キミガシネ最終章前編Part48(Abルート)です。
最終章前編Part47(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
宴に向けて
墓地
雑談タイムです。
ケイジがいなくて心細がっていたり、ケガ人のQタロウやクルマダを心配する心優しき天使。
それでいてサラには「頼って」と漢気を見せようとするイケニャン。
問題の男3人衆のことは、「筋肉があるから大丈夫」と伝えておきました。
そうだぞ、最後に助けてくれるのはいつだって筋肉なのだ。
ギンくんも鍛えると良いぞ。
そこにあるのは「順番だけ」と言い放つソウ。
ここのところ普通に接しすぎて忘れかけますが、カンナに投票したことを根に持たれているんでしたね。
それくらいソウにとっては大きな出来事だったので、いまさらアリスが死んだところで悲しみの感情はもう出なくなってしまったようです。
そんなソウの姿を見ては、サラは不安を募らせます。
その胸中には「あの時の私達の投票は正しかったのか……」と疑念が生じていました。
サラちゃんよ、終わったことを振り返ってもどうにもならんぜよ。どちらを選んでも人が死ぬ選択肢に正しいも間違いもないのだし、あんまり気負わず行こうぜ! (ハイパー楽天的)
サラたちのことを好きだと伝えてくれるマイ。
なんとなくマイからは真剣さが伝わってきます。
よし……決めた!
そろそろマイを許そう! これからは信じることにします!
ランマルが堕ちた原因は自分にあると言うサラへ、励ましの言葉を送るアンズ。
とくにランマルは人も殺していますからね。それすらもサラの影響だなんて言われたら堪ったものではないですよ。
それは良い方の影響なのでセーフ!
大事なのは他人に迷惑をかけるかどうかの違い。
宴までにランマルが何かしでかそうものなら阻止してくれるようです。
キャー! ハヤサカサン、カッコイー!!
デスヨネ。
Qタロウもクルマダも負傷者で、ギンくんは幼い、ソウは弱い。
この状況で一番なんとかできるのは自分しかいないと判断して決意してくれたのでしょう。
その気持ちだけで十分! しかと受け取りました!
過激派アンチランマル思慮型。
「アイツを破壊する宴だったら喜んで参加するよ」と笑いながら冗談を吐くほどに憤っておられます。
こわやこわや。
過激派アンチランマル直情型。
絶賛ハラワタを煮えくり返しておられます。
クルマダは元々そういう性分だというのもありますが、そこに負傷中の身というのが背中を押して、いつでも捨て身の突撃に走りかねません。
そこが困ったものですが、頼もしいのもまた事実。
まだ優勝を諦めていなかった模様。
でもコレ、裏を返せば「大人数相手だと手も足も出ない」と自白しているわけですから、単独行動さえしなければランマルなど恐るるに足らず。
ひとこと交わしただけですが、サラが嫌悪感を抱いたために会話は終了。
アリスが殺されたことを思い出してしまうので、今のランマルと話していたくないそうです。
ガッツリ拒絶されていますが、本人には届かないのだろうなぁ……。
最後はQタロウ。
「私に……話してないことはありませんか?」と若干の圧をかけつつ尋ねると、
絵に描いたような動揺を見せるQタロウ。
分かれて行動していたときの出来事を詳しく知りたいサラは、教えてくれるよう頼みます。
しかし少しの間を置いてQタロウから発せられたのは、「全部説明した通りぜよ……」の一言のみ。
Qタロウに言う気がないと察したサラは、これ以上の追及はやめました。
きっと悪いことではないと願って、Qタロウを信じることにします。
さて、一通り話し終えました。
いよいよ宴に向けて動くとします。
生きていようが死んでいようが関係なし。生存者かダミーズか、誰かが入らなければなりません。
どうやってその7人を決めるか……その話し合いをするまでもなく、
最速で結論を出すクルマダ。
勝手に決められて困惑するアンズもいれば、入るくらいどうということはないとばかりに、どっしり構えているヒナコもいたりとまさに三者三様。
クルマダの狙いは1つ。
抵抗するなら自分が壊れてでもヒツギにぶち込む、と宣言するほどの覚悟を見せます。
カッコイイ!
そんなクルマダを前にして、黙り込んでいたランマルが口を開きます。
若干うざいのが気に障りますが、すんなりと元いた自分のヒツギへと入っていきました。
それを見届けると、とっくに覚悟のできているヒナコとマイも各々のヒツギへと入ります。
状況的にやむを得ないと判断したハヤサカもそれに続き、アンズも渋々ながら従いました。
とはいえ、アンズのヒツギは誰も言及しないのが不思議なくらいメッキョメキョ状態。
入れるのか疑問でしたが、魔法の一文がすべてを解決してくれました。
\アンズは無理やりヒツギに入った/
なるほどな! 無理やりね!
無理……やり……?
アンズちゃんがヒィヒィ言いながらフタを開けたのだと思うとかわいいですね。
最後にクルマダがヒツギに入り、6つのヒツギは準備完了となりました。
一気に寂しくなっちゃった。
残る問題は中央のヒツギの中身。
調べてみようと手をかけるも……やはり開きません。
まずはフタをこじ開ける方法を考えなくては。
分からんぞ……そうやって気付かぬうちに「すでに宴は始まっていたのだ!」的な展開かもしれん……!
疑心まみれの私とは裏腹に、ソウの言葉を鵜呑みにしてケイジの無事を喜ぶギン(なんて純粋)。
本当にからっぽだとしたら、それはそれで別の問題が発生します。
この4人の中から誰かがヒツギに入らなければならない、ということ。
それについて話し合う必要が出てきたところで……
突如として墓地に異変が!
機械音と共に……
ヒツギが沈んじゃった!
やはり宴は始まっていたのか!
となると中央のヒツギの中身って……?
なぜ門?
とりあえず急かされるままに門へと走り出します。
大きな門
門が開いている……!
そういえば看板に「死者がそろえば宴が始まる」と書いてありましたね。
だとしても門で宴が行われるかは分からないですし、よくあのタイミングで開いたと気付けたものですねQタロウ。
私はてっきりあのまま墓地で宴が始まるのだとばかり。
とにかく入るとしますか。
アルジー再来
宴の前室
なんかいる。
見るからに怪しい奴がいる。
紳士っぽい見た目とは裏腹に、だいぶひょうきんな口ぶり。
それにしてもこの人物、なんだか見覚えのある格好だな……。
もしかして、
もしかすると、
この人なのでは。
もうこの人にしか見えなくなる病気にかかってしまった。
【選択肢】
→みんなはどこだ!
→この場所はいったい……
やいやい! みんなはどこでい!
問い詰めた結果、どうやら無事ではあるようです。「すぐ会えるよ」とも言っていましたが、果たして信じていいのやら。
あ! 名前の由来がダサい人だ!
これまた懐かしい人が出てきましたね。
かつては、
絵画にめり込んでいたアルジー。
主だからアルジーか……ダサいな、って思った記憶が蘇ってきます。
……ということはですよ?
あの人とアルジーは同一人物だったのか!
確かに今まですべてのことはフロアごとにフロアマスターが担当していたのに、ぽっと出でデスゲームを取り仕切ったのってアルジーだけなんですよね。
組織のお偉いさんが、お遊びで顔を出したみたいなイレギュラー感。実際、あのデスゲーム以外での干渉は皆無でした。
まだ別人である可能性も無きにしもあらずですが、99%同一人物だと思って見ていきます。
挑戦者……(ゴクリ)。
ハンナキーいわく「誰かが絶対に殺される最悪なゲーム」とのことなので、この挑戦者とやらになった暁にはそのリスクが爆増する予感しかしません。
ロシアンルーレット好きだな。
やるならワサビ入りシュークリームにしておきなさい。
ところで、「挑戦者同士の運試し」ということは挑戦者が2人いるのですよね?
でもこちらには「ひとり選んでもらう」としか言われていません。
なら、もうひとりは……
出たーーーーーー!
まさにそのもうひとりの挑戦者がミドリでした。
ろくにルール説明もされていないのにヒツギ云々言われてもサッパリですよ。
すると急に、
現るヒツギ(縦型)。
挑戦者はこのヒツギに入らされるようです。
ヒツギ好き過ぎ組織(早口言葉にできそう)。
逆に使用済みとか嫌すぎる。
墓地にあるものと同じタイプだからワナではないよ! とアルジーは警戒を解こうとします。
……が、同じタイプということは火葬システムがあるので、どうあがいても無理。
ダメです。
ミドリに先手を打たれるのは癪なので、こちらが先に選びます。
よし、右だ! クラピカも言っていたしな!
それでもまだ疑心に満ちているQタロウは、かなり念入りにヒツギを調べます。
それでも特に怪しい点は見つかりません。そのまま右のヒツギで行くことにしました。
選ばなかった左のヒツギにはミドリが入ります。
せやかてQタロウ、どっち選んでも結局はそないなんで。
一番の問題は、挑戦者選び。
考える時間はたっぷり設けてくれるようですが、あまり時間をかけ過ぎるとダミーズの電池が切れてしまうのでそうもいきません。
どうしたものか……。
ソウでいいんじゃない? (即決)
ただ、なんだかんだで「俺がやる」とQタロウが名乗り出そうな
【選択肢】
→ダメだ
→どうして急に……
→私がやる
はい、私がやります。ソウがやる以外の異論は認めない。
サラが名乗り出ると、
ギンくんのほうがオススメできませんが?!
そもそも組織側の者がなぜこちらの話し合いに口を挟むのか。
不服そうにサラが訴えます。
サラたちへの優しさだとでも言いたいのでしょうか。
そんなものを持ち合わせる暇があるのなら、なぜか始まる前から不利が決まっている不公平さを解決しておいて欲しかったものですね!
サラはダメ、ギンもダメ(個人的な理由)、Qタロウは良く頑張ってくれているで賞。
やはりソウしか……
ギンはすべてお見通しでした。
いつも守られてきたことを。
しかしもしそれで自分だけが生き残ってしまったら……?
自分が重荷だったからと後悔することになるのは明白です。
だからこそ、じっとなどしていられない。
自分がいたから助かった人もいる、そう思える事実が……自身の存在価値が欲しくて仕方がないのです。
ギンくん……!
そうまで言われたら無下にするのも忍びない……でもなぁ……
と悩んでいるうちに、ギンは一目散に右のヒツギへと入ってしまいました。
なんてこったい! 素早いよギンくん!!
2人がヒツギに入ったことが合図だったらしく、ついに火蓋が切られました。
最終章前編Part48(Abルート)はここまで
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