【オクトラ覇者】全てを授けし者 8章後編ボス手前まで【感想/ネタバレ】

全てを授けし者 8章前後編
全てを諦めた全てを授けし者第8章後編のボス手前までです。

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8章後編ボス手前まで

ファラメと赤子サザントス
赤子サザントスに、欲に塗れたこの世を変えてもらうことを期待するファラメ。

聖女と言われていたくらいなので恨みや憎しみからくるものではなく、あくまで正攻法で世直しをしてくれることを望んでいたのでしょうね。

残念ながらサザントスにとっては恨み憎しみが勝ってしまいましたが。

幻
これはサザントスが見ている幻なようです。

別れを告げると、黒き炎で燃やし尽くしてしまいました。

待ちぼうけ
(ストーリーが更新されてから)半年も待っていてくれたなんて優しい。

そんな薄情な選ばれし者にも、以前と変わらず「救ってやりたい」と言い放つサザントス。

3つの選択
わー! ☆5ください!

……の演出ではなく。

富、権力、名声……あらゆる欲に侵された世の果てに何を望むのか、と問われました。

断然富が欲しいですけれども、旅団的にはやっぱり名声かな。

ということで、名声を選びます。

すると、どこかへ飛ばされ……

理想郷シアトポリス
着いた先はシアトポリス。

マップを開くと「理想郷・シアトポリス」と書いてあるので、サザントスの描く理想の世界線を体験してこい的な感じですかね。

思えば最初にゲームを始めたときも名声を選んでシアトポリスからスタートしたので、まるで故郷に帰ってきたかのような気持ち。

アーギュストの生きている世界線いいなぁ。

町中でのオープン劇を見終えると、

シュワルツ
アーギュスト……ではなく、シュワルツが話しかけてきました。

この理想郷においては、

シュワルツ=本体
アーギュスト=役

みたいです。

名声は無いに等しく、寂しい客入りのなかギリギリ食べていける生活を送っていました。

そんな彼に誘われて自宅訪問すると、

親子END
なんと幸せな家庭を築いていた。

子供にも優しいシュワルツ。
気立ての良いフランセスカ。
無邪気で明るいミハエル。

環境が変われば人はこうも変わる。

貧しいながらも仲良く暮らす親子END、といったところです。

シュワルツの話はここまで。


大劇場に足を運ぶと、また別の人生がありました。

招待されて
招待されてやってきていたロンドとコーデリア。

十分楽しんでいる2人ですが、ロンドは心のどこかで「幸せだけど何か足りない」と感じている様子でした。

灯火の記憶(ロンド)を入手。

……ここってサザントスの創り上げた理想郷(幻)ですよね? なのにその中にいるロンドが現状に違和感を抱くのがなんとも不思議。

これが記憶を消されて平和に過ごしている「現実」でのことなら理解もできますが、この世界ではシュワルツが生きているのでどう考えても幻です。

つまりサザントスは理想郷を創ったうえで、さらにはそれに違和感を持つロンドも創り上げたことに。

謎行動すぎて意図が読めない。

それらしい理由を考えるとしたら……わずかにでも残っている「自分を止めて欲しい」みたいな思いがそうさせたとかですかね。

そこまでくるとさすがに複雑すぎかつ拗らせすぎですが……。


さて、大劇場には別の人生がもうひとつ。

誕生日祝い
アラウネの誕生日祝いでシアトポリスに来ていたエリカとアラウネ。

十分楽しんでいる2人ですが、アラウネもまた、いつか見た「エリカがいなくなる夢」を不意に思い出してセンチメンタルになっていました。

しかしロンドとは違って、灯火の記憶は入手せず。

両者の違いはよく分かりませんが、ひとまずシアトポリスでの理想郷体験はこれで終わり。

すると、

感想を聞きたい
感想を聞きに来たサザントス。

まずまずですかね。

エリカが生きているのは素直に嬉しいです。

アーギュストも……せっかく生きてはいるのですが、どちらかというとあれはシュワルツが生きているだけ。

完全に「役」に成り下がったアーギュストなら死んでいるのとそう変わらず、そこが少し残念ですね。

もちろん幸せそうなシュワルツもあれはあれで良いのですが。ミハエルくんも元気ですし。

……けれども、私はあのネジが外れた真性のアーギュストが好きだったので、どうしても物足りない世界に映りますね。

あのアーギュストあっての名声ですから。

トータルで50点くらい(100点満点中)。

サザントスからは「気に入ったのならいつまでも居るがいい」と言われましたが、50点なので。

彼が去った後に出現したワープを伝って帰ろうとしたら、そのワープの行き先が「ヴァローレ」と「エンバーグロウ」のみ。

なるほど。名声を選んだからシアトポリス。

残りの富(ヴァローレ)と権力(エンバーグロウ)の理想郷も体験してこいというメッセージなのでしょう。

そんなわけで、お次はヴァローレへ。

シロブドウ農園
ソニアが元気にブドウ摘み。

ファミリーという物騒なものとは無縁で、みんなで仲良く農業をしていました。シロブドウ農園。

作るワインの評判が結構良いらしい。

バルジェロは友人たちとシロブドウ農園を経営する傍ら、流通を確保するためにバルジェロ商会を立ち上げ、その会長となっていました。

副会長は、自立のためにヴァローレに来たというティツィアーノ。家族も元気。

そして「商会のワインは大陸一」と宣伝して回っている広報担当っぽいピエロ・デッラ。

ソニアは特に役職は無さそうですが、農園自体が引退した両親から引き継いだものというキーパーソン。

フラは相変わらず……クールだ。

レヴィーナとロッソは納品されたワインの仕事中につき、この場にいないので分かりませんが、少なくともロッソの好きなものが粉からワインに変わっているそうです。

理想郷のロッソさんは健全だ。

……といった感じに、恨み辛み裏切りはどこへやら。みんな楽しそうに農家をやっている模様。

せっかくなので、

カッティーナ
レヴィーナとロッソもいて欲しかったなぁ。


お次の人生は……

仕入れ
シロブドウのワインにハマったエルトリクス。

領主自ら単独で仕入れ? いささか懐疑的でしたが、それだけ平和になったということなのでしょう。

グランポート民が安全にヴァローレまで来れるようになったらしいですからね。

それと同時に、未知を求めて船を出す者もいなくなりました。

平和に錨を下ろしたままの現状を「これが私の守るべきものなのか?」と疑問を抱くエルトリクス。

灯火の記憶(エルトリクス)を入手。


次に、忘れてはならないのが……

仲良し三姉妹
ヘルミニア美人!!!

変な仮面をしていたのがもったいなさすぎる。

それぞれが自分の得しか考えなかったゲス三姉妹の面影などまったく感じさせないほど仲睦まじい関係になっていました。

父親の多すぎる遺産は姉妹の手には余り、話し合いの結果、多くの人と幸福を分け合うことに決めたそう。

気に入ったシロブドウのワインもこうしてみんなと一緒に。

幸せいっぱい
富よりも、姉たちや素敵な人たちと愉しく過ごせるひとときに幸せを感じるヘルミニア。

これはまごうことなきハッピーエンド。

ぽかぽかした気持ちのまま、ヴァローレでの理想郷体験は終わり。

トータルで100点ですかね! (100点満点中)

バルジェロ農家は楽しそう。ヘルミニアも幸せそう。

ヴァローレは理想郷のままで良いです。

お次はエンバーグロウへ。

顔つなぎ
顔つなぎとしてやって来たソロン王。

平和すぎてそれくらいしか仕事が無いそう。

そんなソロン王の胸の内に浮かび上がるのは、大好きなことわざ。

「小屋に籠もる羊はやがて痩せ衰える」

平穏に溺れて何も望まない先に未来はあるのか……と懸念していました。

灯火の記憶(ソロン)を入手。


次は大聖堂へ。

英雄タイタス
セラフィナが大司教に、タイタスが英雄になっていました。

薬師たちを支援し、良い方向で数々の薬を生み出したのだそう。

それらは大陸全土に渡っての民の救いとなり、またエンバーグロウを薬師の都として大きく発展させることにも繋がりました。英雄扱いされるのも納得の功績。

そこにはセラフィナの祖父が遺した知識も活かされているようで、平和と繁栄を願っていた祖父の想いを受け継いでくれているタイタスを、セラフィナは純粋に喜んでいました。

そしてかわいそうだったユルゲンもまた、母親を病から救ってもらったことでタイタスに感謝しています。

そんなタイタス本人はというと、

献身的
献っ身っ的!!!

英雄と呼ばれていることにも、「見合った働きをまだできていない」と恐ろしく謙虚。

こんな謙虚マンがタイタスなはずがない。


大聖堂にはもうひとり。

代理で挨拶
親父さんが生きているのは嬉しい。

面倒事の多さに軽く愚痴りつつも、いずれは王位を継ぐためのことを考えているリシャール。

しかしまだまだ考えが甘い自分をたしなめるかのように「受け継ぐだけじゃダメだ」と浮かぶ心の声。

みんなが自分で考えて幸せを掴み取る、それを導くための王でなければ……と感じていました。

灯火の記憶(リシャール)を入手。


大聖堂を後にし、今度はエンバーグロウの東街へ。

仲良し親子
ドミトリとミザも交えてお食事会。

ミザの父親というと……あのモナリスか……。

誕生日に花を贈るくらいなので仲の良い親子になっているのでしょうけれども……現実のモナリスが気持ち悪すぎてあんまり受け入れられない。

理想郷で楽しく住むには現実の記憶を消しておかないとダメですね。比較してしまう。

ここまででエンバーグロウでの理想郷体験は終わり。

トータルで30点くらい(100点満点中)。

セラフィナとタイタスがウソくさく感じてしまってイマイチ。

これまでのアーギュストやヘルミニアは、悲劇がなければ普通に良い人だったのだろうなと想像できるからこそ理想郷がまさに理想になっていました。

しかしセラフィナとタイタスだけは「理想郷だから良い人に作られている」ようにしか見えなくて……。

信じたらまた騙してきそうなセラフィナとキャラ崩壊のタイタス。

特にあの傲慢なタイタスがあそこまで謙虚キャラになる理屈が一番納得できません。

理想の世
富以外やり直し(辛口評価)。

すべて見終えたことで、ワープ先に「終焉の道」というものが現れました。

その名に相応しいような真っ暗の一本道。

奥の光に向かって突き進むと、

引き止め1
引き止めに来るバルジェロ一味。

ヴァローレへ戻るか否かの選択を迫られるので、拒否。

すると、

「──そうだ、それでいい」

バルジェロの心の声から賛同が得られました。

灯火の記憶(バルジェロ)を入手。

理想郷で灯火の記憶が得られなかった者はここでもらうのですね。


さらに道を突き進むと、

引き止め2
再び引き止められます。

エンバーグロウに戻るか否かは、拒否。

「あなたを──信じています」

リンユウの心の声から賛同が得られました。

灯火の記憶(リンユウ)を入手。


さらにさらに突き進むと、

引き止め3
クッ……エリカで引き止めるとは卑怯な!

シアトポリスに戻るかは、拒否。

「あなたに、未来を託します」

アラウネの心の声から賛同が得られました。

灯火の記憶(アラウネ)を入手。


灯火の記憶を集め終わって用も無くなったので帰るとします。

ペカーッ
ペカーッ

さらば、理想郷。

おかえり
ただいま、現実。


否定
戻ってきた=理想郷の否定

よって、これよりラスボス戦です。

8章後編ボス手前まではここまで

ラスボスは、

・連戦まみれ
・長時間
・3パーティー用意

と、なかなかの重さなようです。

たぶん勝てないので諦めます! お疲れ様でした!

〜理想郷END〜

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