キミガシネ最終章前編Part36(Abルート)です。
最終章前編Part35(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
ケイジの捜索
美術室
あ! メイプルさんだ!
電池切れでしょうか、完全に停止しているようでした。
IDカードを返せないままなのが悔やまれます。
ここには特に何も無いので、メイプルはそのままに他の部屋を
ほう……?
「すぐ後を追う」とのことですが、素直に休憩するようには見えません。
いくら停止しているとはいえ、暴走したメイプルがいる部屋ですよ? 急に起動しないとも言い切れないわけで、あえてこの部屋を選ぶ理由としては説得力に欠けます。
メイプルのことを何かしら調べそう。
ひとまずランマルはここに置いて他の部屋をあたります。
大きな門
何億年かぶりに来ました。
初めてこのフロアに来たとき以来ですね、まじまじと見るのは。これまで一切イベントも何も無かった影の薄い場所です。
そんな場所に、どこからともなく呼ぶ声が聞こえ……
【選択肢】
→無事でよかった
→Qタロウさんは?
→ケイジさんは?
Qタロウはどうしたんだね?! (不信感の塊)
聞くによると、ケガをしているため隠れてもらっているのだとか。
本当に? どさくさに紛れて殺していない?
もともとマイにQタロウを任せること自体が不安だったのですが、2人同時に再会できないあたりがものすごく恐怖。
理由は理に適っているとはいえ、Qタロウの姿を確認するまでは安心できません(とことん疑っていくスタイル)。
素直に信じられるギンやアリスたちの純粋さが羨ましい……。
Qタロウのことを伝えたマイは、今度は逆にクルマダの状況を聞いてきました。
クルマダも無事で、今は充電室で充電していることを伝えると、
なに今の間?!
絶対に悪いことを企んだ間じゃないですか!
ダメだ、今ので完全に信用を失った。1%くらいはあった信用が灰となって消え失せた。
そんな怪しさ満点のマイは、なにやら「すごいこと」を見つけたようです。
へぇ……「ダミーズが」ねぇ……。
人間ズは度外視したような発言ですね。そうでないのなら「みんなが生きたまま」という表現のほうがよろしかったかと。
ただでさえ怪しいので言葉の端々が逐一引っかかってしまいます。揚げ足取りで済めば良いのですが……。
そんな私とは裏腹に、差し込んだ一筋の光に大喜びするダミーズ。
人間ズとは違って電池というタイムリミットもありますからね。すがれるものにはすがりたいでしょう。
とりあえず内容を聞いてみたいところですが、それについての説明は一切ありません。
ただ淡々とマイは自分の要求を伝えてきます。
【選択肢】
→持ってます
→持ってません
あれれ〜おかしいぞ〜。ついさっきまで持っていたのになぁ〜。どこかで落としちゃったのかな〜。残念だけど持っていないみたいだ〜。
ギ、ギンくん……!
世の中には必要なウソというものがあってだな……といっても時すでに遅し。
IDカードを持っていることが大バレすると、マイはニッコニコで「ちょうだい!」と、ねだってきました。
勝つ方法とやらの詳細を一切語らないのに、貴重なIDカードを簡単に貸してもらえると思っているその自信は一体どこから湧いてくるのか。
マイが使うのではなくQタロウ?
現在進行系でQタロウがその勝つ方法とやらに取り組んでいて手が離せないから代わりに受け取る、ということでしょうか?
ケガ人を酷使している点についてはこの際置いておくとして、それならみんなで一緒にQタロウのところへ行くほうがいいですね。
IDカードをマイに渡さなくて済むうえ、Qタロウの安全も確認できて一石二鳥ですから。
ここのところソウとはよく気が合う。
さぞかしマイをいぶかしんでいるだろうことが目からも伝わってきます。
頑張れソウ。君しか相手を疑う者がいない。
理解不能な理由で断られてしまった……。
これは断る理由として成り立つ……のか? あまりにも弱すぎるような。
大勢だとうるさくて困る、というのなら静かにすればいいですし。それ以外にみんなで行くことがダメな理由とは一体。
合流したほうがQタロウにとっても安心できるでしょうに。
ソウの言葉を借りるならば「ウソの香りがする」ってやつです。それはもう、もわわ〜ん、と。
そんな人にIDカードは渡せません。
絶対に渡すものか!
絶対に
どうして……。
もともとメイプルに返すつもりの物だったから、と言われてしまえば確かにそのとおりなんですけれども。
だったら停止していようとメイプル本人にちゃんと返したいな……。又貸しは良くないですしね!
でもあとでマイみたいな人物が抜き取ることを考えたら、持ち続けているほうが正解なのかも。
うん、そうしよう。メイプルさん、安心して! IDカードは私が守
サラはアリスの言葉に納得すると、IDカードをマイへと手渡しました。
秒で消える安心。
マイって偽れば偽るほど笑顔が増える気がする。
結局Qタロウには会えないまま、再びマイに任せることになってしまいました。
こんなに釈然としないことってあるのか……。モヤモヤしすぎてこのまま蒸発して天に召されそう。
もしかして:神様
ほかのみんなは気付いているのか分かりませんが、マイが何かを隠していることくらいソウともなればお見通し。
後を追うのも当然のことというわけです。
過去の出来事を忘れつつあるのもありますが、ここにきてソウが非常に頼もしい。
みんなお人好しすぎて地獄ばかり見ているから、ソウくらいしっかりした人がいるとすごく安心できる。
……そんなソウに心の底から「殺してやる」と思われたことがあるわけですが、その事はしばらく記憶から消しておくとしましょう。
4Fロッカールーム
マイはここへ向かっていたようですが、ロッカールームに姿は見当たりません。
よく調べてみる必要がありそうです。
手当り次第に探ってみましたが、特に何も見つからず。
となれば、最終奥義! TOUROU!
左中央のロッカーに何か浮かび上がったぞ!
コーナーポストに見えたのでリングの部屋へ行けという意味かと解釈したら、学校の絵だったらしい……。
学校の……絵?
サラにはどこかで見た覚えがあるその絵。
絵がある場所というと美術室ですね。
美術室
あ! あった!
左の出入り口の真上に学校の絵がありました。カラーで見てやっと学校っぽさを理解。
あの絵に何か仕掛けがあるんでしょうか。
【選択肢】
→休めたか?
→何をしてたんだ?
そうだった、美術室にはランマルがいたんだっけ。
何をしていたというのかね(ムスカ風)。
尋ねてみても頑なに「休憩」の一点張りなランマル。簡単に吐くようなら最初から言っているでしょうしね。
ここからは再びランマルも行動を共にします。
まずはあの学校の絵を……って、あれ? よく見たら右の壁の絵が1枚無くなっている……!
【メイプルを発見したとき】
【ランマルと合流したとき】
ジョーの絵だ! ジョーの絵が無くなっている!
もしや……ランマルがここで休憩していたのって、そういうこと? サラが苦しまないように……。
ランマルくん……疑っていてごめんなさい(土下座)。
早めに気付けたのが唯一の救い。
では改めて学校の絵を調べます。
【選択肢】
→乗れる台を探す
→肩車
→ピラミッド
ピラミッドか……組体操で上に乗っていた子が落ちるのを見たことがあったっけな……。
あんなものを強要していただなんて本当に悪しき文化だった。危険を危険と認める世の中になって良かった本当に。
ので、ピラミッドは無しとして。
乗れそうなものも無さそう。ソファは中央の台のようなものにめり込んでいそうですし。
となると肩車ですかね。
だいぶ最初の頃に戻りますけど、左右対称の鏡部屋で天井の電球を取るときにケイジさんにしてもらったこともあります。
しかし今はそのケイジさんがいない。それどころか、Qタロウ、クルマダといった体格のいいメンツがことごとくいない……。
唯一アリスがいますがルート次第ではいないことになるためか、サラの口からはアリスのアの字も出ません。
肝心なところでしばしば存在が消えるのはルート生存キャラの宿命と言えよう……。
「ケイジさんがいれば……」
何気なく発したサラの言葉が、
ランマルに火をつけた。
張り合うランマルの健気さといったら。
お言葉に甘えて肩車ならぬ肩乗り? させてもらうとしましょう。
よいしょ……と
な、なんだと!
【選択肢】
→絵を調べる
→弁明する
これは弁明必至。
「……靴が重いんだ、あと制服も……」
ウェイトトレーニングでもしているのかな?
そんなわけで決してサラ自身が重いわけではないですからね。重いのは制服と靴ですから。制服と……
……くつ?!
【衝撃】サラ、土足でランマルの肩に乗る
至極ナチュラルにド畜生なことをしているじゃないですか。あまりのしれっとさに危うく流すところでしたよ。
ランマルの肩、ゴリゴリに痛そう。せめて靴は脱いであげて靴は……。
そんな天然な一面も挟みつつ、絵を調べると……
パカッ。
絵がフタの役割をしており、開けるとその奥に「ヒミツのロッカー」と書かれたスイッチを発見しました。
当然、押します。
その場で実感するような変化は起きません。その名のとおりどこかのロッカーで何かが起きているのでしょう。
早速、向かってみます。
4Fロッカールーム
ビンゴ!
5Fと同じような隠し通路が出現していました。
その隠し通路から誰かが出てきたと思ったら、
マイではなくミドリ。
何をしていたのかもどんな部屋なのかも聞いても答えず。
調べたければご自由に、とでも言わんばかりに早々に立ち去って行きました。
ならば遠慮なく直接この目で確かめるとしますか。
最終章前編Part36(Abルート)はここまで
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