
ゼナーラの日記では、肝心な災厄に至った原因が書かれておらず、結局なにがあったのか分かりませんでした。
その詳細は、音声記録という形で別の端末で確認することができました。
手記
評議会の音声記録

やはり上層部は悪。
こやつらこそが諸悪の根源でした。こういうのに限って察しはいいから困る。
それにしても「目に見える形で無力化」って簡単に言っていますが、結構ハードルが高いのでは?
星のエネルギーを吸収するのを阻止する技術なんて無さそうですし、対策するにしても難しそう。
鎮圧作戦の通信記録

そして災厄の始まりへ。
「無力化」って殺しも含んでいたんですね。思いきりがあるというかなんというか。
ゼロヴァースがテラフォーミング端末であることはゼナーラしか知らないはず。
それを知っての危険排除が理由なら分かりますが、今の上層部って「民衆が不安がるからもう殺そ」くらいのノリです。
この生体研究プロジェクトだって、それなりの月日とコストがかかっているだろうに、何も得られていないまま強制終了。
ゼナーラが隠し事をしていることに勘付いているからこそ、報告に上がらないならもういいと切り捨てに至ったのでしょうけれど、それなら責任者を変えるとかゼナーラを尋問するとか、まず先にやるべきことがあるのでは……。
謎多き未知の生物を相手にしている以上、もう少しリスクを考えて慎重に事を運んでも損はしないでしょうに。
実際、まさに星が滅びかねない反撃を受ける結果を招いたわけですしね。
ゼナーラが見ていた「人が融け落ちていく様子」、これが上層部のことだとしたら胸がすくのも納得です。
……いや、でもやっぱりグロいか……。
古代文明のレコーダー

これは災厄の後日談。
世界樹の守り人たちが世界樹の守り人になった所以が描かれていました。
以前にも「私たちの罪」だとか言っていましたっけ。だから相当なことをしでかしたのかなと思っていたのですが、フタを開けてみればなんてことはない、罪なのは上層部だけ!
正直、寄り添えていたら災厄を回避できたのか? というとそんな気もしません。別にゼナーラは味方がいなくてつらいみたいな心境は吐露していないですから。性格的にも考えにくい。
ゼロヴァースについての解決策みたいなものも独自に見つけている兆しがありましたし、時間さえあれば1人でなんとかできていそうでした。
結局は「ゼロヴァースを殺そうとした」ことこそがターニングポイントであり、これをなんとかしない限りは避けられない運命です。
つまり、一介の守り人が罪を自覚し背負うには少々大げさというか思い詰めすぎかなぁと。この守り人が上層部の身内だとかであれば言葉の重みも変わってくるのですけれどね。
この会話から2人の約束が果たされるまでにかかった歳月は幾千年。忍耐力が計り知れない。
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