キミガシネ最終章前編Part3(Abルート)です。
最終章前編Part2(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム〜開幕〜
ルール
左から順に1人ずつ話を聞いていきます。
【ヒナコ】
中学生ゆえに、サラのことを「サラ先輩」と呼びます。なんと新鮮な呼び方であろうか。
最初の試練で死んだのは8人。
ダミーズの6人+笹原恵+クギエ
2人は生存者(ケイジとカンナ)と既に面識があったため、除外されました。
もうひとつ大きな情報がある、と気を引く発言をするヒナコですが、まだ言えないと口をつぐみます。
全部手の内をさらけ出すと手駒にされかねないことを懸念していました。
【選択肢】
→そんなことしない
→仲良くなりたい
→バレたか
「ククク……バレたか」
確かにサラは演技とかできなさそう。
ナオちゃんを見習わないとね。
ともかく、その情報とやらはいつか信用できた時に教えてくれるとのことです。
【アンズ】
サラと同じくらいな歳なため、結構親しく(馴れ馴れしく)接してきます。
……が、当のサラは少し引き気味。
【選択肢】
→そんなこと思ってない
→確かに変な服だ
→フードに見覚えがある
変なヤツだとは思ってないけど変な服だとは思ってるよ(ずっと)。
普段はちゃんと制服を着ている、と弁解に息巻くアンズ。
どうやら学校外でピエロみたいなことをやっているようです。
え……USJのホラーナイトイベントのキャストさんかな……?
ピエロというから、てっきりお茶目でマヌケっぽくて人を楽しませる系のピエロを想像していたんですが……。
まさかペニーワイズ系ピエロなの?
逃げてジョージ! 超逃げてーー!!!
……とまぁ、奇抜な服装をしているのにはちゃんとワケがあるのでした。
「だから引かないでね!」とアンズは懸命に訴えてきます。
正直、服装よりピエロの仮面のせいで余計に引いているんですが……それは胸の内に秘めておきましょう。アンズちゃん、いい子っぽいので。
さて、それより何か情報があるのなら教えてもらいたいところ。
サラが尋ねると、すぐさま「もちろん!」と元気よく答えました。
……が、その数秒後。
ズコーッ!
言えないのか言わないのか、はたまた忘れたのかは分かりませんが、「もちろん!」と張り切った直後にこのザマ?
もしや……アホの子だな?
うっかり口を滑らせちゃうタイプ。
でもミドリに説明を押し付けられことを迷惑そうに文句を言っていたわりに、結局自分からは一切の説明もないのはなんなのw
自分の身の上話をしただけ。
アンズちゃんまじアンズちゃん。
【ハヤサカ】
【選択肢】
→私の事をご存じですか?
→何か知ってますね?
犠牲者のビデオを見る限り、ハヤサカさんが組織の内情に詳しいだろうことは明白です。
知っていることは話したまえ!
ハヤサカはあからさまに動揺し、「は、話が見えないなぁ……」と、とぼけます。
そんなことで引き下がるサラでもなく、さらに問い詰めると渋々といった感じに口を開きました。
「考えてごらんよ……私は本物のハヤサカじゃない。そっくりに作られた人形だ」
う〜ん、ウソっぽい。
本当は記憶があるけど、言いたくなくて記憶が無いフリをするために正当性のありそうな言い訳を述べているようにしか見えません。
ぁゃιぃ。
【ランマル】
【選択肢】
→もちろんだ
→チドウインさんと呼んでほしい
→サラ様と呼んでほしい
「サラ様と呼んでもらっていいか?」
ツッコミスキル100点w
ランマル、ポメラニアンみたいだからちょうどいいんじゃないかな(適当)。
さすがに難しいか……と諦めるサラの心の声からして、あわよくばを狙ってる感が垣間見えますw
サラは様呼びが様になるタイプだからね、仕方ないね。
おふざけもそこそこに、情報があるなら話してもらいましょう。
ランマルは首輪の赤い糸について説明してくれました。
「まぁ……それはサポート側だけだ。サラの首輪が起動することはねえよ」
一瞬、このルールを利用してソウがサラを殺しにかかるのかと焦りましたが、首が飛ぶのはランマルの方なんですね。ホッ。
赤い糸云々抜きに見ると、なかなかかわいい構図になりますねw
尻に敷かれる系ランマル。
やはり高校生コンビは強い(いろんな意味で)。
【マイ】
キャッピキャピ。
雑談ではなく情報を求めに来たことを伝えるサラに、すかさず「スリーサイズ?」と聞き返してくるくらい尋常ではないノリの軽さを発揮するマイ。
なるほど……これは絶望的にサラとは話が合わないタイプ間違いなし。
デスゲームの情報、と強調して改めて尋ねてみるも、ガールズトークは止まらない。
【選択肢】
→強い人
→優しい人
→考えつかない
強いというと真っ先にQタロウが思い浮かんでしまうので……優しい人で。
マイは「わかるわかるー!」と強く賛同しましたが、
急に冷めた発言。
逆を言えば、今生き残っている6人は優しくないともとれます。
まぁ優しい人から死ぬというのは世の理みたいなものですからね。悲しいかな。
ミシマ先生もジョーもカイさんもレコもナオもカンナもみんな優しい人ばかりだったなぁ……(下がっていくテンション)。
マイは「気を悪くさせたらごめんね!」と謝ると、ようやく本題に触れました。
話してくれたのは、ダミーズに関する情報。
「……本物は最初の試練で死んじゃったの」
AIミシマは死の記憶を入れられてバグったと聞きましたが、間接的に知る分にはセーフっぽいですね。
そういえばAIミシマに、ギンが本物は死んだことを伝えたときも普通に受け入れていました。
自分のことだけど他人事みたいに受け取れるからバグらないって感じでしょうか。
死の記憶なんて入れられたら、生死が共存してしまいますもんね。バグりもしますよ。
「だからね……私もがんばるから……サラちゃんにも力を貸してほしいの。お願い」
力を貸す?
ダミーズってサラたちのサポート役ですよね。サラたちがミドリを殺すにあたってそれの手助けをする立場。
そのダミーズがサラに力を貸してもらいたがる理由って何でしょう? ランマルならまだしも、マイはペアですらないですし。
そのあたりは話が見えてこなくて、よく分かりません。
【クルマダ】
サラを前にするなり、値踏みするような視線を寄越すクルマダ。
といっても、悪意はありませんでした。
それを言うならギンくんのほうがよっぽど凄い。
【選択肢】
→ギリギリです
→仲間のおかげです
→多くの犠牲があった
多くの犠牲を経ての生き残りです。
これまでに何人も失って……。
マイに続いて急に冷めた発言。
なんかダミーズ、豹変しそうで怖い……。
クルマダは、なんでもない、とすぐさま取り繕うと本題に移ります。
正体は人形かなにからしいですが、武器がないと悲惨と言うほどにはガチの怪物のようです。
ケンカの経験を聞かれますが、当然サラは暴力をふるうようなケンカなんてしたことがありません。
180分の恋奴隷(インスタントラヴァー)ですね! わかります!
でもサラは操作系というより強化系っぽい。
ヒソカのオーラ別性格分析は7巻の168Pに。
一方、サラはというと。
「いえ、誰かが死ぬ気で戦うなら私も死ぬ気で戦います」
勇ましすぎるんですけど。
女子高生要素を微塵も感じないんですけど。
乙女心をどこに捨ててきたんだサラちゃん……。
さすがSAMURAIONNNAは伊達じゃない。
「おもしれー女」系のセリフは夢小説が始まっちゃうからやめろw
ひとまず全員と一通り話し終えました。
振り返ってみると……みんなわりとどうでもいいことしか話していない悲しい現実……。
かろうじて有益だったのはランマルの首輪についてとクルマダの怪物についてくらい。それすらも、無かったら無かったでなんとかなるレベルですけれども。
首輪の説明を知っていてもらわないと困るのはダミーズの方ですし、怪物だって説明があろうがなかろうが襲われれば倒すまで。
そういうのではないんですよ……。サラたちの身に関する情報が欲しかったんです。
制限時間を過ぎたらペナルティね、とか。
殺せなかった場合はペナルティね、とか。
後出しされると困るその辺のルールをハッキリさせて欲しかったんです。
ミドリに代わってダミーズが説明してくれるのだと期待していただけに、ろくに実のある情報を提供してくれなかったことに非常〜にガッカリしております。
ダミーズ、役に立タナーズ。
あるいはミドリが、ペナルティは無いからって自己完結してしまって、説明を省くというルーズさを発揮させてしまったのかもしれない。
だとしたら絶対フロアマスターに向いてないな……。
そんなことを思っていると、どこからともなく呻り声が響き渡りました。
最終章前編Part3(Abルート)はここまで
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