キミガシネ第二章後編Part19(Aルート)です。
第二章後編Part18(Aルート)はこちら↓
メインゲーム〜決選投票〜
進展
ここからは、カード交換について詳しく話を進めて行きます。
【交換まとめ】
交換回数 | サラの行動 | 交換内訳 |
---|---|---|
1回目 | ケイジと会話中 | ケイジ(鍵番→平民) サラ(平民→鍵番) |
2回目 | 1F探索中 | 不明 |
3回目 | パソコン共有時 | Qタロウ(身代→鍵番) サラ(鍵番→身代) |
4回目 | 人形置き場探索中 | 不明 |
5回目 | ギンと会話中 | ???(平民→身代) サラ(身代→平民) |
ひきだす→Qタロウ
4回?
もしかしてQタロウ、4回目の交換が飛んでいる?
ちょうどギリ起きていたのか気絶していたのか絶妙に分からないタイミングなので、もし気絶していたのなら話が大きく変わってきます。
ひきだす→ギン
「5回の交換……全部乗り切ったニャン!」
よく乗り切りましたよね。
メダルを持っていないのがバレバレなので、身代を押し付けられて詰みゲーにされていてもおかしくありませんでした。
ひきだす→アリス
アリスは、メダル所持数で下位だったナオに着目します。
4人の中でナオだけはカード交換できるほどメダルは無かったんじゃないか、と推測しました。
どうなんでしょうね。
同じ劣等生のサラは、身代を押し付けられたときに心の中で「メダルを50枚以上、持ってる……!」と言っていました。
もしかしたらナオもワンチャンス分くらいは持っていたかも?
とうろん
ギンの発言をストックし、
Qタロウの発言に当てる。
勘違いしているQタロウに、ギンが本当の交換回数を教えてあげます。
それを聞いたQタロウは、驚きのあまり顔を歪めました。
「最後、メインゲーム直前に1回、交換があったって……」
やはり抜け落ちていますね。
順当に考えれば4回目の交換時には既に気絶していて知らない、と見るべきでしょう。
しかしケイジさんのこのセリフ……。
もしかしたら4回目の時は起きていて、1回目〜3回目のどれかを逃した可能性もあり、それはQタロウから話を聞いてみなければ判別できないこと。
まるで知っているかのように断言してしまっています。
気絶の件になるとケイジさん、怪しいぜよ。
5回の交換の存在を知ったQタロウは、辻褄が合わないことへの合点がいき、事の次第を理解しました。
今にしてみれば、ハンデを背負わせたまま予選投票をさせてしまったんですね。それはさすがにかわいそうなことをしました。
アリスが身代の話を持ち出し、Qタロウを問い詰めます。
そうすると……最初の段階で身代を持っていないのは、サラ、ケイジ、ギン、Qタロウ。反応からしてアリスもでしょう。
残るは、ナオ、カンナ、ソウ。
やっぱりナオですかね〜。
このセリフが気になります。
ニセミシマを騙すための演技かなと疑いましたが、そもそも身代を持っているでもないとカードの相談なんてしないはず。
最初はニセミシマを信じたと言っていますし、パソコンとチップの要求をされたことで怪しんだのであれば、このときは信じているときのナオ。
言われるがままQタロウに身代を送ったのかもしれません。
今までの話の中から、ケイジは一人先に大体の交換の流れを把握しました。
ピンとこないアリスに説明を要求されます。
「サラちゃんに鍵番を渡したんだ」
そうなれば、次に目が向けられるのはサラの最初のカード。
【選択肢】
→平民だった
→言わない
隠す必要性もないので正直に話します。
傍から見ると、鍵番がわざわざ平民と交換した形となるため驚かれるのも当然です。
しかしケイジは、この交換によって信頼関係を深めることができた、とメリットはあったことを伝えました。
ここで一度、ケイジによって話が整理されます。
「まず1回目の交換で……」
「次に2回目の交換で……」
「そして3回目の交換で……」
Qタロウには、この3回目の交換についてきっちり説明してもらわねばなりません。
進展
ここで、カード交換について整理できるシステムが登場!
セーブボタンの上に現れた「せいり」ボタンを押すと、表が見られます。
人物の並びは、
少ない < メダル < 多い
役職は上から順に、
最初の役職
1回目の交換後の役職
2回目の交換後の役職
3回目の交換後の役職
4回目の交換後の役職
5回目の交換後の役職
の表示です。
この表は、あくまでもサラの予想によるもの。
身代COしただけのソウの最終的な役職が身代となっているあやふやさも、それゆえ。
各役職を整理しつつ、議論を進めていきます。
ひきだす→ギン
ひとりで色々やっていたと言うギン。
その色々とやらを教えてもらいたいのですが、サラが言及しても、今は関係ない事だとはぐらかされてしまいます。
ひきだす→アリス
状況が知りたいと言うギンに対して説明してあげる親切なアリス。いい兄ちゃんしてる。
結局は裏切り合いだったのだと、冷めた口調でこぼします。
「血も涙もない男だ……! 何が絆だ……!!」
丼太郎のせいで感情が入ってこない。
しかしアリスの怒りはごもっとも。
仲間だなんだと言いながら、真横で身代を押し付けている様を思い浮かべると完全にサイコパスのそれ。
ただ問題は、本当にそんなことができたかどうか。
ひきだす→Qタロウ
Qタロウお得意のだんまり。
おい、正直に話さないと末代まで呪っちゃうぞ(神威の「殺しちゃうぞ」風に)。
アリスの発言
アリスの怒り発言を聞くと、Qタロウ(のアイコン)が顔を伏せます。
このタイミングで、Qタロウのアイコンをタッチ。
Qタロウは肯定することもなければ否定することもしません。
確実に何かを隠しています。
こうなればQタロウの心を大きく揺さぶるしかありません。
そう……
第3弾ハートキャッチミニゲーム……!
ナオのときと同じくシンプルな横移動のみ。しかし速度のクセがすごい。
遅かったり高速になったりまた遅かったり。遅い分にはいいんですけど、高速時が無理ゲーでした……。
なぞって追いかけるだけならまだしも、連打しながら高速移動はさすがに……。
最初と最後が特に遅いので、そのときに猛烈にタッチ溜めしておいてなんとかクリアしました。
失敗すると、
発言力が減る+ミニゲームのやり直し
と、このハートキャッチシリーズはクリアしないと先に進めない(ループする)仕様です。
心を揺さぶらないことには進展しようがないので、ストーリー上、仕方ないですね。
クリアすると、サラに説得されたQタロウがようやくその重い口を開きます。
しかし良いように使われてしまい、そんな自分を情けないと嘆きました。
そしてついに、3回目の交換の真相を告白します。
Qタロウの身代をサラへと送ったのは……
ソウが真顔でとぼけるということは、結構重要なポイントっぽいですね。
よーし、しっかりと掘り下げていきましょう!
Qタロウは、自分が身代を持っていたことをソウは知っていた、と言い放ちます。
パソコンを共有したあの時、ソウが向かったのはトイレではなく……
Qタロウの告白を受けても、ソウは素知らぬ顔で「知らないな……」と受け流します。
あくまでしらを切るつもりです。
そう、大事なのはソレ!
ルールを聞く限りでは出来そうですが、実際に出来るかどうかはやった人にしか分かりません。
失言を見抜いたかのごとく笑顔なソウ。
自分への追及は手短にかわしておいて、人の弱みっぽいところを見つけた途端このイキイキっぷりよ……。
そもそも「可能だろう」って推量ですし、なぜ断言扱いしてイキりだしたのかよく分からない。
ケイジは、突っかかってきたソウに切り返します。
「そろそろ白状したらどうだい?」
進展
これは絵になる対決ですね。
オッドアイのソウがちょっとカッコよくて悔しい。赤髪も似合いやがって……!
2人の目線的に結構な身長差があって笑える。
さて、そんなのんきなことを言っている場合ではなく、話し合いは均衡したまま平行線をたどっています。
2人の発言で正しいものを肯定するか間違ったものを否定し、真相を追求していきましょう!
ケイジを肯定
一緒にいたQタロウには交換はできません。
問題は、ソウがどうやって身代を知ったかです。
ソウを肯定
元々、Qタロウはソウと交渉する気だったのでしょう。
その交換条件で身代を見せた……そう考えるのが自然だとサラは説きます。
ソウからは、想像力が豊かだね、と軽くあしらわれますが、その想像力を活かして2人の交渉についても考えていきます。
ケイジを肯定
これはソウも既に認めている事実です。
ではQタロウの話を聞いて、ソウがとった対応とは……
ケイジを否定
一度はパソコンを巻き上げた相手。
ソウも警戒し、すんなりと部屋に入れたりはしないはずです。
つまり、取引はドア越しに行われた。
それを聞いたケイジは、ある方法を思いつきます。
ケイジを肯定
おそらくソウは、力で勝るQタロウをかなり警戒したのでしょう。
そのため、Qタロウは先に自分の身代を教える手段に出ました。
口頭ではなく、電子パッドを見せて。
ソウには、メダルや【紗良】フォルダの中身以外にも目的があったのです。
観念したのか、ついにソウはそれを認めます。
「取引をしないか」と、ドアの向こうからQタロウの声が聞こえたのは、その時です。
話を聞く気がなかったソウですが、ドアの下から潜り込んできた電子パッドに目を留めました。
そこに映っていたのは、身代カード。
こうして、ソウはQタロウの身代を知り得たのです。
おっと、Qタロウの反逆?
Qタロウはサラへと向き直ります。
そして散々否定していたあの映像……1F監視カメラのデータについて自ら話を掘り返しました。
いろいろと吹っ切れたのでしょうか。
映像の内容について事実だと、急にあっさりと認めました。
まだ話してなかった?
ホエミーの頭部が入った箱を運ぶのが最初の試練だと言っていませんでしたっけ。
さすがに内容が軽すぎるので、実は複数の試練を与えられていたとしてもおかしくはないんですが……それなら「本当の」とか「もう1つの」とか付け加えたほうが自然かなと。
箱運びは試練ではなかったのか気になります。
その件はひとまず置いといて。
Qタロウの言う最初の試練、それは……
これこそがQタロウの隠していた試練内容でした。
誘拐犯も上手いですね。
仕掛けを参加者自体にさせることで、カードの配布は人選したとか悪巧みをしたとか変な言いがかりをつけられることもありませんから。
Qタロウがカードを設置したのは事実と見て間違いないでしょう。
ただし、あくまで仕掛けを設置しただけ。
その後の展開はもちろん、カードの意味までは知りませんでした。
知った時にはもう、カイの運命が決まった後。
「だからせめてもう一度……カイのパソコンを取り返したかった……!!」
なるほど!
それでQタロウはやたらとカイに執着していたのですね。
ひとつの謎が解けました。
「……感動的な話だね」
100枚?! 交換2回分じゃないか!
そもそもの取引に応じてもらうために身代の情報を差し出し、本命の取引でメダルを100枚。
Qタロウの所持メダルは200枚いかない程度ですから、そのうち100枚も差し出していたのなら手持ちに残り90枚あろうが交換可能数は1回きり。
だいぶ捨て身で行動を起こしています。それだけQタロウにとって重要なことだったという表れ。
それを「そんなこと」と吐き捨てるソウ。
私にはだいぶ捨て身に見えたQタロウの行動も、ソウにはそう見えていませんでした。
なぜなら交換1回分のメダルを残しているから。
それは捨て身のフリをしつつ身を守ることは忘れていないという証拠。
そんなQタロウの保険をかける行為をズルいと評しました。
まるでゴミを見るような目で「汚い大人」と吐き捨てるソウ。
それの何が悪いのか?
ソウからして見れば、Qタロウの成し遂げたかったことは「そんなこと」程度なんでしょう?
それに対して十分すぎる対価をQタロウは払ってくれています。取引も成立している以上、文句を言われる筋合いはありません。
ソウに生きることを否定する権利も無いので、保険を咎めるのもお門違いです。
「保険を捨ててでも自分に全部貢ぐべき」と言うのなら、おこがましすぎません?w
一国一城の主かな?
「仲間想いの……サラさんの所にね」
それが3回目の交換の真相。
ん? Qタロウが他の人に身代を送って管理できなくなるのを恐れてサラに送ったんですよね。
サラが交換できたら意味がないため、交換できない確信があったということになります。
つまり……サイフを盗んだのは、お前か?!!
サイフさえあればサラも交換できたんですし。
それとも、サラが交換したらしたで貶める理由ができたと喜べるので、どっちに転んでもOK的な?
真偽のほどは不明ですが、ソウは3回目の交換によってサラの化けの皮が剥がれるかどうかを期待していました。
それは予想の上を行ったようで……
都合の良いように悪く解釈してくれます。
4回目というと人形置き場にいたときのもの。
ギンとナオが証人としているので、どれだけ疑われようとも痛くも痒くもありません。
本当〜に性格悪いな!
【選択肢】
→交換なんてしてません
→メダルを持ってませんでした
ソウにあまり情報を与えたくないので、交換なんてしてないという事実だけ。
……のつもりが。
サイフを何者かに盗まれてできなかったことをペラペラと話しちゃうサラ。
言うんかい!w
「サイフがあったらしてたんだ?」と、揚げ足取りされかねないから絶対言いたくなかったことをw
幸いそこはツッコまれませんでしたが、苦しい言い訳だと受け流されます。
黙れ陰キャwww
カッコイイ。
モロの「黙れ小僧!」ばりにカッコイイ。
ギンの発言を受けて、ナオも証人として名乗り出ました。
さすがに2人も証人が出てきては、ソウといえど諦め……
諦めない精神、強い。
別の可能性に移ることなく、とにかくサラが主犯である可能性を次から次へと提示してくる。
今に始まったことではないですが、その執念深さは圧巻の一言。
逆に尊敬しちゃいそう。
ソウが次に披露した推理は、ケイジがサラから身代を取った、というもの。
あ……このわるい2人、イイ……。
サラは悪いというより病んでそうですけどw ケイジさんの露骨なワル感GOOD!!
ソウによると、サラとケイジは身代を使った恐ろしい計画を立てたのだそう。
サラから身代を取ったケイジがメインゲームで勝利する……身代勝利計画。
2人は共闘して、最多票をケイジが取ることで脱出を目論んだ……と。
「平民同士の適当な誰か2人を交換させたんだ」
はぁ、そうですか。
ソウに惑わされ、ケイジが身代だと勘繰りだすアリス。
アリスって案外、純粋ですよね。言われたことをポンポンと信じちゃっている気がしますw
年中エイプリルフールマンの言葉を信じちゃダメぜよ。
以上によりソウの結論は、
むしろ賢者ナオ説の推理を聞かせて欲しい。そっちのほうが気になる。
「今回はナオさんに死んでもらっていいかな」と笑顔で言い放つソウに、当然ナオが待ったをかけます。
平民と賢者は条件が一緒なのをお忘れか?
そのことをナオに言及されたソウは、ケイジ以外誰を選んでも一緒なことに気付きます。
その設定まだ覚えてたんだ。
ソウの意図って何なのでしょう?
カンナに身代を奪わせて2人で脱出計画? ソウよりかは投票されやすい位置にいますし。
でもさすがにカンナがその話に乗らなさそう。
長きに渡るソウの独壇場も、ようやく終止符が打たれます。
「もういい」
それを笑顔で言っちゃうケイジさん◎。
ケイジは、メダルなんてとっくに使い切っていたと告げます。
もちろんそれをソウが信じるわけもなく、それはケイジとて想定内。
あくまでケイジを身代だと言い張るソウに向かって、
カミングアウト!
「残念だけど、鍵番なんだよねー」
やだ……かっこいい……。
突然の状況変化にソウは珍しく動揺を見せました。
私にとっても驚きの展開です。
おおお?
カミングアウト!
「オレの本当の役職は賢者ぜよ……!!」
そうだったのか〜〜〜!!
なるほど! 分からん!
なんだこの展開!
あり得ない……と否定するソウの意見を否定し、Qタロウが賢者として大々的に宣言します。
こんなに動揺しきったソウを見ても、演技なんじゃないかと疑ってしまう私は、おそらく一生ソウを信じることができない気がするw
ケイジは、ソウの「グルだった」という着眼点は褒めつつも、相手はサラではなくQタロウだったと明かしました。
「おまわりさんとQタロウの交換を……ね」
ケイジさん、本当にイケイジさん……(イケてるケイジの略)。
第二章後編Part19(Aルート)はここまで
第ニ章後編Part20(Aルート)はこちら↓