諸々の都合で後回しにしていた新メインストーリーのサイドソリスティア。
ようやく落ち着いてきたので着手しました!
舞台は、2023/2/24に発売された「オクトパストラベラーⅡ」と同じソリスティア。
オルステラとは別世界なので、主に課金が絡むモノ(キャラやアクセなど)を除いた所持品の持ち越しは不可となっており、0からのスタートです。
むしろ心機一転できてヨシ!
選ばれし者 1章
出た! 主人公の前に現れるフードマン!
オルステラの白フードマンはゲームの案内役かと思っていたらちゃんと役割があったので、きっとこの黒フードマンにも何かあるに違いない(鋭い目つき)。
唐突に、この黒フードマンから大陸に伝わる神話を聞かされます。
端的に言って、この世界は灯火の神ソリスが創ったからソリスティアと呼ばれるようになった、というお話でした。
オルサが創ったからオルステラなのと一緒ですね。
黒フードマンの話もそこそこに、次は肝心な主人公の身の上話に耳を傾けます。
今作の主人公、セイル。と、その母ノーマ。
オルステラはドラクエ式主人公でしたが、ソリスティアではFF式の主人公ですね。後者のほうが好みなので嬉しい。
FFついでに言うと、ノーマと聞くと土の精霊を思い浮かべるのでワケありな母親かと勘繰ってしまいました。さすがに考えすぎ?
ドットも姉かと思うくらい若い。何歳なのだろう。
さて、セイルはホールデンという小さな町で母親と仲良く二人暮らし。
父親はおらず、何もない町ではあったものの、町の人たちはあたたかく友達もいて平和に過ごしていたようです。
そんなある日、
友達に度胸試しへと誘われたセイル。
先に行く2人の後を追おうとすると、なにやらその身に異変が。
「”選ばれし者”よ……我が意思を繋げ」
降りかかる謎の声。
芳しくない体調にセイルは膝をつき──
次に目が覚めたとき、そこには
血だまりの中で動かなくなった友達の姿が……。
セイル自身も血だまりに突っ伏していたので血まみれです。下手するとこの構図は犯人に見られかねない。
こんな状況を前にして動揺は見せつつも意外と冷静なセイル。友達の生死を確認すると(やっぱり死んでいる)、町のみんなが心配になり1人で町に帰りました。
家に戻ると、消えた母親の姿。
町の人たちは無事だったものの、血まみれのセイルに対して恐怖と疑いの目を向けるばかり。
いたたまれなくなったセイルはそのまま町を離れ、母親探しの旅へ──。
そして今に至るそうです。
初っ端から重かった。
あの状況では疑われてしまうのも致し方なし。母親が消えたことで余計に拍車がかかっていますしね。良い子っぽいのにかわいそう。
セイル自身は殺していないでしょうが、気になるのは倒れる直前の異変。
変なものが乗り移って殺してしまった可能性は無きにしもあらず……。
それこそジョーイたちと度胸試しに行った遺跡の亡霊とか。
いやでも「”選ばれし者”よ」と言っている時点で、やはりどこかの神さまですかね? だとすると神が一般市民の体を借りて一般市民を殺すという謎展開になるので理解が追いつけない。
一方でセイルは、母親からいつも「特別な力がある」と言われていたそうなので、それが暴走でもしたのかもしれません。
特別な力と謎の声の関係性とは一体……。
すべては母親に会えば分かるはず!
ひとまず今晩はここで休ませてもらうことにしました。
翌朝、目が覚めると黒フードマンの姿は無く、代わりにあったのは置き手紙と古い本。
「この本を持っていくと良い」という内容の手紙とともに置かれていたのは、救世の写本。
ここにきてまさかのセイル向けというよりプレイヤー向けなメタ本だった。
本を抱えて改めて旅に出ます。
着いた先は東大陸で一番の都会、ニューデルスタ。
母親の聞き込みをしていると、
急な仕事のお誘い。
荷物を運ぶだけの簡単なお仕事だそうです。
この町に来る旅人には詳しいらしく、その情報が報酬ということで手を打たないかと掛け合ってきました。
人捜しをしているからって足元を見られている気がする。
どのみち拒否権の無い選択肢しか出ないのでやむなく引き受けます。
荷物の引き渡しは、今夜、裏街の角で。
早速行ってみると、
まんまと嵌められました。
どこへ行くにもしがらみ無し、死んでも足がつくことも無し。そんな旅人という存在は使い捨てるのにピッタリだそうです。
しかし相手が悪かったな!
セイルの例の力が暴走し、一瞬で蹴散らされる悪党ども。
そこへ謎の人物も登場し、さらにはセイルの指輪に導かれてオルステラの”選ばれし者”が召喚されました!
……どういう理屈? (まるで分かっていない)
ともかく今は目の前の敵を倒さねば、ということでバトルです。
デフォルメのドットだとそんなに好みではなかったけれど、等身大だとFF7のレノみを感じる……カッコいい……好き。
倒すのが少々名残惜しいですが、なぜかしれっといる☆3たちと共に難なく撃破しました。
すごい。中二病に染まりし者にしか言えないセリフ。
これは力のことですかね? セイルは力の衝動が来ると抑えようとするので。
ちなみにこのレノみのある方、自分のことを「征服のアヴァル」と名乗るくらいには中々の患者っぷりです。ゲームタイトルにでもありそう。
このアヴァルは抗わなかった=受け入れた側という意味からくる発言なのかもしれませんね。去り際も立ち去るのではなくその場で消えていましたし。
とりあえず一難去って気が緩んだのか、セイルが意識を失ってしまったので介抱するとします。
店主ギルさんが経営するモントレーンの酒場にお邪魔させてもらいました。
というか、このいきなり現れたピルロという人がここへ案内してくれたようです。
渡し損ねた荷物の中身も偽造の通商札かなにかのクスリと見当をつけており、持っている限り狙われると警告されました。
さっさと捨てたい。
しかしそこは真面目なセイルくん。「送り主に返す」という大胆な発想で見事にピルロに気に入られます。
アヴァルにも気に入られていたし、もしかしてセイルくんは人たらしか?
とにもかくにも、返送先が分かったことなので言葉通り返しに行くとします。
情報収集の末、ドカブロ一味のアジトは下水道の中にあると判明しました。
なんでそんな臭うところをアジトにしたのか……。行く側の身にもなってほしい。
ひとりで乗り込んでピンチになっていたところ、ヒーローのごとくタイミングよく現れるピルロとソローネ。
どうやらしっかり跡をつけられていました。
そもそもピルロがドカブロ一味の情報を教えてくれたのは、「セイルがアジトを見つけてくれればラッキー」くらいの思惑があったからこそ。
まんまと利用されたわけですね。
ただそれに関しては利害が一致していましたし、ピンチに助けに来てくれてもいるので、悪人というよりは計算高い人という感じ。
セイルくらい実直な性格だと、それはもう手のひらでコロコロされそうですね。正反対な2人。
それはそうと、このあとドカブロ一味とのバトルがありますが、大して特筆することもないので以下省略。
ソローネがトドメを刺していたので、ドカブロ一味は無事に全滅したっぽいです。
あんな薄汚い奴が根城にしていたら下水道が腐っちゃいますからね。めでたしめでたし。
盗賊の方でしたか。世界を変えてもオクトラは盗賊がいっぱい。こわい。
盗みの邪魔で殺すとかなら分かるのですが、ドカブロ一味に関しては普通に殺し目的っぽかったので、そちら方面のことも請け負っているのでしょうね。
暗殺を兼ねる盗賊団を見ると、それができるスキルを持っていながら盗みだけではやっていけないのかなと気になってしまう。
殺しのほうががっぽがっぽニャンなら暗殺団に鞍替えすればいいのになぁと……。
物事が一段落し、モントレーンの酒場にやってきました。
相変わらず酒場というのは居住不明者の手紙預かりをしてくれる便利屋さんでもあり、例のごとくセイル宛の手紙があるとのことで受け取ると……
差出人はなんと母親でした!
選ばれし者 1章 終
サイドソリスティア、思ったより楽しいです!
大きな違いはやはり昼夜の概念があること。
昼夜を切り替えながら進めていくのが新鮮ですし、街やフィールドの雰囲気がそれぞれでガラッと変わるのも真新しさを感じます。
夜ではフィールドコマンドが変化し、
リスクをとるかリターンをとるかのギャンブラーの血が騒ぐ仕様に。
ただ、「奪う」「脅す」のバトル系はわりとプレイヤー有利な印象です。勝てそうだからこそ挑むわけですしね。
全体的な雰囲気が、まさに序盤のRPGといった軽さでとっつきやすいのも良い印象を受けました(事の発端こそ重いですが)。
オルステラは全編を通して常に濃いキャラがいて内容も終始重いので、ずっしりくるというか……こってりラーメン。
ず〜っとこてこてだっただけに、ソリスティアのあっさりラーメン感が懐かしくもおいしいといったところです。
FF式主人公というのもポイントが高い要素のひとつ。
私は主人公に自己投影しないタイプなので、個性を持っていてくれるほうが感情移入ができて楽しめます。
ソリスティアのほうが相性が良いかも。
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