キミガシネ第二章後編Part11(Aルート)です。
第二章後編Part10(Aルート)はこちら↓
交換フェイズ
探索
長い階段
嘘の間を出て、このあとどうするかを考えるサラとギン。
よく見ると、何かが落ちています。
一瞬、血痕かと思いドキッとしましたが、それはナオが買った犠牲者のビデオでした。
確か内容は、
これですね。
しかしなんでまたこんなところに? ナオが落としたんでしょうか?
とりあえず、この犠牲者のビデオはサラが持っておくことにしました。
犠牲者のビデオを入手。
ロビー
どことなく顔を合わせるの気まずそう……とドキドキしながら来てみれば、誰一人いなくなっています。
解散するの早いな!
ところでソウは? パソコンは?
やっぱりカイさんの続きを読ませてもらえないパターン……。
自分の寝室
あれ? もしもしボックスあるんですけど?!
やっぱりテンパりすぎて入る部屋を間違えていたんでしょうか? すんなり入れたのは謎ですが……。
仮に間違って入れたとすると、誰かの部屋にはボックスが無いということになります。
荒れた廊下や医務室にもボックスがあるのはそのためだったり?
だとしても、そもそも寝室でボックスの有無に差をつける意図が分かりません。
ひとまずこの問題は置いておきます。
ちなみに、相棒能力ONで枕を調べると……
ギンが変な趣味に目覚めないか心配するサラであった。
憩いの場
珍しい組み合わせ。
カンナはソウについて話していました。
【選択肢】
→声をかける
→大きな声をかける
大きい必要性w
絶対おかしいと分かっていながら大きな声をかけてみます。
「カンナッ!!」
驚かすだけ驚かしておいて、
「ソウさんの話か? 聞かせてくれ」
相変わらず、しれっと話し始めるサラ。
これは情緒不安定を疑われかねない。
さて、本題。
カンナはさきほどソウにパソコンを返却しに行ったらしく、そのときのソウは脱出の作戦を進めているみたいだった、と話します。
ソウがみんなで帰る方法を見つけてくれる……とカンナは信じ切っていました。
だから……
こっわ。
バレバレなのは承知の上ですし、カンナなりの励ましなだけなんでしょうけど……邪推してしまいます。
次はアリス。
アリスは静かにカンナの話を聞いていました。
【選択肢】
→声をかける
→無視する
無視してみよう。
「だがそれでいい。貴様はおせっかいを焼きすぎだった……オレ達は戦う運命だ……。いつまでも半端な仲間意識は持たない方がいい」
──無視したら、すごい話しかけてくるな……。
サラの心の声が冷たすぎて笑うw
続けてアリスは、パソコンについて報告してくれました。
サラがいなくなってからもパソコンを調べてみたものの、大した情報はなかったようです。
アリスの親切には感謝しますが、大したことあるかないかは自分で決めるもの。
やはりこの目でもう一度パソコンを見たいところです。カンナがソウにパソコンを返却したというのがネックすぎる……。
これだけよく喋るアリスですが、最後にはカンナの話し相手を替ってくれと頼んできました。
殺人犯にも関わらず、すっかり仲間扱いされていることに戸惑っているようです。
悪いが他をあたってくれたまえ。身代を持ったまま悠長におしゃべりしている暇は、サラにはないのでな!
かわいいか!
ちゃんとカンナの話は聞いてあげているし、無視したサラに声はかけるし、そのうえパソコンのことも教えてくれる。
ただの目つきの悪い優しい兄ちゃんやんけ!
ヤサグレになってからのアリスが好みすぎて困る。好感度急上昇中。
去る前に、相棒能力ONのチェックも忘れずに。
いきなりカンナを嗅ぎ出すギンと、それに驚き咄嗟にギンをはたくカンナ。
泣いて痛がるギンに、我に返ったカンナが慌てて謝るというコントさながらのやりとりw
そのおかげというか……ここでようやくギンの能力が分かりました。
どうやら嗅覚が優れているんですね。
思えば寝室の枕もそうでした。そして今回、カンナを嗅いだら……って女の子を直に嗅いだら叩かれもするでしょうよw
ならアリスは……
すっかり染み付いてやがる……!
血のニオイ
医務室
ナオがいました。
何をしているのかと尋ねると、
【選択肢】
→なぜですか?
→いましたか?
のんびり腰をかけているということは見つけられなかったんでしょう。
なので理由を聞いてみたものの、大した理由ではない、と軽く流されてしまいます。
あらかわいい新しい立ち絵。
ただ明らかにボリュームUPしているw
医務室に入るのを見た、にも関わらずいないとなると……この部屋にも隠し通路なるものがあると見た!
ゆけ! ギンくん!
やだ……血痕……?
ギンくんがいたらルミノール反応いらんな……。
変なニオイがすると言うギン。
焼死体はグロいぞ……。
ギンはニオイの元はガラス戸の中からだと指し示します。
そう、あの……
ジョーの人形があったガラス戸の中。
サラの不安をよそに、ギンは先陣切ってガラス戸を開けます。
すると、
中には何もありませんでした。
奥に続く通路にも見えますが、ただの空っぽの中身のようです。
【選択肢】
→ああよかった
→何かおかしい
何かがおかしい。
血のニオイも、焦げたニオイも、消えた人形の行方も。
やっぱり続いてんのかい!
どおりでロッカーにしてはやたらと奥行きを感じるワケですよw
もしかすると、ハンナキーはこの先に進んだのかもしれません。
「行くなら私も……!」と名乗り出たナオも含め、3人で奥に突き進みます。
その前に相棒能力ON!
うわぁ、血痕が続いている……。
行くとは決めたものの、この上を歩きたくないですね……。
って、そのために相棒能力ONにしたわけではなくて。目的はもちろんナオです。
THEナオといった感じの香りだそうです。
よきかな、よきかな。
真っ暗な空間が奥へ続いています。
【選択肢】
→先へ進む
→やめる
GO!!
医務室から続く部屋
?!
まさか全部……
【選択肢】
→人形か?
→人間か?
人間だったら直立不動で微動だにしないの怖すぎる。単純に考えて人形でしょう。
まるで人形工場。
見たところ、シルエット含めて15体います。
モニターのあった8名+おそらく犠牲者のビデオの7名。
ここに、爆発で壊れてしまったレコの人形を加えると16体。なぜか見当たらないジョーの人形を加えると17体。
カイの確保したという人数と同じです。
参加者20名という観点から見ると、カイ、ナオ、クギエの人形が無いということになります。
ナオは本当にイレギュラー感が強いですね。モニター(人工知能)も人形も何も無い。黒幕だから、というのも安直な気がしますし……。
存在だけでむかつかれているw
わかる。その気持ちすごくわかるよ、ギンくん。
なんというかもう、シルエットですら「うわっ」ってなっちゃうレベルですよ、彼奴は。
ギンは、そんなソウのことをどう思うか聞いてきました。
【選択肢】
→敵だ
→仲間だ
→わからない
→嫌い
うざくてむかつくのは確かなんですけど、「嫌い」と公言するのとはまた違う複雑な感情。
一番近いのは、敵……ですかね。火花バッチバチのライバル的な。
ソウが自分を敵対視しているように感じると伝えると、ギンは少し落ち込む反応を見せました。
むかつく相手とはいえ、サラは誰とでも仲良くあって欲しい……みたいな、そんな理想があるのかもしれません。
現実はなかなか難しいぜよ。
【選択肢】
→バレるからダメ
→ペンが無いぞ
気持ちはわかるが、ペンが無いぞ。
「悔しいニャン……!」
歯噛みするギンであった。
ギンは自分の人形に目を留めます。
【選択肢】
→今ちょっと動いた
→変な服だ
→かわいいよ
かわいいよ!
間違えた。カッコイイよ!
ふふふ(やっぱりかわE)。
ギンはサラの人形へのコメントも忘れません。
小6にして既に女性の扱いを心得てらっしゃる……!
ギャンブル拒否といい、ギンくんは本当に育ちが良さそう。
さて、ギンくん劇場もここまで。
相棒能力ONで部屋を探ってみます。
白い光? の部分に、さらに奥へと続いている道を見つけました。
ギンいわく、この奥の方からも一層濃いニオイがするようです。
行くしかあるまいて。
本当の姿
人形置き場 最深部
ノエルの頭部がこんなところに!
【選択肢】
→死体とは限らない
→チップを探そう
死体云々以前に人形なのでそこまで怖がる必要もないような。
誰もいませんし、チップ探しをするなら千載一遇のチャンス!
「今の内に、チップを探そう」とサラが声をかけると、
ここで疑問符を浮かべるギンくんが気にかかりました。
よくよく考えてもみれば、チップのことを知っているのはサラとケイジさんだけ。
初耳のギンからしたら「チップってなんぞ?」となるのは自然な反応です。
ただそうなると……何の疑問も抱かず頷いたナオは……知っている……?
それについてはひとまず置いておいて。
チップを探そうと思い立ったものの、具体的なことはサッパリわからないことにサラは気付きました。
それもそのはず。そもそもチップのことは耳で聞いただけで、実際どんな物なのかまったく知りません。
複雑な機械など全然わからないサラは焦りだします。
すると……
「……父……さん……」
ノエルの頭部から声が!
驚くあまり声を張り上げてしまうギン。
誰かに見つかりでもしたら……と危惧するサラは注意しますが、それ以上に大きな音が響き渡りました。
例の……タブレットの通知音です。
身代がサラの元にあるからにはもう無いと思われたカードの交換が、よりによってこのタイミングで行われました。
その音により、サラたちは存在がバレてしまいます。
「誰ですか!?」
この感じ……2人組の影の会話を盗み聞きしていたときの状況とそっくりである……。
現れたのはハンナキー。
今回は逃げる前に見つかってしまいました。
ハンナキーは、意識が戻ったノエルに気が付きます。
ノエルはもはや途切れ途切れにしか言葉を発せないようになっていましたが、そんななかでもハンナキーへ悪態をつきました。
あのまま死なせてくれなかった恨みを。
もしかしてノエルを治すつもりなのかとギンが疑います。
その声を受けて、ノエルは少なからず期待を抱きかけ──
「重要な部分を破壊されてます。……あなたの命はもって十数分です」
あっけなく打ち砕かれてしまいました。
当然ノエルは激昂します。
ならなぜこんなことをするのか、と。
ハンナキーはノエルに、自分自身のことをどこまで知っているかを問います。
「……オレは……父さんに作られた……最高傑作……トト・ノエルだ……」
ノエルはそう答えました。
しかし、それは本当の名ではない、とハンナキーは返します。
なぜなら、今のノエルは未完成だから。
ガシューはノエルにある感情を強く組み込んだ、と言っていました。
【選択肢】
→優越感
→劣等感
→浮遊感
浮遊感w ふわふわさせてどうすんだw
結構シリアスな空気なので真面目に答えます。劣等感ですね。
それにより嫉妬や憎悪を産み、より人間らしくなったと言えます。
そして本来持ち合わせるべき物を捨てました。
優しさ、思いやり、幸福感。
正の感情……そのほとんどを。
そのため、表情を作る仕組みはあっても、心からの笑顔は作れません。
本来、それを組み込むのはハンナキーの仕事でした。
負の感情はガシューが。
正の感情はハンナキーが。
しかし、ガシューに止められてしまいました。
不完全であるほど人間らしい……と、いびつな人形に整えるように。
「あなたを本当の姿へ完成させます」
そう言うと、ハンナキーはノエルの抵抗も聞かず機械を操作し始めました。
「……やめ……ろ……」
「やめろ……ハンナキー……」
「やめて……くれよ……!!」
死を間近にして今更心なんていらないと訴えるノエルですが、その声は届くことなく。
自分が変わっていく恐怖に怯えるノエル。
それを前にしてもハンナキーは躊躇することなく、自分のすべき事、正しいと思う事を行使します。
「……私達が奪ってしまった物の大きさは……知っておかなきゃ……いけないんです」
そんなもの知りたくない、とノエルが吠えようとも。
「あなたは今、完成するんです。心を持たない人形、トト・ノエルから……心を持った人間……ココ・ロエルに」
(……どうしよう。すごくシリアスなのにネーミングに笑っちゃう)
気になるのはハンナキーの言い方。
心を持たない人形→心を持った人間
心を持った人形ではなく、人間と表現するんですね。
器の差なんて大した問題ではなく、心がすべてを形成するということでしょうか。
そうこうしている間に、すべての正の感情がノエルの中へ流れ込みました。
「オレは……なんてことを…………」
【選択肢】
→……
→残酷だ
→よくやった
本格的にノエルが退場してしまいました。
ノエル好きだったからツラい。どうせ死ぬなら最期までゲスいまま死んで欲しかった……。
残酷だ、とつぶやくサラにハンナキー自身、同調する様子を見せつつも「……これが、私の責務ですから……」と言い放ちました。
そして、おもむろにロエルの頭部をガチャガチャと触り始めると、取り出したものをサラに手渡しました。
ロエルのチップを入手。
え、くれるの?
サラたちがここにいるのはチップを探しに来たからだと思っているようですが、だからといってこうもすんなりくれるとは……驚きです。
おまけに親切丁寧に、それを上手く使えばセキュリティを無効にできることまで教えてくれました。
言えるのはここまで、と話を終わらせると、サラたちに出て行くよう促します。
ハンナキーは少なからず組織への反逆心があるんでしょうか? まぁ、ホエミーやノエル、ガシューに比べると一番まともな思考回路は持っていそうです。
ひとまず大人しくハンナキーの意に従って部屋を出ることにしましょう。
その前に。
相棒能力ONという名のニオイチェック。
ハンナキーから漂う薬品臭w
歯医者は子供の天敵だからね、仕方ないね。
第二章後編Part11(Aルート)はここまで
第ニ章後編Part12(Aルート)はこちら↓