衝撃事実がサラッと流される全てを授けし者第5章です。
5章
背後で亡者たちが「ちょっと通りますよ」をしている中、ぽつりとつぶやく後ろ姿。
考えるまでもなくあの人ですね。
一方その頃、辺獄の別の場所では――
サザントスが「穢れし英雄」と呼ぶ何かを見つけていました。
黒呪炎の力で目覚めさせると、
それはなんとタイタスでした。
今回のボスはこれかな。
さて、話は旅団一行へと戻り――
教皇への報告。
何よりも青く澄んでいたサザントスの心を黒く染めた何か。教皇はそれを憂いていました。
本当に何をキッカケに闇墜ちしてしまったのでしょうね、サザントスさん。
正直なところ、内容よりもどの時点で考えが変わったのかのタイミングのほうがすごく気になる。
あのときのサザントスは素だったのか演技だったのか、それを知りたいシーンがやまほどあるので。
しかしサザントスに行き着くまでが長い……。
とりあえず報告も済んだので、みんなのところへ帰るとします。
そのエドラス城では、
なにやら話し込んでいる2人。
これから危険なフィニスの門へ行くにあたって、アラウネを連れて行きたくないリシャールは城に留まるように説得していました。
しかし今回ばかりは見守るだけではいられない、と頑なに拒否するアラウネ。
結局は、その強情さに負けてリシャールが折れることとなりました。
仲がよろしいようで。
城はクラウザーに任せて出立します。
すると、
続々と集合。
まるでゲストかのように「急きょ応援に駆け付けましたよ」感のある言い方をする2人。
"灯火の守り手"は全員、フィニスの門突撃メンバーに当然入っているものと思っていたのですが……違ったんですかね?
ソロン王は何を言うでもなく当たり前にいたのに。この違いは一体。
ともあれ盛り上がってきたところに、
"選ばれし者"含む聖火騎士団も合流しました。
突撃だー!
ようやく来ました、フィニスの門。
ロンドが聖火の力で開こうとすると、
影亡者たちが現れました。
ウォーミングアップといったところですね。
ちょっと硬いくらいで大したことはないです。
それよりも……おわかりいただけただろうか……。
画面左上……
「ステータス確認」というアイコンがあるのを……!
これを押して敵をタップすると、
敵のステータスが見えちゃう!
もちろん味方をタップすれば、
味方のステータスも確認できます。
おそらく今回のアプデからですかね? 待ち望んでいた機能がしれっと導入されていました! (告知を読まない人)
実装まで長かった……。これまで幾度、敵の行動文章を見逃しては「今これどういう状態?」とワケも分からぬまま戦ってきたことか……。それでカウンターもらって死ぬ。
そういう事故とはサヨナラできる良アプデですね。
欲を言えば%表記も欲しかったですが。あとバトルアビリティとサポートアビリティを別枠表記して分けて欲しかったところ。今のだとごちゃまぜでちょっと見づらい。
そんな新たな発見をした影亡者との戦いでした。
無事に倒し終えると、
苦戦していたソロン王に助太刀するオスレッドⅡ世の姿が。
すごく貸してくれるオスレッドⅡ世さん、良い人。
おかげですべての影亡者を一掃できました。
改めてロンドが聖火を掲げると、
フィニスの門、開門!
突入します。
……その前に、
ということで、多くの兵たちはここで待機するようです。
あれ? 軍ごと辺獄へ行く議論をしていませんでしたっけ?
「指輪パワーで帯同できるのは数人のみ。亡者の軍勢に対抗してこちらも兵を集めたところで、全員で辺獄へ向かう手立てが無ければ多勢に無勢」
……ということで、それを解決するためにフィニスの門から突撃する話になっていた気がするのですが勘違いでしょうか?
確かに門前待機ならば兵たちへの「辺獄の闇は生身には過酷」問題は解決しますけれども。謎い。
だとしても、"選ばれし者"と一緒に辺獄へ行く7人(ロンド除く)の「辺獄の闇は生身には過酷」問題がどういう扱いになっているのかは相変わらず不明なまま。
3章ではまだ聖火に認められていないロンドが普通に辺獄で単独行動していましたし、そのあたりの対策も説明もろくに無さすぎるんですよね……。
こんなに雑な扱いなら「生身は過酷」設定なんていらなかったのでは、と思えてなりません。
さて、フィニスの門に突入です。
中は「悔恨の間」というダンジョンで奥まで突き進んでいくだけなのですが、ところどころにいろんな人の手記が落ちていました。
ジェンニッシュ王のやらサザントスのやらレブラントのやらリンユウのやらヴェルノートのやら。
死んでいる人のは死後に辺獄へ来てから書いたらしきものでした。どちらにせよ、長いうえに心情がつらつらと書かれているだけです。
ただ、ミザの手記だけはいろいろと衝撃的でした。
クズ野郎モナリス。
最初に読んだときはミザの憎しみがカンストしすぎていて怖かったのですが、改めて読んで真実に気付いてからはもう言葉も出ない。
当初からミザの恨みがMAXだったのも今なら頷けます。
辺獄に手記があるということはミザはもう死んでいる可能性が高そうですね。わざわざ生きて辺獄に手記を残しに来たとは考えにくいですし。
だとしても何死なんでしょう。自殺かセラフィナに殺されたかくらいしか思いつきません。
今までずっと謎だったミザの行方をこんな形で知ることになろうとは。それもエグイ内容とともに。
しかもドットが幼く見えたので12歳くらいかと思っていたらまさかの18歳以上という驚きの事実。
ミザ……ずっとヤバい子だと思っていてごめんよ……。無知は罪とはよく言ったものです……。
あんな気持ち悪い大人の元で生きていたら歪みもしますよね。
特に誕生日の花。ユキセンカ(雪→白)からウスベニソウ(薄紅)、そして最後にヒイロソウ(緋色)って徐々に赤くなるように渡しているのが気持ち悪すぎる。オエーッ!!
サザントスさん、どうせ亡者をふっかけてくるのなら亡者モナリスを召喚してくれませんかね。もう1回叩きのめしたいわモナリス。
どんよりした気分になりつつ、「悔恨の間─裏─」へと続く扉を見つけたので先に進みます。
そこには、
サザントスが待ち伏せていました。
"守灰文書"とは教会が秘匿し続けた禁忌で、人間のおぞましい面が克明に記録されているのものだそうです。
それを読んでもなお「人間を守る」と言えるのか、とサザントスは疑問を呈します。
よほどのことが書かれているのでしょうね。読んでみたい。
そんなことを思っていると、サザントスが新たな下僕を召喚しました。
ここでタイタスの兄貴のご登場。
極めし者編のボスの中でも最弱なイメージしかない彼ですが、亡者と化したことでいかほどに「強くなって新登場!」していることか。
そんな呪将タイタスとのバトルです。
相変わらずの絶対に恐怖させるマン。
それ以外はあまり印象に残っていないです。
辺獄編のボスは初っ端から亡者マフレズでやり過ぎたのを反省したのか、どんどん弱体化してきていますね。
亡者マフレズが倒せるのならそれ以降は武器防具の更新は一切しなくてもここまで来れそう。
返り討ちにされた亡者タイタスを屑呼ばわりするサザントス。
私怨を感じるほどにやたらと厳しい言葉を浴びせるので何かあったのかと思えば、
え!
タイタスってサザントスのパパかもしれないの?!
それが事実なら意外な繋がり。
しかしサザントスにとってタイタスは、欲のままに生きて多くの悲哀を生んだ屑でしかないようです。
その同意を求めるように背後に話しかけると、
亡者ヴェルノートが登場。
タイタスへの恨みが限界突破な亡者ヴェルノートは、
ナイフを取り出すとグサグサ刺し始めました。
旅団との戦闘後で弱っている亡者タイタスに反撃できる余力があるはずもなく。
刺されるだけ刺されると地に伏してしまいました。
しかし亡者ヴェルノートの怒りは収まらず、なおも刺さんとばかりに歩み寄ります。
そのとき、目の前を高速で駆け抜ける影がひとつ。
それは自らナイフに刺さりに来たリンユウでした。
おそろしく速い行動。オレでなきゃ見逃しちゃうね。
リンユウは自身に刺さったナイフを引き抜くと、
亡者ヴェルノートにブスリ。
かつて彼が言っていた言葉を口にしながら無理心中を図りました。
するとその行動により下僕化が解けた? のか、生前と変わらぬ姿へと戻るヴェルノート。
エリカが成仏したときのように青白い光に包まれると、2人はそのまま消えてゆきました。
ちょうどシグナのお迎えも来たことで、そろそろお開きの時間です。
サザントスは倒れたままの亡者タイタスを黒呪炎で燃やしてあっさり処分します。
それは欲からの解放。
欲のままに生きたタイタスをようやく欲から解放してあげたのだ、と感謝すらして欲しそうに述べました。
つまりこれがサザントスの目指すところでしょうか?
現世で一度殺して辺獄でもう一度殺す。あるいは生きた人間を直接辺獄に連れてきて殺す。
後者の場合どういう処理になっているのか謎ですが……リンユウという実例があるので出来そうではあります。
だとしても全人類に実行するのは中々骨が折れそうですね。
もうこの場に用は無いとばかりに立ち去ろうとするサザントスをロンドが引き止めます。
そんなロンドに向けて黒呪炎パワー? を放つサザントス。
すると、
まるでフラッシュバックのように過ぎる映像。
おそらく赤子サザントスを連れ去った白服集団ですね。
何か伝えたいことがあってサザントスが自分の過去を見せているのでしょうか。
そう言うと2人は消え、
後を追うのを阻むかのように黒いもやもやが出現しました。
それは邪悪な念らしく、あまりにも強すぎるため先に進むことができません。
仕方がないのでひとまず退くことにします。
リンユウとヴェルノートが光の粒のように消えたアレは、黒き魂を鎮める唯一の術だそうです。
辺獄の死者たちの魂を浄化すれば道が拓けるかもしれない、とタトゥロックからのアドバイスをいただきました。
本当になんでも知っている姐さん。どこで仕入れた知識なんだろう。
唯一”灯火の守り手”ではないどころか極悪犯罪人だというのに暴れもしなければ逃げもせず、今の所一番役に立っているのがタトゥロックという事実。
それでいいのかオルステラ。
亡者タイタスと来たので次は亡者アーギュストと亡者ヘルミニアですね。
ヘルミニアってSPばかりいじめてくるから一番戦いたくない相手だ……。
もう今から鬱。
5章はここまで
このエンドイラスト、THE魔王と小間使いという感じで好き。
そういえば今回、ついに初めてボス戦1回だけでしたね。
てっきりヴェルノートと戦うものとばかり思っていたら戦わないどころか、ぽっと出てきてぽっと消えていっただけという。
まさかタイタスがメインになるとは。しかもサザントスのパパ疑惑ありという爆弾持ち。
驚きは驚きなんですけど、これまでタイタスとサザントスにそんな伏線ありましたっけ?
もう極めし者編の内容はうろ覚え過ぎて伏線回収に唸ることもままならない……。
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