キミガシネ第二章後編Part22(Aルート)です。
第二章後編Part21(Aルート)はこちら↓
メインゲーム〜決選投票〜
進展
【ここまでの役職整理表】
ひきだす→カンナ
脱出ができないと知り、どうしたらいいか分からなくなったカンナはスマートフォンを見ました。
姉の言葉を見ることで、心に落ち着きを取り戻せたのです。
そして何もできない自分に……これまでずっと裏切り続けてきた自分に、嫌気が差しました。
ソウがサラに身代を送ったことは、なんとなく気付いていたものの、カンナにとって交換の話は難しい話。
誰が誰になんて推理は、とてもできませんでした。
それでも、たったひとつあった確信。
サラは優しいから、きっと誰にも身代を交換できないということ。
う……死に物狂いでサイフを取りに行った回想が……! あれは……夢だったかな? (現実逃避)
カンナ視点だと、ショックのあまり逃げ出しただけにしか映っていないみたいですね。ホッ。
カンナはサラを死なせたくありませんでした。
今となっては誰もが知り得る理由です。
しかしそれだけではありません。
そこまで気を遣えるとは……。
カンナはただただ可哀想ですけど、ソウに関しては完全なる自業自得です。
狙ってサラに身代を送ったことが現状を引き起こしているんですから。すべての元凶。
悔やむくらいなら、ただカンナを守ることだけに集中していれば良かったのに。サラを死なせたい気持ちにまで欲張ったせいで……。
カンナにとって、サラが死ぬことも、ソウが人殺しになることも、どちらも辛いことでした。
それこそ、自分が死ぬよりも。
思っててもなかなか実行には移せないよ……。勇気あるよカンナ……。
「でも……」
カミングアウト!
「手元に来たカードは、平民でした……!」
へ?!!?!?
え……? みが……え、いや平民? え?
この期に及んでサラを陥れに来た……とは考えにくいですし……。
もしかして5回目の交換は2回あった……? タイミングが同じだったから通知音が1回だけだったとか。
誰かが先にサラから身代を取り、その後に一歩遅れてカンナがサラと交換した。それくらいしか思いつきません。
「全部……本当なんです……!! 信じてください……!!」
とにかくカンナの発言について全員で話し合ってみるしかありません。
進展
ひきだす→ギン
今までずっと裏切られてきたため、ギンの中ではソウよりよっぽど信用ならない人物となっていました。
どうりで姉属性に弱いギンが、年の差があまりないとはいえ唯一敵対心むき出しにしているわけです。
ひきだす→Qタロウ
電話先で交換相手を言うだけならミスはあり得ると言うQタロウですが、それだと実際にサラのカードが交換されている説明がつきません。
ミスでないのなら、フロアマスターがわざと交換先を変えたかもしれない、と別の可能性を探ります。
そこでQタロウはピンときました。
メインゲーム開始前に、ホエミーがガシューの不正について声を荒げていたことを。
もしかするとここで関係があるのかもしれません。
……それより、私としてはQタロウが最後の晩餐ルームでの出来事を知っていたことに驚きです。
Qタロウってメインゲーム開始の合図ギリギリになって、息を切らしながら駆けつけてきましたよね。
てっきり今起きたから慌てて……だと思っていたんですが、ホエミーとガシューのやりとりを見ていたならそうはなりません。
あれはなんだったのか……。
ひきだす→ケイジ
ソウのハッキングが役職データに影響を及ぼした可能性を探っています。
その証拠でもあれば……と少し残念そうにこぼしました。
ひきだす→アリス
真実は意外とシンプルだと結論付けるアリス。
すごく都合の良い壊れ方w
ひきだす→ナオ
最後の時間、勝者の間でパソコンをいじっていたとソウ自身が証言しているため、そのときにハッキングしたのではとナオは疑います。
不正を起こせるとしたらソウしかいない、と断言しました。
いや……不正を起こせるかどうかでいえば、他にも心当たりが。
ひきだす→ソウ
ソウはだんまり。
ハッキングについて肯定も否定もしないのは、どういう意図でしょう?
とうろん
Qタロウの発言をストックし、
ナオの発言に当てる。
ソウのハッキングとは別に、確実に行われたもうひとつの不正。
それは……
メインゲーム開始前、ホエミーはこう言っていました。
それほど大きな不正にも関わらず、これまでまったく実態が見えませんでした。
そして今、サラたちを悩ませる不可解なカードの動き。
この問題こそが、ガシューの不正!
カンナを信じるならそれしかない、とQタロウは勢いづきます。
【選択肢】
→わからない
→メリットはない
→何らかのメリットがある
メリットが無ければしないでしょう。
だからこそガシューは議論を強行したのです。
サラの意見にケイジは理解を示しました。
「目的がハッキリすればわかるかもしれない……」
※ 名前がサラになっていますが、正しくはケイジです。
ケイジさんに言われるまでは、てっきり身代データ自体を削除する不正なのかと考えていましたが、移動させたとなると人物が重要になってきますね。
単純にサラを守ろうとしただけかと思っていましたが、でもサラならカンナが交換した時点で助かっているので不正する意味がないのも事実。
なら身代を引き取ったカンナを守ろうとした? なぜカンナを?
謎だな〜。
フロアマスターの不正を探り出すサラたちに、ガシューは平然とした態度で返します。
サラは毅然とした姿勢で、ある約束を取り付けさせようとしました。
ガシューの不正を暴けば、このメインゲームはノーカウント。24時間後に再度仕切り直すことを。
フロアマスターの規約を読んでいるサラだからこそ要求できることです。
何もかも知られていることに、ガシューは不気味な笑い声をこぼしました。
さて、ガシューの不正は暴けるのでしょうか。
……ただ、不正を暴いたところでメインゲームは中止になるのではなく、あくまで延期。しかもたったの24時間。
正直、微妙な気も……。
身代か、決選投票まで残っている平民(賢者)なら嬉しいリセットですけど、平民(賢者)で既に落選している場合はデメリットのほうが大きくないですか?
やり直しのメインゲームで死ぬ可能性が浮上するだけですし。
自分だけではなく全体を思うなら、それでも延期は嬉しいんでしょうけれども。
せめてその24時間で好きなことができるのならまだしも、こんな監獄みたいなところで延命してもなぁ……。
そんな私の考えとは裏腹に、延期の可能性にQタロウは嬉々として沸き上がりました。
24時間あれば脱出の計画を立て直せる、とアリスもそれに続きます。
キミら既に落選した平民と賢者なのに、延期に大賛成って聖人ですな。
まぁ脱出のチャンスと捉えれば無くもない……?
フロアマスターの前で堂々とそれを宣言してしまうあたり懸念材料が残りますがw 警戒レベルが上がっちゃう。
ガシューは不正への議論自体に反対する素振りは見せませんが、ひとつだけ忠告しました。
不正について議論をすれば、その分だけ他のことを推理する時間が無くなってしまうことを。
しかしサラの心は、それで揺れるほど柔いものではありません。
紡ぎ出した新たな可能性。この仮説はガシューへ向けての物ではないのです。
サラは、ソウに真実を話すよう求めました。
役職カードをハッキングしたのかどうかを。
ガシューの不正を探るにあたって、もうひとつの可能性をハッキリさせておかないことには進めようがないためです。
この真相が分かれば戦える……全員で力を合わせて延命を勝ち取るのだとサラは意気込みます。
一方ソウは、どうするべきか考えあぐねているようで、ひどく困窮していました。
この言葉で、カンナを信用することにしたのでしょう。
意を決したようにサラに向き直りました。
「ハッキングなんて……していないんだ!!」
これが嘘偽りない真実だと答えます。
こうなったからには騙し合いはやめ、自分達の手でガシューの不正を暴く、と議論に向けて積極的な姿勢を見せました。
これは運命の転換点。
疑心暗鬼に囚われていれば決してたどり着けなかった道。
全員が信頼し合い、誘拐犯と真っ向勝負する道です。
力を合わせてガシューの不正を暴きましょう!
進展
ここから背景ちゃんのお色直しです。
そこはかとなく神秘感あふれる背景ちゃんをお楽しみください。
ひきだす→ソウ
まさかだとは思いながらも、ガシューの味方説を追い始めるソウ。
ガシューは、不正を暴かせてメインゲームに終止符を打つ存在になりたがっていた……?
味方というのはあまりしっくりきませんが、「私は新世界の神になるのです」とか言い出しそう感はある。
ひきだす→アリス
ガシューが恨みを持つには十分すぎる理由があるとして、ある人物を指しました。
脱出計画を企て、フロアマスターとしてのメンツを潰したその人物……
つまりガシューの不正とは、ソウを殺すために行われたもの。
……と結論づけて、アリスはもう完全解決した気になってしまいました。
ひきだす→Qタロウ
まさに私の考えと同じです。
身代を持てば高確率で死ぬ、だからガシューは不正を働いたとQタロウは読んでいます。
『アイツは死なせたくないから、身代を他のヤツへ移動させてしまえ』といったように。
そのアイツとは、本来なら最終的に身代を持っていたハズの人物。
やっぱりそうなってしまいますよね〜。
でもホエミーの部屋にある犠牲者のビデオを見る限り、誘拐犯にとって重要そうなのは絶対にサラなんですよ。
4枚組の紙を渡してきたのも、ピンポイントでサラにですし。
しかし、不正を働かずともサラはカンナに守られたわけで……。
うーむ。ガシューが不正交換させようとしたらカンナの交換がダブってしまったとか?
ひきだす→カンナ
これまで見た証拠品の中で不正に関するものがないかと疑問を投げかけるカンナ。
【選択肢】
→あると思う
→ない
え〜……そんなものありましたっけ?
考えてもまったく出てこないので、ないんじゃないですかね。
カンナは残念そうに肩を落としました。
カンナの発言を受けて、まだ使われていない証拠品についてサラは考えを巡らしました。
ひきだす→ケイジ
身代を消滅させることがガシューの不正だったとケイジは考えています。
それ私も真っ先に考えましたけど、ゲームの結末を考えれば不正バレは避けて通れないんですよね。
平民か賢者が犠牲者となった際に、身代も一緒に死んでいなければおかしいですから。
この不正は、鍵番が犠牲者となって全滅する以外にバレることを防ぎようがありません。しかも全滅してはせっかくの不正も元も子もない……。
驚くほどメリットが見当たらないので、まずないケースです。
アイテム→『4枚組の紙』
カンナの発言に、アイテム『4枚組の紙』を突きつけます。
4枚組の紙ちゃん、お久しぶり。
これまで使われていない手がかりなんて、これしかありません。
しかしこんな物がいったいなんの役に立つのか……そうサラが考えていたとき。
いや、こわいこわいこわいこわいこわい。
ジョーの幻影以来のホラー。
ちょっとだけビビりましたわ……。
ドラクエの戦闘画面でこんなポーズしたモンスターが出てきそう。
ガシューは即座にホエミーのしわざだと察しました。
内部資料とな?
にしても、名前と職業とパーセンテージがあるだけの情報で、そこまで動揺します?
むしろ動揺したことで重要な資料だと気付かせてしまった、おまぬけパターンでは。
すかさず名簿について尋ねるサラでしたが、
情緒不安定かw
サラたちが名簿の意味を分かっていないことを察するや否や、すぐさまいつもどおりの冷静な振る舞いに戻ってしまいました。
悔しがるサラに、ケイジが加勢します。
「……よくやったよ、サラちゃん」
「なんのことやら……」と、ガシューは至って真顔でとぼけます。
まるで何事もなかったかのように。
あの醜態を晒しておいてそれはちょっと無理がありません?w 取り乱し方のインパクトが強すぎて忘れられないんですけどw
夢に出てきたら責任取ってもらいたい。
本当にね。
加えてカイさんのとぼけ方にはキュートさもあふれていたぞ!
さて、ガシューいじりもそこそこに、名簿に目を向けましょう。
この名簿がどんな意味を持つのか。それは見当もつきません。
しかし、謎を解く価値はあります。
おー!
第二章後編Part22(Aルート)はここまで
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