【嘘解きレトリック】6年経ての実写ドラマ化【感想・レビュー】

「えっ、今?」とビックリしたくらいには原作の完結から期間の空いたドラマ化です。

完結したのが2018年なので実に6年の時。

アニメ化もしていないまま、それだけの長い期間が空いてからの急なドラマ化。

なぜこのタイミングでこの作品が選ばれたのか純粋に不思議でなりません。「ウソが聞こえる」という設定もあまりにもファンタジーなので尚更。

ともあれ、好きな作品がフィーチャーされて盛り上がってくれるのは嬉しいこと。

あとは肝心のクオリティがどうなっているか……見てみました!


↓原作の感想

今1番気に入ってる作品です! 少し珍しい推理ものの少女漫画です。 ...
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ドラマ化

イナリ役がかわいい。

美猫で演技も一流でさすがプロの役者さんでした。そしてとてもかわいい。


全体的に原作準拠な雰囲気をヒシヒシと感じる作りだったので安心して見ることができました。

端崎さんなんてまんま端崎さん。たぶん漫画から飛び出してきている。

鹿乃子は見た目こそ寄せてはいるものの、ちょっと大人っぽすぎる気も?

原作は16歳ですからね。だからこそのあどけなさもあるのですが、ドラマ版だとわりとしっかりめのお姉さんな印象を受けます。

そして私の中で一番物議を醸したのが、祝先生。

いかにも幸薄そうなヒョロガリ、それが祝先生というものである。

が! ドラマ版は骨格がしっかりしているのか肉付きが良いのかガッシリしており、顔も濃いめ。

そこがイメージと違っていました。

ところが役者はすごかった。

祝先生ならではの気だるさ、おちゃめさ、だらしなさ、飄々さ。話し方から所作のひとつひとつに至るまで完全に祝先生のソレでした。

イメージの相違が演技力にまるまる呑み込まれていくような……そんな感覚を抱くほど。

だからこそ尚更イメージと合っていれば完璧だったのになと惜しむ気持ちが無いといえばウソになりますが、2次元との完全一致を求めるほうが酷というもの。

もとより、3次元が2次元の壁を優に超えた事例など銀魂のリアル新八(しかも素)以外に無いことを鑑みれば十分過ぎるほどの完成度です。

つまり総評すると、極端なキャラ改変なども無く原作リスペクトを感じる出来栄えであり、原作既読でもすんなり受け入れられるドラマ化となっていました。

基本原作重視な私でもおおむね満足しております。

そしてなによりイナリがかわいい。

イナリの名演技とかわいさは一見の価値あり。

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