キミガシネ最終章前編Part41(Abルート)です。
最終章前編Part40(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
AIコーリン
美術室
美術室を離れようとしたとき、ふとメイプルの足元にキラキラと光るものが落ちているのを見つけました。
小さなカギを入手。
メイプルが持っていたもののようです。
カギというと……あそこしかない!
手術室
ドアの前に付いた機械。
そのカギ穴に試してみると……解除成功!
さて、どんな部屋に繋がっているのでしょうか……ドキドキ。
手術室の奥の部屋
ここは……!
映像で見たことありますね。
ヒナコいわく、ダミーズが生み出された瞬間だというあの場所と同じです。
調べようとしても何も反応は無く、不思議に思いながら部屋を出ようとしたそのとき。
なに……?!
改めてよく見てみると……あれ、なんだか人影が見えるぞ……。
誰だー!
ハンナキー! 5億年ぶりだな!
殴りはしないけど話は聞かせてもらうぞ。
【選択肢】
→なぜここに?
→雰囲気を和らげる
警戒しているので雰囲気を和らげてみることに。
「何もしないよー」と無害アピールをするケイジさん。しかし逆に怪しまれてしまった。
どうやらケイジさんはいつもこうなってしまうらしい。……分からんでもない。
あの方というのはミドリのことでしょうね。
そしてメンテナンスとは中央のカプセルのような機械と見た! (ケイジさんの推測)
図星なのか、うろたえだすハンナキー。まるでギクリという効果音でも聞こえてきそうな慌てっぷりです。
「今回は敵じゃない」って言ったのそっちなくせに……。
しかし答えてくれなくとも反応で丸わかり。そんなことではケイジさんの鋭い眼光からは逃れられませんぞ!
ヒントも得たので、こちらで勝手に調べるとしましょう。
メンテナンスしているという中央のカプセルのような大きな機械。
触ってもまるでビクともしません。よほど頑丈に出来ていると見られます。
……分かるのはそれくらい。ケイジたちが調べるだけでは思った以上に情報が落ちませんでした。
かといってハンナキーは話すのを拒否したまま。
ならばとハンナキーの横のデスクまわりを漁ってみることにしました。
ごちゃごちゃした機械がありますが、さすがにケイジも操作方法までは分かりません。
【選択肢】
→とりあえずさわる
→叩いてみる
機械……サラ……マシンクラッシャー……うっ……頭が……。
いや、今回はケイジさんなのでワンチャンなんとかできるかも。
どのみち叩くのは無いですね。とりあえずさわってみましょう。
ギィィ……ガチャ ピ#-?プ$-*%
(なんか凄いことになる音)
見ていられなくなったハンナキーが根負けしました。
壊されるくらいなら教えたほうがマシと判断したのでしょう。……壊すつもりは無かったんですけどね?
ハンナキーは自ら機械を操作し始めます。
するとカプセルが開きました。
その中には……
首の無いミドリが!
もちろん人形の体です。
過去に見た、人形がずらりと並ぶハンナキーの部屋。そこにあったものなようです。
もしかしてこの部屋と繋がっているのでしょうか? 雰囲気は似ていますね。
カプセルとその中身を目の当たりにしたマイは、ある考えに行き着きました。
降臨? calling?
降臨(神仏が地上に現れる)だとするとダミーズのぞんざいな扱いとチグハグなので、calling(呼ぶ、招集)のほうがしっくりくるかも。
とにもかくにも、このカプセルによってダミーズは作られたようです。
しかも手順は至って簡単。
中に人形を置き、人工知能を選ぶだけ。
【選択肢】
→そんな短時間で……
→電子レンジみたいだね
あんな言い方されたら電子レンジみたいとしか感想が出てこないよ……!
当然、マイからしたら冗談では済まない話です。
レンジのようにパパッと作られる命。自分たちの命の軽さにショックを隠せません。
ところで、ハンナキーはなぜこれをメンテナンスしていたのでしょうか?
そう疑問に思ったQタロウが問いかけました。
ヒツギに入れる死者役用?
しかし死者役は誰でもいいと聞いた今、こちら側にとってはそこまで必要なものではないんですよね。
とすると組織側にとって必要だから用意したわけで……嫌な予感しかしない。
すでに散々恐ろしい事をしてきておいて随分と他人事みたいな口ぶり。
ケイジたちからすれば今に始まったことではないですからね。
不安な言葉を放つハンナキーですが、次の瞬間にはそれをかき消すかのように「ご安心くださぁい!」と笑みを浮かべました。
あっ(察)。
IDカードはともかく、頭部ならすぐにでも用意できますね。早速、回収に向かうとしましょう。
部屋を出ようとしたとき、ハンナキーがQタロウを呼び止めました。
さすが元治療担当なだけあって、Qタロウの様子からケガをしていることを見抜いたようです。
一度は「大丈夫」と断るQタロウですが……
【選択肢】
→やめた方が良い
→診てもらいなよ
ハンナキーは敵ではありますが、治療に関してはわりと真面目に向き合っている印象です。欺くようなことはしないはず。
ギンのケガも進んで治療に取り組んでくれましたし。
なので、診てもらって大丈夫かと!
ケイジに背中を押されたことが決め手になったのか、Qタロウも治療を受ける気になりました。
強がりマンめ!
なぜ100cmもジャンプした! ケイジさんに任せろやい!
そんなわけで、Qタロウはここに置いて行きます。
美術室
ミドリの頭を抱えて幸せそうな顔をしたまま停止しているメイプル。
申し訳ないものの、ミドリの頭を拝借させていただこう。
ミドリの頭部を入手。
頭部を取り上げることをかわいそうに思うマイでしたが、「ミドリは悪い男だ。メイプルには似合わないよ」というケイジのイケメン発言によりあっさり納得します。なんというイケイジ。
それより早くQタロウのもとへ戻るとしましょう。
おや、いつの間にかフラグが。
しかしハンナキーにデレるQタロウとか想像つかないので心配しなくてもよさそう。
手術室の奥の部屋
ただい……あれ? 2人がいない!
2人を探せばいいのかと部屋中を調べてみるも何も無し。
唯一できることが、胴体だけのミドリの人形に頭を取り付けること。
今、人形をいじっている場合か? という疑問はあれど、他に手立ても無いので致し方なし。
ミドリの頭部を胴体に……
オン!
万が一にでも急に動き出したりするのではないかとドキドキしましたが、幸いにもそんなことはありませんでした。今は本当にただの人形なようです。
ハンナキーはこれを「宴に使う」と言っていました。
ダミーズにばかり気が取られていましたけど、7つのヒツギすべてを満たすにあたってミドリのヒツギも埋める必要があるんでしたね。
そのミドリのヒツギに入れるための身代わりとしてこの人形はあるのだとすると、引っかかることが1つ。
まさにそう。
なにせ、生死不問&人間人形不問のゆるゆる条件でゲームクリアできると知りましたからね。
ダミーズたちには各々のヒツギに入ってもらって、ミドリのヒツギには人間ズの誰かが入ればクリア自体はできるはずです。
となると、このミドリの人形の存在意義とは一体……?
他に気になることもあります。
「ダミーズの本当の指令は自分の身代わりを作ること」にある点。
上記のゆるゆる条件でのクリア方法ならば身代わりすら不要なので、本当の指令ですら無視できる意味の無いものになってしまっています。
そのあたりまだ裏がありそうなモヤモヤを抱えているうえ、そもそもクリア後に安全にヒツギから出られる保証もありません。
つまり人間ズがヒツギに入る(死者役をする)ことはリスクしか無い状況。
それらを踏まえると、一見して存在意義が無さそうなミドリの人形も身代わりとして使うに越したことはないのでしょうね。
ハンナキーいたのか!
するしないというより、みんなで生きてクリアできる方法がそれしか無さそうなのでやるしかないってだけなんですけれども。
ハンナキーいわく、宴とはそんなに優しいモノではないのだそうです。
ドユコト……。
ヒツギを7人で満たして宴を開いたらダミーズもみんな助かるってメイプルは言っていたじゃないかー!
この両者の食い違いは一体。
ハンナキーが嘘をついているとは思えない(勘)ので、ズレがあるとしたらメイプルの方ですかね〜。
大好きなヒヨリくんに指示されたか、はたまた騙されたかなどの可能性がありますし。
とにかくヒツギには入ってはダメだ、とハンナキーからは強く止められます。
しかし他に方法がありません。何もしなくともダミーズの首輪は爆発してしまうのです。
Qタロウ、生きとったんかワレ!
ハンナキーもQタロウも失踪して焦らせといて、なんでそんなに会話への混ざり方がしれっとしているの。
ツッコみたい気持ちは満々ですがここは空気を読みます。
Qタロウの熱意に押されてか、ハンナキーはようやく引き下がる姿勢を見せました。
代わりに、せめてこれだけは……と、あるお願いをしてきます。
なぜ? 誰に?
単純に考えるとミドリにバレないように、ということなのでしょうが、明言されないといろいろと勘繰っちゃう。
理由も話してくれないまま、ハンナキーの話はどんどん進みます。
幸いにも今、監視システムは無効になっています。
【選択肢】
→ミドリの人形を使おう
→変装しよう
当然、ミドリの人形を使います。
用途は至って簡単。
ミドリの人形をミドリのヒツギに入れ、ケイジはどこかの部屋に隠れます。
するとミドリは、姿の見えないケイジがヒツギにずっと入っている、と思うものです。
ずばりケイジ発案の偽装工作!
意外にもノリノリでおもしろそうに食いつくハンナキーですが、
なんだろう。
この「必要な物」とやら。ケイジたちには話していますが、プレイヤーには分からないように伏せられています。
ハンナキーからすると「やはり難しい」と思えるもので、ケイジからするとわりとあっさり「用意できるよー」と言えるもの。
なんだろう……。
とにかく必要な物は揃うようです。
あとはミドリの人形にAIコーリンで人格を与えれば立派な身代わりの完成!
……かと思われたものの、まだ肝心な事がひとつ残っていました。
次から次へとまるで注文の多い料理店。
電池切れだとダメなようで、ここでハンナキーから5階にある充電設備の存在を知らされます。
クルマダに使わせているやつですね。確かにあれなら充電ができますが、足りるのかな……?
IDカードはサラたちが持ってくると信じて、ケイジたちはミドリの頭部の充電に取りかかることにしました。
最終章前編Part41(Abルート)はここまで
最終章前編Part42(Abルート)はこちら↓