キミガシネ第一章後編Part5です。
第一章後編Part4はこちら↓
メインゲーム
予選投票
口火を切ったのはQタロウとソウ。
まずはソウ。
と、言うくらいなので仕方なしにソウから先に話を聞きます。絶対ろくでもないんでしょうけどw
ろくでもなかった!!!
こやつ……何を企んでおる……。
本物の鍵番はサラです。偽物の鍵番宣言はいわば吊られたくない宣言でしょうから、身代である可能性はだいぶ低くなります。
……と、単純に考えて良いものかどうか。
ワンチャン、真の鍵番と対決してワザと信用負けして犠牲者に選ばれる→実は身代でした! なんてオチだったり?
でも真の鍵番にしろ偽の鍵番(身代)にしろ、どっちも吊るべき対象にはならないんですよね。
そもそも鍵番宣言している人には怖くて投票しづらいですし。
スルーされる可能性が高く、身代がとる行動としては結構博打。となるとやはり死にたくない平民か、かき回したい平民か。
賢者の可能性? こんな賢者はイヤだ(率直)。
ソウの鍵番発言に対しての選択肢が、
→私が鍵番だ!
→何も言わない
の2つあり、ソウに踊らされるのも嫌なので様子見としてだんまりを決め込んでみました。大丈夫、鍵番には賢者という味方がいる……!
そうそう、この人の言うことはなんでもかんでも簡単に信じたりしちゃダメなんだぞ!
信じるんかーい_( ┐ノε:)ノズコー
まぁね、対抗いなかったら真の鍵番と見るしか無いよね現状。わかってる。サラは理解の深い子。
これ以上話が広がることも無いので、一旦この話はおしまい。
次はQタロウの話を聞きます。
Qタロウ
Qタロウの言うその人物とは……
まさに最も怪しく、協調性のないヤツです。
しかし今は予選投票。満場一致でゴンベエに投票してしまうと、決選投票の選択肢がゴンベエしかなくなります。
ゴンベエが鍵番や身代だった日には目も当てられません(サラ視点だと鍵番の可能性は無いですが)。
そもそも役割のあるカードは自由に選択して得たものではなく、誘導されて拾ったもの。
誘拐犯は、一番信用を得ていないゴンベエにこそ特殊な役割を与えて楽しんでいる可能性もある訳です。
なんにせよ、まずは決選投票に向けて5人を選び出すほかありません。
静まり返る場に一石を投じたのは、ついさきほどまで議題に取り上げられていた張本人、ゴンベエ。
どうやらゴンベエは、単なる女子高生がリーダーとなっていることをずっと怪しんでいたらしい。
唯一サラだけ武器(リボルバー)を持っているため、それでみんなを従えさせているんだろうと疑っているようです。
これに反論し、ゴンベエを黙らせるためにアイテムから細長い箱を選び、ゴンベエへとぶつけます。
中にあった包丁は誰かが持ち去っていることがわかります。ほとんど複数人で行動していたサラには持ち去ることは不可能。
包丁を持ち去った者を追及するゴンベエ
→それは今関係ない
確かに誰が持ち去ったのか気になるところですが、今それを話しても脱線するだけです。持ち去った者も正直に名乗り出るわけありませんしね。
すべてを証明する必要はなく、大事なのはサラが武器を独占していないという事実。力によって得た信頼ではないことが分かります。
説き伏せられたゴンベエは「もういい、しゃべらない」と拗ねてしまいました。
残りの者で再び議論を開始します。
……が、疑い合わなくてはいけない状況なだけに誰も話し始めることが出来ません。
そんな沈黙を破ったのは、「覚悟を決めた」と言うQタロウの言葉。「黙って終わることこそ最も愚策」と進んで議題を提供してくれます。
これまでの探索や話し合いで、足手まといや力不足を感じたとして……
カンナ、ギン、ナオ
の3人を指定しました。
正直、ギンを同列に扱うのはちょっとかわいそう。何もしてないカンナと生首持って逃げ回っていたナオに比べて、ギンはずっと探索を頑張っていましたし。
幼いゆえにどうしても力不足になってしまうことを含めて指定しているんでしょうか。
それにしてもQタロウは案外まともに周りのことを見ていたんですね。
今まで突っ立っているだけで探索を頑張ってる姿を見たことがないので、正直なところ脳筋を見るような目でQタロウを見ていました。ごめんなさいw
そんなQタロウの指定にキレたのが弱者の味方レコ。「力があるから自分は選ばれねーとでも思ってんのか!」と猛反論。
「しっかりお前さんの意志で投票しろ! オレが不必要なら責任を持って殺せよ! それが覚悟ってもんだろ!」
きゅ、Qタロウ……イケメンかよ……。
率先して覚悟を決め、足手まといを指定する。憎まれ役を買ってでも行動に移したのは、何もせず全滅することを避けたいからなんですよね。
これだけ強い意志を見せられては、言い返す言葉があるはずもなく。
レコはカンナ、ギン、ナオそれぞれに自分の言葉で自身の価値を証明し、Qタロウを説き伏せるよう促します。
カンナ、ギン、ナオから話を聞き出します。
まずは「色々見つけた」と主張するナオから。
パニックになっているナオ
→落ち着いてください
冷静になったナオから聞き出せたのは、
「2階の部屋を探索したんです。重要そうな物は見つけられなかったんですが……」
これだけ。
え? 色々と見つけたんじゃなかったの? 話してくれないの? と、目が点(・_・)
おそらく、Qタロウに犠牲者候補として名前を挙げられたため咄嗟に口からでまかせを言っちゃったんじゃないかな〜と推測しています。
これ以上ナオからは得られるものが無いので、ギンへと移ります。
ギンは困ったような不安そうな表情を浮かべるものの、なぜかまったく口を開こうとしません。何かに怯えてる?
ミシマ先生と酒場の探索をしていたことや、シュレッダーの紙くずを復元しようとしていたこととか……積極的に動いていたアピールをするんだギン!
と、思えどもギンは頑なに口を閉ざしたまま。
このままだと犠牲者選定コースまっしぐらです。まっしぐらしていいのは猫だけなんだぞ!!
仕方ないので次、カンナへと移ります。
カンナは何か言い出しかけますが、ソウからの無言の圧力によって青ざめてしまう。
絶望的な表情で「全部どうだっていい」と投げやりな発言をするカンナ。
ソウに言わされてる感が凄まじい。「お姉ちゃんのところに行けるよ?」とかなんとか言いくるめられたんじゃなかろうか。
本当に自暴自棄なら時間ギリギリでメインゲームに参加しようとせず、そのまま控室でペナルティ死しているはず。
発言に中身の無いナオ、無言のギン、投げやりのカンナ。なんとも困った三人衆。
こまったこまったこまったさん。
ひとまず一通り話を聞き出したので、ここで当人たちの発言同士をぶつけて討論させます。
Qタロウの発言に、
ストックしたカンナの発言を当てる。
ガチギレるQタロウをよそに、「それは本気か演技か」と問うカイ。
さすがカイさん、カイさんさすが。至って冷静な行動を取る人好き。
カンナは投票されるために以降の話し合いへの参加を拒絶します。
カンナが身代は……いまいちピンときません。
現状で足手まといにしかなっていないカンナは、よほど上手く立ち回らない限り犠牲者候補は避けられません。
生き残りたい身代ならそれでもいいですが、身代で勝てばお姉ちゃんのときと同じく自分のせいで人が死にます。しかも大勢。
そんなトラウマを引きずってまで生き延びようとするほど図太い神経の持ち主にはとても見えない。
ならば本気で死にたいがための発言なのかもしれません。カンナには本気で死にたい理由もあります。
ただ、平民か身代かで死に方は180度変わってきます。
投票されたくて死にたいアピールをしているカンナですが、結果的に身代を疑われてしまいアピール以前より投票しにくい存在になりました。
死にたがりの平民ならば本末転倒です。逆に死にたがりの身代ならば成功と言えるでしょう。
しかし仮に後者だとして、カンナが先の展開を読めるほど頭が働くようには見えません。えらい遠回しですし。
どちらかというと、身代宣言をした上で死にたいから投票しないで、と率直に言いそう。
誰かが……ね。
ともあれ私の中ではカンナは平民濃厚です。問題は裏で糸を引いてそうな誰かさんの存在。絶対ろくなことしてないんだろーな。
一旦、カンナのことは置いておき、焦点は再びギンへと当てられます。
Qタロウの発言に、
ストックしたレコの発言を当てる。
しかし当の本人であるギンは「知らない」の一点張り。
一転してレコが嘘つき呼ばわりされる羽目に!
レコの一人称が乱れてらっしゃる。これはなかなかに興味深い伏線。
サラが奮い立たせてみてもギンはモゴモゴモゴモゴ。レコが責められているのは見るに耐えないものの、でも言えない。そんな葛藤に悩まされているようです。
Qタロウとギンの間で均衡したまま平行線を辿る話し合い。
その均衡を崩すため、2人の発言のうち片方の意見に肯定か否定をして意見を変化させていく……均衡舌戦が始まります!
ちなみに時間制限のある舌戦とは違い、均衡舌戦にあるのは回数制限です。時間だと焦るので個人的にはこちらのほうがやりやすい。
Qタロウを肯定
ギンを否定
ギンを否定
「誰かをかばっているのか?」と聞くと、
初めて見たギンの驚く顔! かわいい! ぬいぐるみまで驚いてる! (;°ω° )
「どんな変な物が出てきてもなんとかする」というサラの言葉により、ようやくギンが腹をくくります!
ゴリラはホメ言葉ぜよ! (大事なことなので)
筋肉ゴリラはさておき、ギンから話を聞きます。
ギンは2階でシュレッダーから細切れの紙を組み合わせていました。
その作業途中、中身をよく見ると手でちぎった紙も入っていることに気付きます。そこに書かれていたのは……
主人公、殺人犯説。
もしかして叙述トリック? 信頼できない語り手だった? と、若干期待に胸を躍らせましたが、そういうわけではないらしい。
詳しく話を聞いてみます。
手書きの文字だったか?
→手書き
誰かに宛てた手紙だったか?
→箇条書きされたリスト
手紙を持っているか?
→持っている
手紙を見せてもらうと……
赤い部屋で見つけた破れた紙とそっくり!
しかしサラが殺人犯、Qタロウが高校教員と不可思議な点があります。
つまりギンの持っている紙切れの組み合わせは正しいものではない。
アイテムから破れた紙を選択し、ギンに使います。
左側をサラの持っている紙にすげ替えると……
こちらが本来の姿。
紙束をまとめて破いたために破れたあとが同じになっていたのでした。
ここで気になるのが殺人犯の名字。そう、
「偶然だ」と否定するものの、だいぶ動揺するレコ。
『レコ』は偽名なのか、それとも『ありす』とは別人なのか。
酒場の黒板に書かれてある飲酒の可否には両方の名前がありましたが、近くにチョークが落ちてあり書き加えることは可能だったようです。
レコは思い出したように「それは兄貴の名前なんだ」と言い張ります。
『ありす』が姉ではなく兄?
言い逃れまで支離滅裂だ、と疑いは晴れるどころか、かえって深まってしまいました。
追及を浴びるレコは再びパニックとなり……
えっ?
ケイジさんのドン引き顔www
ヤバイ、これは結構好き。どれくらいヤバイかっていうとめちゃくちゃヤバくてヤバイくらいにヤバイ(語彙力)。
ゴンベエもといアリスは兄で、レコは妹。2人は本当の兄妹でした。
アリスも本名らしい。まじか。
しかもアリスは窃盗犯だというのは嘘で、実は人を殺めて刑務所に入っていた!
ゴンベエという名前含めてなんだかんだ憎めないヤツだと思っていたのに……人を殺してたのか……見損なったぞゴリス!!!
当然ながらレコにも絶縁されていた模様。
みんながナオを捜しに行った後、カンナたちに怖がられるのを恐れ、レコはアリスが起きたときに関係を隠すよう告げていたようです。
しかし、あらぬ誤解を受けるレコを見かねて、自身はクソ犯罪者であってもレコはまっとうな人間だと主張するべくアリスは名乗り出たのでした。
めちゃくちゃ妹想いの兄貴じゃないか。なんで殺しなんてしたの……。
アリスの人柄的に極悪非道というわけでも無いので、ワケあり殺人なんでしょうか。気になる。
気になるといえば!
まだ気になる点がある
→紙に書かれた名前と職業
そう! それそれ!
自分も警察官であり、笹原恵という警察官は知らない。それがケイジの主張です。
ギンが持っていたときの『ケイジ=警察官』の組み合わせがズレたことで、ケイジが本当に警察官なのかどうかは相変わらず分からないままです。
この笹原恵という人物についても、ケイジ次第でだいぶ見方が変わってきます。
なりすましにしろ、本当の警察官にしろ、個人的にものすごく興味深い案件なんですが、今この場で詮索している時間はありません。
しかも相手がケイジとなれば、ヒラリヒラリとかわされるのがオチ。ぐっ……と堪えて、これ以上の追及は諦めます:(っ`ω´c): グッ……
議論が脱線してしまいましたが、元を辿ればギンが役に立つかどうかの証明でしたね。
思わぬ収穫もありましたし、これは立派に証明できたと言えるでしょう!
第一章後編Part5はここまで
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