キミガシネ最終章前編Part7(Abルート)です。
最終章前編Part6(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
ペア別行動
ロッカー室
Qタロウとマイは部屋に留まり、開かないロッカーを念入りに調べてくれていました。
はりきるマイに、ランマルは注意を促します。
敬語……だと……?!
マイには敬語なんですね、ランマル。Qタロウやクルマダにはタメ口だったのに……。
同い年以下と同性にはタメ口となると、ランマルの敬語が聞けるのは年上女性(マイ)のみか。なんというレア。
Qタロウが2人の会話に割り込み、ダミーズの耐久性について尋ねました。
ダミーズといえど自分の体でもって試すワケにもいきません。そのため本人たちすらも耐久性は不明でした。
どうせなら超合金で作ってくれていれば死ぬ心配もないのに……と愚痴るランマルに、そんなカチカチは嫌、とマイは笑顔で否定します。
【選択肢】
→さわる
→さわらない
→もむ
では遠慮なく触らせていただこう。
ほっぺ触るだけでそんな顔しないで欲しいw
サワサワ。
マイのほっぺは人間のように柔らかいものでした。人形とはとても思えないほどに。
その技術に驚くサラをよそに、交代と言わんばかりに今度はマイがサラのほっぺを触り始めます。
サラのほっぺは、これぞ10代の肌という感じにモチモチのようです。モッチモッチ。
最高なんだがwww
マイの口調おかしくない?w
【選択肢】
→がんばってください
→ペアは嫌ですか?
→デレデレしないで下さい
「デレデレしないで下さい」
デレデレを全否定するQタロウ。
むしろマイに言ってくれと語気を強めますが、
マイに抗えないw
マイみたいなほんわかした子への対応が分からないんでしょうねw これは尻に敷かれるタイプ。
案外、お似合いに見えてきました。
あとは若い者に任せて、サラはほかの部屋を見て周りましょうかね。
絵が飾られた部屋
アリスとクルマダとソウがいました。
アリスとクルマダはファション誌の表紙でも撮ってんのかっていうようなポーズと並びだなw
どっしりと腰を据えているあたり、清々しいほどに探索する気が感じられないクルマダさん好きよ。
アリスは、ナオの絵を見て心を痛めていました。
ナオへの仕打ちを考えれば、こう思うのも必然……。
しかし、本当の殺人鬼とは?
やはりアリスは人を殺していないんでしょうか。でも認めるほどには罪悪感を持っています。
直接、手にかけてはいないけど、自分のせいで死なせてしまったとかで殺人鬼を名乗っていた?
今までのアリスを見る限り、私利私欲で殺人を犯す人には見えませんしね。
アリスの謎も深いままです。
確かにずっと見つめています。
ソウは黙ったまま、思い詰めた表情をしていました。
2人はもの思いに耽り、1人はサボり。
誰もまともに探索していない……。もうちょっと危機感を持ったほうが。
ところでアリスのペアのアンズはどこいった?
ペアリングは隣の部屋まで有効とのことで、隣接するリングの部屋とエレベーター前にそれぞれ行ってみましたが、人っ子ひとり見つかりません。
アンズちゃん……あやしい……。
墓場のような場所
アンズ以外の残り4名はここにいました。
ほかに開かない部屋など調べるべき場所がありながらも、こんなところを探索していることにヒナコは疑問を抱いていました。
良いボスをお持ちで。
ではそのボスに話を聞いてみましょう。
それらはやたら重いうえ、場所が場所なだけに暗くてよく分からないという困りもの。
ゆえに、ここの探索はほどほどがいいかもね、とケイジは告げました。
ケイジさんのことだから、何か意図があるはずですが……。
スーツメガネ ←NEW!!
ハヤサカさん一番地味だから、身に着けているものからしかネーミングできなかったんだろうなw
意外にもバリバリ先導していたギンくん。
なんて頼もしいご主人様……!
ハヤサカさんからしたら、嬉しい言葉なのやら、小学生に言われてしまって情けないのやら……複雑な気分でしょうねw
そんなハヤサカは、探索で「壊れたスコップ」を見つけたことを報告しました。
ケイジさんの即答阻止!
そしてなぜかこちらに話を振られる!
【選択肢】
→持っていくべき
→置いていきましょう
何か察知したのか、それとも考えがあるのか。
ケイジさんの思考は読めませんが、従っておくのが吉でしょう。
しかし、ダミーズに武器を任せるのは不安なのも事実。
ケイジは隠すことなくハッキリとそのことを伝えました。
当然、まだ信用してくれないことにハヤサカは不服を唱えますが、それを制したのは他でもないヒナコでした。
ケイジがダミーズを観察していることなど、ヒナコはとっくにお見通しだったようです。
身分が高いか低いかで表現されると、なんとも言えない気持ちに……。
別に奴隷視しているわけではなく、危険視しているだけなんですけどね。
まぁ、首輪の爆発が片方のみとなれば、必然的に優位・劣位が出来てしまうのも仕方ないですが……。
愛想笑いが過ぎるぞハヤサカ!
ダミーズのことなんてどうでもいいとばかりに自由気ままに行動されるのに比べたら、思い遣ってくれるギンくんがペアなのはサラ並みのSSRだぞ!
ケイジ(SR)
進化(信用)させればSSR。それまで苦行。
アリス(SR)
根は良いが、何かしらドヤる。
Qタロウ(R)
最悪、見捨てられる。
ソウ(N)
信用を得るのは諦めろ。そして貧弱だ。
そんなこんな、若干1名を除く全員の動向は把握できました。アンズェェェ……。
ここの探索は4人に任せて、サラは別の場所を探索することにします。
赤いドアの前
赤いドアの前までやって来ました。
なぜか誰も調べないのでサラたちが調べるほかないでしょう。
相変わらずドアは堅く閉ざされています。
サラは、トイレを印象づけるあの人間のマークに目をやりました。
本当にトイレだとしたら、封鎖されている説明がつきません。
よくよく目を凝らして見ているうちに、あのマークが手を繋いでいるように見えてきました。
サラは再現を試みようと、断りなくランマルの手を掴みとります。
驚くランマルをよそに、
ドアが開きました!
どういうシステムなんだ……! もしかしてドアの前で男女が手を繋ぐまで誰かずっと監視してるの……?
だとすると、リングギミックでのクルマダの殴り合い提案もあながちバカにできないのかもしれない……。
細かいことは置いておいて。
あのマークはドアを開けるためのヒントだったということですね。
もしかすると、2人専用の部屋なのかもしれません。マークの色を考慮すると男女2人専用の部屋?
アリスとソウを犠牲にして、男女比6:6にしたのが正規ルートなのかなとも思いましたが、どのみちギンがハヤサカとペアを組むのは既定路線。
同性ペアお断りだと、どうあがいてもそのペアだけは入れないということになってしまうので、マークの色はあんまり関係なさそうです。
見事ドアを開けたサラの勘の鋭さに、ランマルは感心しました。
逆にサラはランマルに、緊張しすぎだ、と指摘します。そんなふうに体がガチガチだととっさに動けないぞ、とのアドバイス付きで。
おおっと、サラに手を繋がれて緊張しちゃったのかな?
ウブマルくんかわいい。
サラはジョーがいたので免疫力が高そう。
あ……なるほど。だからこそ! フラグをへし折っていくのだな……!
イチャイチャもそこそこに。
中に入ってみます。
心の整理
ふわふわした部屋
予想の斜め上も甚だしいほどのガーリー部屋でした。
そこはかとなくマイが住んでいそう感。
サラたちが戸惑っていると、どこからともなく女性の声が。
これ頭どうなってるの。ベタベタしそう。
でもホットケーキおいしそう。
ランマルはとっさに妨害者だと判断し、サラに離れるよう呼びかけます。
しかし当の女性はというと、まるで友人の来訪かのごとく2人をもてなそうとします。
こちらの警戒などどこ吹く風。お茶の用意のために、どこかへ引っ込んでいきました。
【選択肢】
→戻ってくる前に探索だ
→大人しく待ってよう
→部屋を出ないか
探索チャンスぜよ!
物色♪ 物色♪
ソファの横には真っ赤な本が置いてあります。
裏を見ると、『期限を守って返却して下さい』と書かれてありました。
まさかのレンタル。
次に、右のコンパクトなタンスを探ります。
引き出しを開けると、筆と絵の具が入ってありました。
筆と絵の具を入手。
ヒェッ!
いや、別に何も……?
「欲しいならあげる」と、女の子は笑顔を浮かべました。
バレてた。
なんてことないといった様子でサラに紅茶を手渡してきます。
あまりにふわっとした雰囲気。思わず気が抜けてしまいそうです。
しかしそういう作戦なのかもしれないので、油断はできません。
「ここでみんなの話、聞く方が好き。相談室なの、ここは」
妨害者として失格の烙印を押されやしないだろうか……。
女の子は、ずっと仲間と一緒でひとりで考える時間のなかったサラを気にかけます。
自分の気持ちを見つめ直して本音を話せば心の整理ができるよ、と語るその姿はさながらカウンセラー。
ランマルも飲めるのか!
サラのために毒味してくれたんでしょうか?
【選択肢】
→紅茶を飲む
→飲まない
敵の用意したものは迂闊に飲むな、ってばっちゃが言ってた。
が、しかし。
女の子のニコニコ笑顔に「飲めよ」と書かれているかのような凄まじい圧を受けるサラ。
2回……3回……どれだけ断ろうがエンドレス。
なるほどね(察)。
いただきます。
一口飲むと、少しだけリラックスできました。
その効果もあってか、サラはさきほどの女の子のセリフを思い返します。
確かにこれまで、ひとりで冷静に考える時間なんてほとんどありませんでした。
隙を見れせば、絶望が心を満たすと知っていたために。
でも今は違います。ここには誰もいません。
【選択肢】
→みんなと一緒に脱出したい
→死にたくない
みんなと一緒に脱出したい。
本当にそうか……?
サラの頭の中に謎の声が響きます。
──……みんな……大事な仲間だから……。
また 仲間 か
女の子の声でサラは我に返ります。
優勝……たったひとりが生き残ること。それはデスゲームの終わりを指します。
終わる……?
やはりどう足掻いても生き残れるのは1人だけという現実。
改めて確認しても、女の子は首を縦に振るだけです。
「あと6人……もう決着は……近い」
たったひとりが生き残る
誰も犠牲にしない、と強く反論に出るサラですが、そこでランマルが肝心な事を突いてきました。
そこですよね。
みんな探すことに重点を置いてばかりで、勝利条件を見てみぬフリというか濁したままです。
殺す覚悟があっても見つけられなければ意味はありませんが、見つけたところで殺す覚悟がなければもっと意味がありません。
相手は人形だと分かりきっていても、あそこまで完成度の高い特別な人形です。
「あんな最低な野郎……同情はしねえけど……」
【選択肢】
→殺せる
→わからない
う〜む、100%例外なく絶対に人形であるという保証と確認が得られるのなら殺せるかな〜。
背に腹は替えられません。
殺す
「仲間を守るためなら……殺してみせる……!!」
違う 自分だ
「こんなデスゲーム……終わらせるんだ……!!」
優勝すれば……終わる
女の子は今度はランマルへと視線を移し、問いかけます。
「ランマル、あなたはどうなの」
あなただって見つめなおせる、と笑顔を向けました。
この「目的」という言い方が引っかかります。
サラたちの目的(ミドリを殺すこと)を指しているのなら、相棒でも同じ意味を指していることになりませんかね?
となると、ダミーズにはダミーズの別の目的があってそれを指しているように聞こえます。
(自分の)目的の為のペアか、(サラの目的のための)相棒か。
それを見つめ直せ、と言っている風に。
いまさら別の目的があろうが驚きはしませんけど、もし本当にそれを指しての発言だとしたら、しれっと暴露していることになりますよね。
別の目的があるだなんて人間側に知られたら、どう解釈されるかも分かりませんし、ただただダミーズにとって不利な暴露なのでは……。
幸い? サラはそれどころじゃなさそうなのでセーフかもしれませんが。ケイジさんならアウト。
ランマルは良いヤツだから最終的に相棒を選んで死んでしまいそう。
女の子は、また来てね、と言うと2人をあっさりと解放してくれました。
なんか宗教チックで嫌だな、この子……。
残念ながらもう来ることはないでしょう。
Adios!!
女の子もいなくなり、踵を返そうとしたそのとき。
ランマルが話があるようでサラを引き止めました。
女の子との会話で疲労したサラは、戻ってからにしようと持ちかけますが、ランマルは必死です。
【選択肢】
→話してくれ
→聞きたくない
→告白ですか?
「……告白ですか?」
ウブマルくん、絶対おもちゃにされるタイプ。
冗談はさておき、真剣な話っぽいのでちゃんと真面目に聞きます(正座)。
ランマルは一拍置いてから、ゆっくりと口を開きました。
「これはたぶん、オレだけが知る特別な情報……ってヤツだ」
クルマダに聞かれたときはナチュラルに分からないフリをしていましたけど、やっぱり心当たりはあったんですね。
ランマルくんやるぅ! 名演技!
【選択肢】
→ダミーズの誰かか?
→生存者の誰かか?
→ひとりだけか?
ダミーズの誰か……というか、ヒナコしか思い浮かびません。
人間か、なるほど。
余計にヒナコが怪しくなりました。
ここで人間と断定されれば、まずダミーズを候補から外してしまいます。
というか、ランマルが「ダミーズは人形……だろ?」と強調するので、サラはケイジかQタロウかアリスの中にいると考えてしまいます(ギンは幼すぎるあまり除外しているのでしょう)。
これがすごくミスリードくさい。
そう思わせておいてからの、実はダミーズの中に人間がいました的な展開をやってきそうで。
それがヒナコ。
アスナロの人間がヒナコを乗っ取っていれば、別にランマルも嘘をついていないわけですから成立はします。
個人的にはヒナコ疑惑がますます確信に近付いてきてスッキリしました(合っているかどうかはともかく)。
あと気になるとすれば、さきほどの選択肢にあったように、ひとりだけかどうかな点。
さすがに複数となると分かりません。
ひとりだけならヒナコ! あの絵の説明が出来ない限り、私はヒナコを疑い続けます!
「オレ……サラのこと全然知らねえけど……」
ランマルくん……! (死亡フラグが見え)
続けて「もうひとつだけ……」と口を開くランマルでしたが、少しの間考え込むと「なんでもねえ……」と濁してしまいました。
AIミシマがお願いしかけてやめたアレを彷彿とさせる……。
死亡フラグ増やすのやめて。
最終章前編Part7(Abルート)はここまで
最終章前編Part8(Abルート)はこちら↓