄って手伝ってくれるパルを見るとそれだけで楽しくなってきます。
そのうえで細かな難易度調整が臨機応変にできるという至れり尽くせりの便利さもあり、まさに文句なしの出来栄え。
いまのところゲームそのものの満足感は非常に高いです!
唯一ガッカリしたところがあるとしたらマルチ関連でしょうか。
パルワールドはサーバーごとにデータが別々なため、各サーバーごとにまずは0(キャラクター作成)から始める必要があります。
シングルプレイをしつつそのデータのままマルチで遊ぶといったことは、自分がホストにならない限りできません。
しかしそのホストも高スペックを要求されるので誰でもできるとは言いづらいです。
ホストをしないのであれば最初からマルチで遊んだほうがお得に思えるのですが、
【マルチ1】招待コード(最大4人)
一番簡単で安心にできるが、ホストがログインしていないと他の3人は遊べない。
【マルチ2】公式の専用サーバー(最大32人)
ホストのやる気に左右されないのは安心できるが、そもそも利用しているところが満員だと入れない。
加えて現時点では非常に不安定。急にサーバーが消えてはデータが初期化される阿鼻叫喚の地獄絵図。
また、ここを根城にするには拠点を他プレイヤーに荒らされる等の被害に遭遇するリスクを覚悟しなければならない。
【マルチ3】個人の専用サーバー(最大32人)
マルチ1(選民による安心感)とマルチ2(大人数プレイ)のいいとこどりができるが、そもそものサーバー立ての難易度が高い。
ホストのやる気がなくなったらそこでゲーム終了になるのはマルチ1と同じ。
サーバーごとにキャラを作らなければならない現状、自分のタイミング外でサーバーを閉じられると不便極まりないのですよね。
そういう意味でならやはり自分でホストをやるのが一番。
しかしさきほども述べたとおりホストは結構な高スペックを要求されますし、レンタルサーバーなどを使えば別途費用もかかったりとハードルは高いです。
今はいいですが、長い目で見ている人ほどマルチはやりづらく感じるかもしれません。
データ共有が可能になり、公式の専用サーバーがド安定になればベストなのですけれどね。
もしかして……オフゲーと割り切ってシングルプレイを楽しんでいる人が一番やりやすい環境にあるのでは……?
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