
まずはストーリーを進めないことには何もできない。
生きるために

また精神世界(?)にやってきました。
レゾナンスがどうたら言われます。
レゾナンス=共鳴
なるほど、ヴィータが覚醒してレゾったからベレニカが強化されたみたいな感じだったのですね、あのシーンは。
めんどくさいので今後はこの人を「半身くん」と呼びます。
現実に戻りまして。

なにやら怪しげな取引現場が。
伏線をチラ見せしたのち、

目が覚めたらかわいい子に起こされました!
まろ眉はいいぞ、いいぞ。おまけに白髪ショートのエルフ耳。だいぶ私好みの見た目です。
おでこの変なたんこぶみたいなのが気になるけど。
そのそばには、

さきほど怪しい取引を持ち掛けられていたお姉さんの姿も。
お姉さんことカミラと、ちちゃかわスノウに助けられたみたいです。
どうやらここはパーガトリー島から1500km以上も離れた場所で、崖から落ちたにも関わらず無傷なことも踏まえると、明らかになにか不思議な力が発動して転送された感じです。
半身くんがやったのかな?
ひとまず2人に連れられて近くのアイスレイク城へ。
本来、アイスレイク城には通行許可証が必要ですが、カミラが上手いこと取り合ってくれたので難なく入れました。
持つべきものはコネのある知り合い!

あれはヴィータに関する取引をしていたのか!
「ヴィータを見つけて街に連れ帰ること」これこそが取引内容だったようです。
白マントマン、一体何者なんだ。
謎は残りますが、カミラとはここでお別れ。
もっといろいろと面倒を見てくれるのかと思いきや、取引以上のことはしないあたりが商売人。
一応、「ヒュプノスの家」という出自不明の人でも泊めてくれそうな宿屋を教えてくれたので、そちらに向かいます。
暇なスノウはついてきてくれることに。

宿の主はだいぶ気難しい性格のヘンリック。
持ち合わせが無いと知るやいなや、つっぱねられてしまいました。
そこへタイミングよくやってきた宿泊客兼お手伝いをしているというサイキ。
サイキの厚意と説得により、

買い手のついていない空き家を一晩貸してもらえることになりました。
ただの宿泊客にしては権限が強い……どういう関係性なんだろう。
ひとまず今夜の宿は無事確保できたとして。
次はお金。
何をするにもお金を貯めないことには何もできない。あと通行許可証も手に入れなければ。
焼きたてのパンを持ってきてくれたサイキに職探しについて尋ねてみました。
ヴィータの希望は「よそ者でも良くて経歴を聞かれない仕事」。
……闇バイトでも紹介されそう。
というより、そもそも通行許可証がないことには雇ってもらえないらしいので詰んでいました。
そんな「どうにもできない場合は」と、

カミラ! 街に連れて来てくれた人だ!
依頼の仲介もしている酒場とか、ギルドの集会所みたいですね。
では早速アスフォデロスへ。
その道中で、

市民をいたぶって楽しんでいる酔っ払いクズ兵士を見かけました。
お爺さんを犬畜生呼ばわりして、蹴るわ蹴るわでろくでもない。
あまりにも見ていられないのでヴィータが助けに入ろうとしますが、サイキに止められました。
ヴィータ自身も、カミラとの別れ際に「騒ぎを起こして私を巻き込まないでね」と言われたことを思い出し踏みとどまります。
そうこうしているとお爺さんの息子が助けに入り、兵士にダイレクトアタック(体当たり)。
たったそれだけで、

撃ち殺されてしまった。
えええええぇぇぇ……。
なんだろうこの日常茶飯事感。組織としてだいぶ腐っていそう。
お爺さんがあまりにも可哀想……。老い先短い残りの人生、ずっと自分のことを責め続けるのだろうと思うと目からナイアガラの滝が止まらない。

サイキに忠告されました。
「ソラの民」=角のない人たち
いわゆる普通の人間?
ヒュペリアでは特殊な角や背骨の生えたカロン族はソラ族とは区別されており、「悪魔の子」と呼ばれ毛嫌いされているそうです。
そういえば、よく見たらあのお爺さんも角が生えていました。それで一方的に不当な扱いをされていたのですね。
そういった実情ゆえに、さきほどのクズ兵士による「うっかり」もせいぜい降任程度の罰で済まされるとか。狂ってやがる。
そんな狂った日常が多すぎるあまり、ほとんどのカロン族は慣れ、それが当たり前という考えが根付いてしまいました。
これらの発端となっているのは、カロン族が「魔法」を使えることにあります。
ゆえにヒュペリアのソラ族は、カロン族を邪悪な術の使い手かつ人類の脅威だと思っています。
魔法が使えるのであればカロン族のほうが支配する側に回れそうなものですが、そうならなかったことは既に歴史が証明していました。
──18、9年前に帝国のカロンが戦争を起こし惨敗、と。
魔法相手に圧勝するってソラ族は一体何したんだろう……。
今でも反抗の意志を持つカロン族は多いらしいものの、意外にも魔法を極められるのはごく一部の者だけ。
ほとんどはソラ族の一般市民と変わらないようなので、一番反抗の代償が高くつくでしょうね。
カロン族の中でも革命派と穏健派に二分されていたり?
 
ここにきて急に殺人現場の目撃やらその根底にある種族の重みを知り、気分もどんより。本来の目的がなんだったか忘れちゃったよ……。
そうだ、お金……お金稼ぎにカミラの酒場に行くんだったっけ。

いらっしゃいました~。
カミラの酒場「アスフォデロス」。
なんだか先客の女の子が必死に交渉している最中でした。
が、そこへ割り込む形で依頼の仕事を募集していることを掛け合いました。
ヴィータみたいな依頼仕事をする人を「月狩り人」と呼ぶそうです。その語源は、もともとは月ノ石の採集依頼で生計を立てていたことからくる「月ノ石を狩る者」から。
ただの賞金稼ぎも「月狩り人」と呼ぶとなんかオシャレ。
月狩り人としての信頼が皆無なため、まずは手始めにいろんな要望に応えられるのかの証明を求められました。
そこでちょうどよかったのが、

先客の女の子、マギー。
マギーはコソ泥に財布を盗まれて困っている依頼者でした。
初仕事にぴったりの難易度ですな! サクッと取り返してきてしんぜよう。

犯人、見つけました。
本当に困っているのなら同情の余地もありますが、いかんせんこの犯人、口と態度が悪い。「どうせスラムに分けるつもりだったならもらってもいいだろ」という発想。
これにはマギーもご立腹で、「スコップで何発かボコったら見逃してあげる」というとても慈悲深い措置をとることにしました。
歩み寄った次の瞬間、
金属音とともに床に転がるナイフが1本。

なんだと! 往生際の悪い犯人だな!
諦めたと見せかけて隠し持っていた小刀でマギーに襲い掛かろうとしたところ、カミラがナイフで小刀を叩き落してくれたようです。
タイミングが良すぎる。さては跡をつけていたな?
と、その予想は的中。
遠路はるばるアイスレイク城に来たヴィータが初日から下水道なんて臭い場所で命を落とすことになったらあまりにも惨めだから、と理由を話してくれました。
なるほど、カミラさんはそういうタイプの人か。
本人は「同情しただけ」と言っていますが、たぶん普通にめちゃくちゃ面倒見が良い人な気がします。

「※※ッタレ」「アバズレ」だの口の悪さが止まらない犯人。
見た目がかわいらしいので、てっきり「悪かったよ……」とバツの悪そうな顔でもして反省するのかと思ったら、とことん性根が腐ってやがる。
しかし角があるからカロン族か……。だいぶ肩身の狭い生き方をしていることを考えると、性格が捻じ曲がってしまうのも無理ないのかも。
カミラでも手に負えないとのことで、保安署のダミアン署長に引き渡すことになりました。

急にしおらしくなった。
保安署が怖いのか、はたまたダミアン署長が怖いのか……。
あれだけ口の悪さ全開していた人がここまで萎縮するなんて、だいぶ地獄そう。
ただ、ヴィータたちが思っている以上に犯人は危険らしい。
ともかく依頼は完了ということで。
テストは合格、今後は正式に月狩り人として活動させてもらえることになりました。
軽い依頼をこなして終わり! のつもりだったのに、意外と重いオチになっちゃった感じ。

マギーとスノウもカミラのちょっとした違和感や犯人の変わり様が気になっていました。
絶対にただの収監では済まなそうですしね。
カロン族は何かのきっかけで凶暴化して、危険判定されると保安署送りという名の殺処分されるとか?
保安署こわい。
さて、マギーとはここで解散。
とりあえず臭いから早くアスフォデロスに帰ろう。

帰るや否や、ここで一番よく働いている月狩り人、ウェルズおじさんを紹介されました。
月狩り人界隈も、依頼の奪い合いをするくらい景気が悪いそうです。そもそもの依頼がコスパ悪かったりもして。
そんな中で異質の依頼が1件。

ヘンリック?
……あの気難しい冷淡偏屈宿屋主人か!
グルビューム廃鉱山とは、いまや穢獣の巣窟となり、行ったが最後……な危険な場所だそう。
銀貨5,000枚という破格の報酬でも未だ請け負う月狩り人が現れないあたり、難易度がお察しできます。
ウェルズによると、そもそもヘンリックは破産寸前で不動産まで投げ売っているとかなんとか。そして群星のジェムは数年前から取引禁止なので売る手立ても無し。
ちゃんと報酬を払えるのかどうか疑われているわけですね。誰もやりたがらないのも納得。
ところが今のヴィータちゃんは金欠でして。
パーガトリー島方面の南へ行く費用は、ちょうど銀貨5,000枚ほど。
これは運命……!
その依頼、引き受けた。
この戦いが終わったら、おいしい焼きたてのパンを食べるんだ。
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