キミガシネ第二章後編Part13(Aルート)です。
第二章後編Part12(Aルート)はこちら↓
交換フェイズ
招集
ナオの寝室
ソウはパソコンに集中しています。
声をかけても「今は話しかけないでくれる?」とキッパリ拒絶。
詳しい話はナオから聞くことにしましょう。
【選択肢】
→全部説明してください
→まだ頭がぼんやりしてます
→いい演技でした
いい演技でしたよ!
演技というと、前にもナオはレコが壊したことを知っていながら、モニターの破壊が発覚した際には、
あたかも今初めて知りました的な反応を見せていました。
これって結局、演技だったわけですよね。やはりナオは女優になれる可能性を秘めている……!
ナオは事の詳細を一から丁寧に説明してくれました。
交換フェイズが始まり、役職カードが配られたとき……モニターにニセモノが現れたのだと言います。
最初こそミシマが復活したのだと信じてしまったナオですが、すぐに我に返りました。
ニセモノがパソコンとノエルのチップを回収するように命令してきたからです。
誰にも相談せず、ひとりで実行しろ、と怪しい注意事項を添えて。
【選択肢】
→従ったんですか?
→いつからソウさんとタッグを?
→あとは流れですね
いつからソウと組んだのかが知りたい。
本当の本当に即席タッグ!
そんなナオも、初めはすぐサラに相談しようと思っていました。
しかし、それはニセモノも予想していることかもしれない。そう気付き、思い留まりました。
警戒していることがバレれば、きっとニセモノは消えてしまう……少しでも情報を抜き出せないかと考えた結果でした。
ギンに釣られて陰キャと言いかけてるwww
真横にいるソウが何気に聞き耳を立てていたらおもしろい。
はっきんぐなんとか!
こんなことを成し遂げたナオに、サラは内心驚きました。
本当、すごく落ち着いているし考えているし、なにより強くてたくましい。
こんなにも成長していたとは……。
ナオは続けます。
ニセモノに信用される1番の方法……それは、目の前でサラと敵対してみせることでした。
人名で言わないからめんどくさいことになってるw
つまりサラと敵対して信用を得る作戦自体は、ナオの発案ということですね。エライ。
そこまで全否定しなくてもw
でも確かにナオは陽キャでは……ないな。
どちらかといえば陰キャ寄りですけど、そんな陰キャ寄りなナオちゃん好きよ。
それはいいとして。
残る疑問は、あのソウが手を貸してくれたという点。
どう考えればいいのか……と悩むサラに対し、
ナオは決意を語りました。
脱出のための計画……そう言っていたソウの言葉を信じ、ナオもロビーにみんなを集めるようお願いしてきました。
ソウと違って至極丁寧に頼んできたので喜んで引き受けます。
それにしても……ナオの意思表明には少し困ってしまいました。
ナオには本当にヒドいことをしてしまったなと負い目があります。
ニセモノのことを一番にサラに相談しようと考えてくれたほど信用してくれていると知って尚更……。
なので、今後は本当に信用しようと決めましたが、ナオを信用するということはナオの信用するソウも信用しなければなりません。
正直、それとこれとは別と言いたいw
なにしろ、サラに対してだけは別の顔を見せて脅しまがいなことを散々言ってきた相手ですから……みんなと見ている側面が違うので同じ考え方はできないんですよね。
こればかりはどうしようもない。
とにもかくにも、一度みんなをロビーに集めるとします。
相棒能力ON(ニオイチェック)をしてから!
再びナオをクンクン……。
汗臭いのかと気にするナオですが、
なにこの微笑ましいコンビ。
ソウはというと、
ちょっかいを出す弟と、それを流す兄の図のよう。
嫌いじゃない。
さて、声かけ対象は
ケイジ、アリス、Qタロウ、カンナ
の4名。
3Fを探し回ります。
ロビー>医務室
あれ、真っ暗?!
暗闇の中、誰かいます。ハンナキーと……アリスでしょうか?
サラは2人の会話に聞き耳を立てます。
ハンナキーの言うそれは、特定の人物を指しているのではなく、みんなに対して向けられた言葉でした。
みんなが壊れかけ、だと。
辛すぎる記憶は忘れた方がいいこともあり、実際に人間の脳はそういうふうに出来ていると説明します。
しかし、みんなが強すぎたため記憶を自ら消せない……そんな意味深な発言までしました。
「レコの記憶を……」
まさか幻影濃度治療装置を使おうと……。
辛い記憶だけ、とハンナキーは念を押します。
楽しかった兄妹の記憶……それを残したまま嫌な記憶を忘れられる。
聞く限りではなんとも便利な装置です。
宗教くさーい!
アリスはしばらく考え込みます。
脳ドロ装置だぞ! やめておくんだ!
と、思えども……
再び口を開いたアリスは、ただ静かに「やってくれ」と告げました。
確認するハンナキーに、気が変わる前に早くしろ、とアリスは急き立てます。
了承したハンナキーは装置を起動しました。
あー……。
一見すると弱そうなナオのほうが強く、強そうなアリスのほうが弱かったんですね……。
装置の使用を終え、ハンナキーはアリスに気分をうかがいます。
残念な子に戻ってしまった……。ヤサグレアリス良かったのにな〜。
というか、急に電気がついている謎。もっと言えば、なんであんな暗闇の中で話し合っていたのか謎。
ここでサラはアリスに声をかけます。
【選択肢】
→装置を使ったんですね
→レコさんを忘れていいんですか
レコを忘れていいのかコノヤロー!
「死なせてしまったのは残念だが……レコはオレの心の中で、ずっと生き続けるだろう……」
すごく良い話風にまとめてる。
正論。
ギンの言葉が気に障ったようで、アリスは一瞬、顔をしかめます。
そこへ、論争への発展を遮るようにハンナキーがアリスをかばう形で割り込んできました。
「アリスさんが悪いワケじゃ……無いんです」
元はといえばあなたたち誘拐犯が悪いワケですからね。本来、ハンナキーがギンを咎める筋合いも無いですよ。
爽やかな気分が害された、と愚痴りつつもアリスの表情は至ってご機嫌そのもの。
ロビーへ休みに、この場から颯爽といなくなりました。
誘導する手間が省けた。
残ったハンナキーは、この装置も幸せになるひとつの方法だと語ります。例えそれが、周りからどんなふうに思われようとも……と覚悟の上で。
さて、相棒能力ONでハンナキーチェックをしてから、サラたちも医務室を後にするとしましょう。
生ものを頭に乗せて歩き回っているのか……。衛生面が恐ろしすぎるな……。
「キモいから遠慮するニャン……」
少しドン引きしながらギンもキッパリと断りました。
いい判断だ。
ロビー
いました、アリス。
特に用は無いんですが、相棒能力ONだけしていきます。
クンクン……とギンが嗅ぐと、
「なんだ……いつもなら追い払う所だが……今は機嫌がいい……」
ガシューに続くニオイホーダイ2号。
ガシューはその不気味さから特に何も思いませんでしたけど、アリスはオネエ言葉のせいで変態チックな感じが増しますなw
どうせするのは牢屋のニオイですしね。放っといて先を行きましょう。
荒れた廊下
ケイジさんがカンナに壁ドンしてるぅぅぅー!
ソウが脱出の方法を試していることを伝え、2人にもロビーへ来るよう促します。
やる事……?
カンナから何か聞き出している最中だったんでしょうか?
しかしケイジさんとカンナが話し合う接点ってなんだろう。
またここに謎が1つ増えてしまった。
去り際の相棒能力ON!
ギンくんは育ちがいいからね。博識なのさ。
それよりケイジさんは自分がスケコマっていることを認識しましょう!
ガレキの部屋
Qタロウ発見。
足元には電子パッドのようなものと変な機械のようなものが散乱しています。
電子パッド……こっそりQタロウの役職が見られるのでは……。
なんて悪いことを考えつつも、Qタロウに声をかけますが反応がありません。
寝てるのか……? と、よくよく覗いてみると……口元から血を流していました。
まさか……。
サラが調べたところ、どうやら息はしています。しかし意識がありません。
いったいなぜ。
戸惑いながらも、サラは落ちているものに目を向けました。
まず電子パッド。
これはQタロウ自身のものでしょうか? なぜ床に落ちているのか疑問に思いながら、念の為サラは持っておくことにしました。
電子パッドを入手。
そして次に変な機械のようなもの。
拾い上げると、「テレビで見た事ある」とギンが声を張り上げました。
「しかもこれ……『一回分』って書いてある紙が貼ってあるニャン」
となると、Qタロウはその一回分を受けてしまったのかもしれません。誰かの手によって。
ギンが確認したところ、もう電源は入らないためその可能性は高いです。
スタンガンを入手。
ここでいったい何が起こったんでしょう。
さっぱり分かりませんが、とにかくQタロウをこのままにはしておけません。
とはいえ、女子高生と小学男児で連れて行けるのか……?
【選択肢】
→試しにかついでみよう
→誰か呼んでこよう
担ぐとか無理ゲーw
Qタロウの体重をナメちゃいけません。ヤツは105kgもありますぞ!
大人しく誰か呼んできましょう。
誰かー男の人ー!
近くにいたケイジさんが駆けつけてくれました。一緒にいたためかカンナも来ています。
ケイジの見立てによると、意識を取り戻すには時間がかかるそうです。
おぶってでも連れてく、と言うケイジの言葉に甘えて、後でロビーで落ち合うことにしました。
ケイジさんといえど、Qタロウを背負うのはすごく大変そう。意識のない105kgという腰クラッシャー。
ケイジもQタロウを見て、野球選手というよりプロレスラーみたいだよね、と軽口をたたきました。
確かにそっちのほうがしっくりきますね。体格とか……名前とかw
ここでふと思ったんですが、そういえばカンナがここへ来るのは初めてですよね。
(にも関わらず、目の前で堂々とガレキの部屋に来たサラたちもどうなんだって話ですがそれは置いとくとして)
そのわりにまったくガレキの部屋について言及して来ないのが気になります。
来た当初は事態が事態だけに言い出せなかったとしても、事が落ち着いたあとも触れてきません。
これは来たことあるのでは……?
なんならスタンガンの犯人も実はカンナで、ガレキの部屋から出てくるところをケイジに見つかって尋問中だった、とか。
ケイジも今すぐおぶっていけばいいのに、後で落ち合うことを選択したのはカンナに話を聞こうとしているのかな〜とも。
楽しい展開になって参りました。
Qタロウを相棒能力ONでチェックしてから、ロビーに戻るとしましょう。
焦げた……というと人形工場を思い出しましたけど、単純にスタンガンで焦げたニオイですかね?
そういえば、いろいろあって有耶無耶になっていましたけど、医務室の血痕と焦げたニオイって結局なんだったんでしょう?
ニオイはともかく、血痕がね……。
もしかしてあそこで見たジョーの人形ってやっぱり本物で、血痕はジョーのものだったり……。ガクブル。
ロビー
さて、全員への声がけは終わり……
ソウ以外の全員が集まりました。
うそだろオイwww
意識のない105kgを直立不動で背負ってやがる……! しかもその表情にはどこか余裕が……!
ケイジさん腰が強すぎるw
気を取り直して、ひとりずつ話しかけていきますが、全員と話し終えると進展しちゃいそうなので、先にギンのニオイチェック(相棒能力ON)を済ませます。
まずアリス。
やんわりと引いてるギンくんw
ところで牢屋のニオイはどこいった?
まさか装置を使ったことで体臭もリフレッシュ? そんなバカなw
それにしても、清潔感ってなんだろう(奇抜なヘアースタイル、引きちぎったような跡のある囚人服、手錠、鎖、鉄球を見ながら)。
次はナオ。
大丈夫、ナオは良いニオイがする(確信)。
入浴剤みたいな香りしそう。
続いてカンナ。
ニオイチェックは仕事、と割り切っているプロフェッショナル、ギン。
カンナはやはり嗅がれることに抵抗のあるお年頃って感じですね。
怒るギンにサラはフォローを入れます。
「ギン……かがなくてもわかる。カンナは良いニオイだ」
あのサラが私と同じこと言ってる。
かわゆ。
まさかこんなところで新立ち絵をお目にかかれるとはw 普通に見逃しそう。
最後にケイジ&Qタロウ。
ケイジさんにもゴリラ認定されてしまったQタロウw
愉快なやりとりに心も和む。
では、本筋を進めていきましょう。
【選択肢】
→本当の話です
→冗談です
脱出できるというより脱出の糸口をつかんだだけですけども、(たぶん)本当です。
安心した様子のアリスからは、あのとき感じた復讐心といったものはほとんど感じなくなっていました。
嬉しいような、悲しいような。
【選択肢】
→その通りだ
→何か裏がある
何か裏がある気がしてならない……。
ソウを信じているカンナにとって相反する意見を答えましたが、カンナは肯定的に受け止めました。
現状としてサラはソウに託した形となっており、それはきっとサラの中にも信じたい気持ちがあるからだろう……と。
すごくプラス思考。羨ましい。
まだ目覚めないQタロウ。
眠れる森のゴリラ?!
文字に起こしてみると普通のことだった。
【選択肢】
→心配です
→起きる前に脱出しましょう
起きる前に脱出しちゃえー!
「寝起きドッキリみたいでいいねー」とケイジさんもノリノリです。
ただその間ずっと背負い続けるのはケイジさんなので、体力がしんぱ……直立不動だから余裕かな!
【選択肢】
→ソウさんはどこに?
→ガシューを足止めしよう
そういえばナオを追いかけているとき、ガシューに時間稼ぎをされました。
あれはやはり、ニセミシマが上手くいくようガシューが加勢したということですね。
結果的に返り討ちにあったわけですけど、それに気付かれればかなり警戒されてしまうこと間違いなし。
ここは足止め仕返してやんよ!
「話し込んでいてくれれば……時間はあるかもしれませんね」
ハンナキーか……チップを渡したことがバレてなんらかの処分を受けてなければいいですが……。
続けてナオは、ソウがモニタールームの方へ向かったことを教えてくれました。
そこに秘密の部屋があるのかもしれません。
思えば、サラとケイジがモニタールームで監視カメラのチェックをしていたときにガシューがやって来ました。
秘密の部屋に行こうとしたものの、通り道に先客がいたから諦めたのかも!
ガシューを見かけたら足止めしておく、と言うナオにこの場は任せ、サラはモニタールームへ向かいます。
第二章後編Part13(Aルート)はここまで
第ニ章後編Part14(Aルート)はこちら↓