【オクトラ覇者】全てを授けし者 1章クリア【感想/ネタバレ】

全てを授けし者 1章
生と死が混ざり合う全てを授けし者第1章です。

スポンサーリンク

1章

助けを求める亡きエリカ
これは……エリカ?

その様子はとても苦しそうで、「あいつがくる」「わたしがなくなる」とアラウネに助けを求めます。

そしてそのまま地に伏してしまい──


夢オチ?
なんだ夢か。

しかしアラウネは夢ではないような妙な胸騒ぎを感じとっていました。

もしや辺獄でエリカが苦しんでいるのでしょうか。

まさかパーディスにいじめられているとか? かわいそう、助けなくては!

会議
今後どうするべきか、状況を整理するために話し合うことになりました。

気になるのは、

亡者出現
シグナが出した扉。と、現世の者とは思えない者たちの存在。

一体何が起きているのでしょうか。

考えようにも現状では判断材料が少なすぎます。すぐにでも情報を集めたいところですが、それすら何をどう調べたら良いのか分かりません。

すると、ポツリとつぶやくソロン王。

文献に記された言葉
「”影たちが忍び寄る前に”」

昔読んだホルンブルグ王国に伝わる文献に、そんなことが記されていたのだとか。

ホルンブルグは数年前に滅亡したハイランドの国ですが、もしかしたら何か関係があるのかもしれません。

他に手掛かりも無い現状。調べる価値はあるでしょう。

ホルンブルグ王国についての文献をあたるため、アラウネは学者を集めることにしました。

会議が一段落ついた矢先、クラウザーが慌ただしい様子で駆けてきます。なにやら緊急事態です。

ドニエスク民のデモ
城の前でドニエスク民のデモンストレーションが!

タトゥロックの処刑を要求しています。

ドニエスクを治めていたドゥデク王は、タトゥロックによって惨たらしい肉塊と変えられ、他国へと晒されました。

それはあまりにも、王としてどころか人としての尊厳もない仕打ちです。ドニエスク民が憤るのも必然のこと。

そしてその怒りは、大罪人を生かしているエドラス女王へも向けられ……。

タトゥロックの肉塊を晒さない限り、ドニエスクの怒りは鎮まりそうもありません。

ドゥデク王の死後、後継も決まらず王不在が続いている現状も相まって、放っておくと何をしでかすか分からない怖さも含んでいます。

エドラス民に被害が起きてからでは遅い。

一刻も早い決断を迫られたアラウネが出した答えは、

採決
”選ばれし者”と灯火の守り手での採決。

エドラスだけの問題ではないことから、アラウネの一存で決めるわけにはいかなかったのでしょう。

決を採るため、再び玉座の間に集まります。

処刑の是非と理由
1人ずつ処刑に対する意見を表明していくことになりました。

1番手に立ったのはバルジェロ。

賛成派バルジェロ
理由は至ってシンプルに数の問題として処刑に賛成します。

処刑が遂行されなければ暴動が起こるのは必至、そうなれば無駄な血が流れる可能性も高いですからね。至って現実的な理由です。

最後の「たぶんな」のせいで説得力がガタ落ちですが……。

続いて、

賛成派エルトリクス
ドニエスクの言い分は正当だとしてエルトリクスも賛成します。

ごもっともなご意見です。

賛成が続いたところで、初の反対に手を挙げたのはリンユウでした。

反対派リンユウ
どんな悪者にも救いはあると信じなければ未来は訪れない気がする、という理由から。

なかなかの甘々思考。この場のメンツ的にも場違い感が凄い。

さすがにエルトリクスにも詰められていました。「大事な人間を殺した罪人の良心を信じろ」とドニエスク民に向かって投げかけられるのか、と。

あまりの正論にリンユウも口ごもります。

そこへ、

反対派ソロン王
見兼ねたソロン王が助太刀する形で割って入ってきました。

ガ・ロハに残存する戦力は不明であり、後に大軍が再来するかもしれません。そのときにタトゥロックが殺されていれば今回の暴動程度で済まないことは明白。

そのことから反対に1票を投じます。

さすが賢王、もっともらしい反対意見です。

そこに待ったをかけるはリシャール。

反対派リシャール
ソロン王の意見を理に適っていると認めつつも、今の状況にはそぐわないと否定します。

今まさに目の前で抱えている大きな問題はドニエスク民の暴徒化リスクです。

彼らを納得させるために他に方法が無いのなら……処刑も辞さない、と賛成側につきました。


こうしてみるとやはり責任ある地位にいる者は断定的で芯が通った意見ですね。

エルトリクス(秩序を守るため)
ソロン王(交渉材料にするため)
リシャール(暴徒化を防ぐため)

それに比べるとバルジェロは「たぶんな」、リンユウは「気がする」とふわふわな言い回し。置かれている立場の差を感じました。

フィニスに”灯火の守り手”として扱われたので集まっているだけであって、普通に考えたらこの場に相応しくない2人ですからね。無理もないでしょう。


さて、次は自分の番かと待ち構えていたら、先にアラウネの意見を求めるバルジェロ。

……ハハーン、読めたぞ!

これはアラウネが反対に行って3:3にする展開……! そしてすべてを決める最後の1票は”選ばれし者”が入れろ、と。

胃痛役をさせる気だってことくらいお見通しだ!

中立派アラウネ
ズコーッ

もともとタトゥロックを生かしたのは自分の一存であること、加えて今は採決の発議者であるがゆえに公平な立場を貫くようです。

結論はみんなの意志に委ねると明言されました。

代弁者リシャール
まさに同じ感想。

せっかく7人なのにわざわざ偶数にして同票にでもなったらどうするんでしょう。一刻の猶予を争うというのに無駄に長引くリスクを上げていく。

それを抜きにしても一国の王としてちゃんと答えを出して欲しかったですね。ほかでもない自国で幽閉しているというのに完全丸投げって。

2:3:1
不満そうなのが言い方に表れていますね。

さすがのリシャールもアラウネに落胆したのでしょうか。


それはさておき、このタイミングでようやくこちらに投票権が回ってきました。

賛成か反対か
順当なのは処刑。

ただ、単純にプレイヤー目線としてタトゥロックのことは嫌いではないので、死なせるのがもったいなくもあります。

みんなの意見を聞きながら迷っていたのですが、アラウネのおかげで決断できました。

3:3:1
反対派という名の中立殺し。

どうするかお手並み拝見ですなぁ(ゲス顔)。

……ところが、突如として室内にまで響き渡る外の喧騒。

いったい何事かと様子を見に行くと、

引きずり出されたタトゥロック
タトゥロックが引きずり出されている!

これはすべてエルトリクスによる手配。

ドニエスク民が武力に訴えるのは時間の問題であったため、処刑の是非に関わらず最初からこうするつもりだったようです。

ソロン王も「英断だ」と称えます。

これ……英断なんですか? 当事者を目の前に出したらそれこそ触発させることになりません?

「エドラスの女王が処刑しないのなら自らの手で裁いてやる」的な過激派が突撃しかねない。

柵とかあるわけでもなく、人が人を防いでいるだけなので数的有利も相まって簡単にすり抜けられそうですし。

抑えるどころか煽り案件では……。

それとは別に、エドラスに幽閉しているタトゥロックをアラウネの知らないところでコッソリ手配できる状況とはどういうことなのでしょうか。

ザル過ぎるエドラスにも問題はありますが、実行するエルトリクスもそれに従うエドラス兵も大概ですね……。

エルトリクスもソロン王も株落ちで非常に残念。


託されるアラウネ
採決の答えは出ていませんが、「時間切れだ」と打ち切ったエルトリクスによりアラウネは剣を握らされます。

そして、結局のところアラウネが生かした命だから最後も任せる、とすべてを託されました。

丸投げしたら自分に返ってきた良い例ですね。

だからといって女王自らに処刑の執行をさせるのはいかがなものかと……。

剣を振り上げ
剣を大きく振り上げ──。

その脳裏に浮かぶのは、かつてパーディスがエリカを処刑した日のこと。

さまざまな葛藤に苛まれながら、ついにその決断を下します。

できなかった
知ってた。

犠牲を払い進む未来に光は無いと見るアラウネ。

罪を血であがなえば自分たちの道も血塗られる、と考えています。

そのため、

アラウネの答え
これがアラウネの出した結論。

処刑以外で具体的な罰の提示も無いままこれでは、ドニエスク民からすれば綺麗事にしか聞こえないはず。

さぞかし暴動に発展するだろうと思いきや、お互いの顔を見合わせながらザワつくだけのドニエスク民。

「血を晒せ!」と叫んでいた熱意はどこへ。

強気なタトゥロック
勇ましい。

負けたときは潔く死を覚悟し、なおも生かされると知ればこのセリフ。メンタルは非常にカッコいい王様である。


ドニエスク民も荒ぶる様子が無く、事態は一応これで収まったことになるのかな……と思った矢先、

シグナの襲撃
すぐ近くでシグナによる亡者の襲撃が発生!

亡者は旅団たちの元へも湧き出し、各々が対処に当たります。

そんな中、指輪が語りかけてきました。

導く指輪
こんな緊急事態なときに導かれましても!

しかし周りから「ここは俺に任せて先に行け」ばりに追い立てられたので、指輪の赴くままに行くとします。

光体
クラグスピアに続く道の手前で、怪しい光体を見つけました。

指輪はこの中へと導いています。

考えている暇もなく、またたく間に光の中に取り込まれ──。

上下対称な場所
上下対称みたいな場所に来ました。

どんよりした空気感ですね。ここが辺獄でしょうか。

辺りを窺っているとどこからともなく声が……

パトスガードゲット
パトスさん!

やはりここは辺獄らしく、死んだ者たちの世だからこそ再会できたようです。

辺獄の闇は生身には過酷らしいのですが、旅団はあまりにもノーガード。

それを見兼ねたのか、わざわざ手を貸しに現れてくれたようです。

……逆をいえば、その辺は人任せなあたり聖火神はノーガードで辺獄を歩かせる気だったのか? という疑惑が。

指姉妹が死ななかったらどうしていたのでしょう。旅団を闇ガードするために死ぬ運命だったとしたら申し訳無さが限界突破。


さて、パトスガードも手に入れたのでザッと歩き回ってみました。

どうやらここはクラグスピアとまったく同じで、言わばクラグスピア辺獄ver.といったところ。

しかし、

立ち塞がる黒い霧
要所要所で行き先を塞ぐ黒い霧。

サザントスにより町全体が黒き炎の呪縛の中にあるようです。

呪縛の禊となる亡者
呪縛は亡者の欲望を媒介としたものらしいので、その亡者を倒せば解放されるとのこと。

では探しに行くとしますか。


支配に妄執したエドラス兵
クズofクズ
クズは死んでも治らない。

ならば再び全身の骨を砕いてやんよ!

vs妄執兵
辺獄の敵ちゅよい。

ペインレイジでブーストかかるのもあって、基本的にやられる前にやる戦法がいいっぽいですね。

お次は貧民街。

禍々しいオーラを放つ住民
この禍々しいオーラ感からして元凶そうな人。

しかしこのままではフィールドコマンドができません。

ここで一度、現世のクラグスピア(貧民街)を訪ねると、

悪夢に苦しむ女
妻の姉
殺された娘の姉が出現しています(先に爛れた肌の男に話しかけておかないと出現しない)。

お姉さんから惨殺事件の情報を入手後、改めて爛れた肌の男のもとへ。

爛れた肌の男
フィールドコマンドができるようになっているので、いざバトル!

vs爛れたさん
爛れてらっしゃる……。

この爛れたさんは本当に強かった。

ならず者は所詮ならず者、と義姉にも思われ極悪非道に見えた彼ですが、真実は切ないものでした。

病が原因
病を妻子にうつしてしまった爛れたさん。

病を自分たちだけで食い止めるべく家に火を放つことを提案したのは、ほかでもない妻でした。すべては姉と町の皆を守るために。

だからせめて苦しまないようにと、火をつける前に妻子を手にかけた。

これが真実だったようです。

ちゃんと足を洗っていたにも関わらず、家族を殺さざるを得ない状況に追い込まれ、自分も焼死。そしてなお義姉には誤解されたまま。

爛れたさんの人生つらすぎる……。

その強い執着をサザントスに利用されてしまったわけですね。

妄執野郎は地獄行きでいいですが、爛れたさんは天国に行って欲しいものです。

黒い霧の消滅
よし、通行止めだった先を突き進むぞ!


クラグスピア崖道を通り抜けガイスト峡谷の奥まで来ると、

亡者マフレズ召喚
シグナが待ち構えていました。

そしてなんと亡者マフレズを召喚。

マフレズは無念を残し、この地に留まっていたようです。それはまあそうでしょうな……。

かつての自我はほぼ無く、いまやシグナたちの忠実な下僕と化しています。

かわいそうだけど成敗しなくちゃ。

vs亡者マフレズ
結構タフネス、マフレズくん。

途中から現れる「愛の追憶」と「憎悪の追憶」をうっかりダブルキルしては、発狂したマフレズに強力な「めっ!」をされました。

まさか追憶たちがワンパンで死ぬ弱さだとはな……マフレズのタフネスさを分けてあげればいいのに。

前半はそこさえ気を付けていればいいとして、本番はHP赤から。

3回行動+ペインレイジでボコスカ殴ってくるのが強烈。短期決戦で行くべきですが、タフネスなのでHP赤といえど1ブレイクでは削り切れず。

ランダム物理が1キャラに集中するとお陀仏ですが、ランダム雷攻撃は弱いのでそれが来るのを期待するお祈りゲーでした(来なかった)。

このPTは3人しか凸っていませんが、

・半数以上はLv100+Lv80台
・全員辺獄フル装備
・短剣全員に「辺獄の敵にダメージアップ10%」ソウル付与(ヒースコートだけ刹那+15%も)

と、だいぶ特化させています。

それでもマフレズのタフさを実感したほどなので、辺獄装備無しだと長期戦になりそうですね。HPいくらあったんだろう。数値が欲しい。

高火力&高HPの純粋に強いボスという感じで悪くはなかったです。

……オスカに比べたら大抵の敵は許容できるようになってしまっている気がする。


返り討ちにされたマフレズを無に還すと、シグナは痛くも痒くもないといった様子で消えていきました。

帰還
ただいまー黄泉の国に行ってきたよー

って兵や町民がそこそこやられている……。

みんなそれよりも”選ばれし者”の話を聞きたいらしく、一同は再び玉座の間に集まることになりました(非情)。


死者の世
あったんですよ。なんならファストトラベルで行き放題です。

死者の世に死者を操る敵、現実味の無い話に周囲は頭を悩ませます。

すると、

宣戦布告に来るシグナ
わざわざ宣戦布告のためだけに足を運びに来たシグナ。

さっき旅団に伝えておけば良かったのに。要領悪い子ちゃんかな?

そんなこんなで灯火の守り手たちは、再び策を練る必要に迫られました。

一方その頃、辺獄では──

辺獄を彷徨うエリカ
助けを求めるということは、エリカはまだ自我が残っているんですね。

マフレズみたいになる前に助けてあげたいものですが……

サザントスが接触
亡者エリカの下僕化
Oh...

現れたサザントスによって下僕化されてしまった……。

1章はここまで

いずれはエリカと戦うことになりそうですね。圧倒的にマフレズより強そう感が拭えない。

それよりも、

意味深な墓のオーラ
今回のエンドイラストの墓が意味深。

バルジェロが供えたシロブドウの花束らしきものがあるので、左がソニアの墓、右がオスカの墓であるのは間違いないはず。

ソニアの墓からオーラ的なものが出ているのが非常に気になります。亡者フラグ?

でもオスカを差し置いて出すほどソニアにパンチは無い……。

もしや……実はオーラが無いのは生きているから、という逆の見方をするイラストだったりするのでしょうか。

今までエンドイラストで匂わせなんて無かったのに……急にぶち込んでくるから気になって夜しか眠れない。

© 2020 SQUARE ENIX CO., LTD.

スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする