【オクトラ覇者】富を授けし者 2章クリア【感想/ネタバレ】

富を授けし者 2章
オスカの謎に迫る富編第2章です。

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2章

ティツィアーノとの出会い
2日ぶりのパン(しかもカビパン)を手に入れて大喜びするほど貧しい生活をしていた幼少期のバルジェロたち。

そこへやってきたのは、ひとりの少年。

3日も何も食べていないらしく、「殺してでも奪い取る」と武器を構えます。

その凄まじい生への執着に何かを感じ取ったバルジェロは、争うこともなくすんなりとパンの半分を譲りました。

最初は疑いの眼差しを向けていた少年もバルジェロの寛大さに落ち着きを取り戻します。

これがバルジェロたちとティツィアーノの出会いでした。

昏睡状態のバルジェロ
何日も昏睡状態のバルジェロ。

いつ目が覚めるかもわからない状態です。oh...

暗い空気が渦巻く中、レヴィーナがオスカから手紙が来ていることを知らせてくれました。

オスカの手紙
この「親愛なる友」って誰宛なんですかね?

バルジェロ宛だとしたら、自分で斬っておいて指定の町に来いって無茶言うなよって話になるので、ピエロ・デッラ宛でしょうか。

ファミリーだったのに複数形でないのが少し気になってしまった。

加えてオスカから手紙には、

「宮殿の書物庫」
「領主スカラベの手記」

というメモも書かれてありました。

なんか脱出ゲームにあるクイズみたいな手紙だな……。

罠の可能性もありますが、

ボスをやられた報復で頭がいっぱいのロッソ
真実を確かめたいピエロ・デッラ
2人だと心配なレヴィーナママ
強制連行される旅団

の4人でスフラタルジャへ向かうことになりました。

フラはバルジェロの付き添いでお留守番です。

そんなスフラタルジャでは、

スカラベの悪行
領主スカラベが貧しい労働者をこき下ろして砂金を集めさせていました。

オスカの手紙のメモにあった人名が早速登場です。

この人の手記がキーアイテムみたいですね。

……手記を書くようなタイプにはまったく見えませんけどw

その頃、スフラタルジャに着いた一行。

バチバチのロッソとピエロ・デッラ
ロッソとピエロ・デッラがやいのやいの言い合っていました。

ここの亀裂はめんどうなことになりそうですね~。

ボスに惹かれてファミリーに加入したロッソにとってはボスが1番なのは当然で、しかもティツィアーノとはさして面識が無いので躊躇も無い。

一方、幼少期から共に過ごしてきたピエロ・デッラからすれば、ティツィアーノが以前のように戻ってくれるなら嬉しいし、敵対するしかないならどうしたらいいのかわからない状態。

マフィア的な考えのロッソと家族的な考えのピエロ・デッラでは、考えが相反するのは仕方ないことでしょうね。

そんなこんなモメていると、

信徒ジュダ
ややこしい人に捕まってしまいました。

「救いを求めるなら主を信じなさい」「主の声が聞こえないのですか?」とペラペラよくしゃべる。

うざったく思ったピエロ・デッラが下ネタでからかうと、これにはジュダさん激おこ。

「地獄へ堕ちよ……!」と吐き捨てられるほど嫌われましたw

ピエロ・デッラは勧誘とか断るのが得意そう。


さて、少々無駄な時間を過ごしてしまいました。

手紙にあったとおり、まずは宮殿へ向かってみることにします。

……その前に、スフラタルジャのフィールドコマンドをこなそうとしていたら、

諦めている砂金掘り
おうふ……。

かける言葉も見つからねぇ……。

この時点で貧富の差が激しい町なことがうかがえます。

少しでも幸せになればと持ち物を高値で買い取ろうとしたら、定価の買い取りでさえ7リーフとか33リーフぽっちしかしませんでした……。

そこから値切ればさらに安くなるというね……。

値切り成功率100%でしたけど定価で買わせてもらいました。少しでも足しになれば……。


貧富の差をまざまざと見せつけられながら、宮殿前に到着しました。

さあ突入だといった直前にて、再びロッソとピエロ・デッラがバチバチに。

殺す覚悟を決めろと言うロッソ
     vs
そんな覚悟はできないと言うピエロ・デッラ

結果、

ロッソの離脱
悪態をつくピエロ・デッラ
ロッソさん離脱。

そんなー! バルジェロの次にロッソが好きなのに。

というか、ロッソは脳筋に見えてその実、頭脳派でもあるんだぞ! 武力も頭脳も兼ね備えたまさに文武両道マン。

要らないどころか来てくださってありがとうございますと土下座させていただくレベルの人物なので、口の利き方には気を付けたまえピエロくん。

などと思いながら、小さくなっていくロッソの背中を見送るのであった――。


ロッソは中央、ピエロ・デッラは右からとそれぞれ別方向に散ってしまいました。

レヴィーナはピエロ・デッラと行くことに決めたので、じゃあ私はロッソと!

……と思っていたんですが、中央に行ったらイベントが発生しそうな気がしたので後回し。

まずは宮殿前をあらかた探索しようとしたら右方面でピエロ・デッラを発見し、イベントマークも何も無いノーマル吹き出しがあったのでそのまま話しかけたらイベントが発生してしまいました。

な、なんというトラップ……!

ピエロ・デッラは「正面から行くのはロッソか熊くらいだ」と軽くロッソをディスりつつ、手薄である裏から入るのが賢い選択だとドヤります。

が……予想とは裏腹にそこには大量の見張りが。

どうやらお金が有り余っているために、どこも万全の警備体制が敷かれているようです。

くっ、おかねつよい……!

他の入り口を探すことになり、その際レヴィーナにロッソへのお使いを頼まれました。

「熱くなっていたから盗っておいた」とのことですが、そのブツとはいったい……?


ロッソは正面切って暴れるつもりだったようで、堂々と中央に布陣していました。

ところが、

粉待ちだったロッソ
アンパンマンでいう「顔が濡れて力が出ないよ~」状態だったため、二の足を踏んでいたようです。

そう、レヴィーナが盗っておいたというのはこの「粉」!

ロッソさん……粉無しで戦えるようになっておくれ……。

仕方ないので粉を渡し、ロッソの吸引タイム。

ハイなロッソ
飛んだwww

超人となったロッソさんにより、中央の見張りはボッコボコ。

そのまま一緒に宮殿内にまで入っていける勢いでしたが、この先は危険だからと1人で行ってしまわれました。

なんというイケメン。

一旦ピエロ・デッラのいた場所に戻ると、裏の見張りがいなくなり絶好の侵入チャンスとなっていました。

こっそり宮殿内に入ると、響き渡る絶賛暴れまくりのロッソの声。

ロッソが頑張ってくれているおかげで裏の見張りが駆り出され、容易く侵入できたわけですね。

そのことを知ったピエロ・デッラは、

ヘイト稼ぎするピエロ・デッラ
わざわざヘイトを稼ぐ行為に。

(余計なことしなくていいのに……!)
*敵がいない方が探索が楽だから

ロッソの負担を減らそうとしたんでしょうね。

バチバチに喧嘩していたくせになんだかんだ仲間思いなやつらめ!

その頃、町では――

ジュダの講演会
ジュダが講演会を開いていました。

そんなジュダも昔は、領主に買われた家畜だったようです。

鎖に繋がれ二足で立つことすら許されず、納屋に寝起きし豚と同じ飯を食べる日々。

そんなとき、ジュダの言う「しゅ」が現れたのです。

主は、ジュダにとって忌々しいその領主を八つ裂きにし、醜い皮を剥ぎ、晒しにしました。

それにより、ジュダは自由の身になったという。


領主を殺して助けてもらったとかはありがちですが、内容が結構グロくてびっくり。

人ではなくなったから「晒し者」ではなく「晒し物」と表現するあたりに、なんともいえない濃さを感じます。

主さんも主さんで、よくそんな自分にとって無関係な人をそこまで憎しみを持った殺し方ができますよね。

普通にサイコパスなのでは。


……ところでずっとちょこちょこ出てくるこのジュダの話は、どう本編に絡んでくるんですかね?

あんまり関わりたくないタイプなのでこのままフェードアウトしていただきたいなぁなんて……。

書物庫
さて、書物庫に来ました。

オスカの手紙のメモにあった場所ですね。

何かあるはずだと庫内を調べるレヴィーナが本棚で何かを見つけました。

それは、同じくオスカの手紙のメモにあった「領主スカラベの手記」でした。

当時、スカラベは一介の宝石商でした。

大陸を巡り数多の石を売っていくなかで、スフラタルジャの砂金は何より高値が付くことに目をつけました。

ゆえに、ある男に近づくことを画策するに至ります。

領主スカラベの手記1
領主スカラベの手記2
領主スカラベの手記3
領主スカラベの手記4
領主スカラベの手記5
領主スカラベの手記6
領主スカラベの手記7
領主スカラベの手記8
領主スカラベの手記9

ジュリアンかわいそう。

それにしてもオスカはなぜこの手記を見せようとしたんでしょうか。

スカラベはこんなに悪い奴だ、やっつけてくれ! とでも?

そんなことを言う前に自分で手を下しそうなタイプに見えますけどね?

粛清に動くジュダ
何度目かのジュダ。

反旗を翻そうとしています。

講演会のおかげでたくさんの信者を得たようですね。

その信者たちは宮殿内に堂々と侵入し暴れまわります。

書物庫にも信者がやってきましたが、

イケメンロッソ
キャーイケメーン!

直前に合流したロッソが信者の前に立ちふさがります。

「ティツィアーノと話がしたいなら自分が殺る前にとっとと済ませろ」と、ピエロ・デッラへの気遣い付きです。

大人だ……。

セリフがフラグっぽいものの、さすがに急遽仕立て上げた貧民相手に、身も心もガチマフィアなロッソさんが負けるわけないのでここは安心して任せることにします。

向かうは宮殿の上階。

そこではすでにオスカがスカラベを追い詰めていました。

主はオスカだった
主ってオスカのことだったのか!

連続富豪殺害事件の犯人であるオスカなら、ジュダを買っていた領主を殺すのも自然の流れですね。

オスカにとってはただ富豪を殺したくて殺しただけのことが、ジュダからしてみれば救いの神のように見えた、と。

そんなところでしょうか。

今やすっかりオスカの下僕を自称しています。

これまでの行動もすべてオスカの命令で動いていたようです。


そんなやりとりを見ていたスカラベが、オスカの名前を聞いてピンときます。

オスカ・ヒュセイノフ
ヒュセイノフ?!

ってスカラベが地獄に突き落とした一家じゃないか!

オスカってその一家の一人息子だったのか!

なるほどなるほど!

ここで冒頭の意味がわかるんですね!

ティツィアーノとの出会い
スカラベにすべてを奪われたあと、逃げ延びたオスカが食べ物を求めてバルジェロたちの前に姿を現した、と。

殺してでもパンを奪い取って生き延びてやる、というあの生への執着は、スカラベへの復讐からきていたんですね。

いやーすごいなぁ。


オスカは、積年の恨みを晴らさせてあげるかのごとく信者たちに始末を任せます。

1人一刺し
1人が一刺しして帰り、また別の1人が一刺しして帰り……。

これを全員分か……。

しかし意外だったのはオスカが自らの手で復讐を遂げなかったこと。

話を聞く限りでは、すべての元凶はスカラベにありますよね?

ジュダの領主は皮を剥ぐまでしたというのに、肝心の恨みの塊は人任せとは……なんとも腑に落ちません。

さて、スカラベが息を引き取った頃になって、ようやく旅団一行がその部屋の前まで辿り着きました。

が、そこで立ちふさがるは下僕こと信徒ジュダ。

いよいよ決着のとき! その口、黙らせてやんよ!

((⊂(`ω´∩)シュッシュッ

vs信徒ジュダ
取り損ねてしまったんですが、側近が2体いてそれの対処がめんどくさかったです。

すぐ頭上に2ターンのカウントを出すのでブレイクして解除。すると今度は片方の側近がカウント。

と、カウント交互するのでブレイクに追われて大変でした。


なにはともあれジュダ成敗!

書物庫でフラグを立てていたロッソも無事合流してきました!

しかし口では余裕ぶっているものの、なんだかんだダメージを負っているようで膝をついてしまいます。

あれだけ暴れれば無理もないですね。功労賞をあげたいところです。

そんなロッソに肩を貸してあげたのはピエロ・デッラ。

和解
和解!

やっとギスギスしなくて済むw

しかし「粉はほどほどに」とピエロ・デッラにちゃっかり注意されるロッソであった。

それはほんとそう。

カッティーナ
久しぶりのカッティーナ!


身内のいざこざも解決したところで、本題に突入。

待たせたな、オス……

スカラベの惨状


ウ……ワァ……。


復讐しないの変だなーと思っていたら、ちゃんとやることはやっていたようで……。

それにしてもこの、スカラベの……これ体どうなってるの……? 下半身ある……? サイズがおかしいことになってない……?

ドットで分かりづらいとはいえ、それですらエグさを感じざるを得ないというのに……みんなオスカのことばかりで誰もスカラベの惨状に触れない……!

「お前がやったのか……!」とか「むごい……」でもなんでもいいから、少しくらい反応してから本筋に移ったほうが自然な流れではないですかねw

あの惨状は私にしか見えていないのかな? と思うほど、総スルーすぎて気になってしまいましたw


オスカはスカラベの死体を足で小突きながら過去を語り始めます。

全てを持っていた自分が、いかにして転落したのかを。

ジュリアンの口癖
「砂金は富を生み、富はまた、民を生む。富めることは即ち、幸福なのだ」

幼きオスカにそう説く、父ジュリアン。

それはジュリアンの口癖でもありました。

そんな一家にあの悪夢の日が到来します。

2つの指輪
ジュリアンはオスカを逃がす際、家宝の指輪を渡しました。

そしてオスカは遠くへと逃げます。お金も無く、家畜同然で。

そんなオスカが考えついた先は、富の裏切り。

富こそがすべてを奪ったという考えに行き着きました。

富が人間を醜くした、この世は富に呪われている、と。

だからすべてを消し去るため、誰もが何も「持たざる」原初の世に変えるため、立ち上がったのです。

去り際に、オスカはバルジェロへの伝言を残します。

オスカの伝言
真意を尋ねようとも、それは信者の妨害によって断たれてしまいます。

オスカの伝言をバルジェロに届けるため、一行は一度ヴァローレに帰ることにしました。

2章はここまで

オスカの謎が判明しました!

おおよそのことについては「なるほどなぁ」と納得はできましたが、いまだ釈然としないことが1つ。

なぜバルジェロを斬ったのか?

この理由だけは依然として不明なんですよね。

意味もなく斬るとは到底思えないので、絶対に何かあるはず。

個人的には良い意味で斬った(もっと大きな被害から守った)のではないかな~と希望的観測を持っていますが、はたして……。

オスカの伝言も気になるところです。

スフラタルジャで話が完結するのかと思いきや、ヴァローレもにおわせてきましたし。

どう転んでもハッピーエンドにはならなそうでつらい。

© 2020 SQUARE ENIX CO., LTD.

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