懐かしい人々との再会にあふれた全てを授けし者第2章です。
2章
ある方?
その人物は、新たな”灯火の守り手”になりうる者らしく。
……そんな人いたっけ?
あ〜ロンドかぁ。
言われてみれば一番近い存在かもしれません。
善き心を持ち、指輪の奪還に貢献し、今回の敵……サザントスをよく知る者として適任と判断されたようです。
勝手に決めちゃってる!
”灯火の守り手”って神(フィニス)に選ばれただけあって特別な存在かと思っていたのですが、人間(アラウネ)が独断で人選して穴埋めできる程度のものだったんですね。
ただのお飾りネーミングだったなんて。
いまだサザントスのした事態を受け止めきれていないロンドですが、だからこそとその申し出を受け入れ、晴れて仲間入りしました。
さて本題へ。
辺獄を研究したホルンブルグ王国の末裔たちは、現在ベルケインにいるようです。
これはパシられる予感……がしたのも束の間、立候補したソロン王が調査に赴くことになりました。加えて同行を願い出たロンドも。
その間、エルトリクス、リシャール、アラウネはそれぞれ自国で軍備の調整。
リンユウは自分のできることを、と食事を振る舞うことに。
残されたバルジェロはというと、
と、町へ帰ることを宣言します。
それはエルトリクスたちの一時帰国とは違い、戻って来るつもりなどない帰国。
「守るべきものは自分で決める」と言ったアラウネの言葉どおり、バルジェロにとって守るべきヴァローレを守りに行く。それだけのことです。
そのマイペースっぷりには肩をすくめたくなりますが、行動を縛ることなど誰にもできません。
来る者は拒まず、去る者は追わず。
バルジェロの意志を尊重して、去り行く後ろ姿を見送ります。
それを機に、他の者たちもそれぞれがすべきことのために散り散りに。
……あれ、”選ばれし者”だけすることが何も決まっていないぞ? 招集がかかるまでゴロゴロしていてもいいのかな?
アラウネの許可を得てタトゥロックにシチューを持ってきたリンユウ。
用件はそれだけではなく、タトゥロックの処遇について議論したことを伝えました。その中で自分は「生きるべき」と判断したことも。
タトゥロックの心はまるで深い海のように暗く冷たいものの、その底にはあたたかいものを感じる……と思ったままのことを正直に口にします。
すると攻撃的かつ拒絶的な態度だったタトゥロックが初めて歩み寄る姿勢を見せ、リンユウを呼び寄せました。
そして、
まんまと人質に。
なんて役立たずな衛兵さん……。
盾にして牢獄を出るか、はたまたこのまま首を切り絶望する様を拝むか、嬉々として語るタトゥロック。
それに対してリンユウは怯むことなく「どうぞお好きに」と言い放ちます。しかし殺さず悪用するだけならば舌を噛んで自死する、とも。
そんな態度に興が削がれたタトゥロックは、首から手を離しあっけなく解放します。
当のリンユウはというとケロッとしており、改めてシチューを勧めると牢獄を後にしました。
まさかリンユウ絡みで改心するコース発生?
いや……そんなことで折れる人間ではないはずだ……! タトゥロックには自分を貫いていて欲しい。
リンユウに迎合するタトゥロックとか見たくないので……。
ニートタイム終了のお知らせ。
特に何かあるとかではなく、単純にバルジェロが心配という理由だけでした。
バルジェロもいい大人ですし、そこまで過保護にしてあげる理由が分かりませんが……。
”選ばれし者”というより”パシられし者”。
そもそも帰る気のないバルジェロに付かせるということは、”選ばれし者”も帰らないということになりますが、そうなって困るのはアラウネたちなのでは……。
今までで一番しっくりこない理由付けでした。
久しぶりに全員集合のヴァローレ組。
今日はソニアの命日であり、それゆえにバルジェロは帰ってきたのでした。
飢えによって人が変わってしまったソニアを思いながら、同じ過ちを犯さないよう戒めを心に刻むバルジェロ。
そんな彼らのもとに、
亡者ソニアが!
急に現れ助けを求めると、すぐさま消えてしまいました。
そして後を追うようにキラリと光って反応する聖火神の指輪。
クラグスピアのように辺獄へのワープが出現しました。
このワープを出現させているのは聖火神ということで合っているのでしょうか?
シグナが誘き寄せる用として出したものに聖火神が反応しているだけなのか、聖火神が行けるように手配してくれているのかがイマイチ分からない……。
聖火神が出現させた前提とすると、ロッソさんの「罠でしかねえ」が聖火神に刺さるようにも聞こえておもしろい。
しかしバルジェロにとって罠かどうかなどは瑣末なこと。ソニアを利用していることこそが問題であるため、辺獄へ行かないという選択肢は持ち合わせていません。
もちろん、パトスガードも無いバルジェロひとりで行けるわけもないので手を貸してあげるとします。
やってきました、上下対称のどんより真っ暗な辺獄の世。
今回は辺獄ヴァローレです。
来るなり、どこからともなくバルジェロを呼ぶソニアの声がします。声のする方へと行くとしましょう。
その前に、
恒例の黒い霧。まずはこれを払わなければ。
呪縛亡者探しの旅スタートです。
見っけ。
ものすごく怒っているので、なだめる(物理)としましょう。
初っ端から前衛の属性攻撃を3ターン封印され、サイラスが開幕ポンコツになって笑いました。
苦戦する相手でも無いですが、属性攻撃メインのキャラは後衛に配置してから挑んだ方が面倒は無いですね。
どうやらタヴィアーニの愛人だった模様。
タヴィアーニを心から応援していたものの、そんな彼はヘルミニアに殺害され、彼女もまた後を追うように処刑されたそうです。
そのためヘルミニアに対する憎しみが強い。
とりあえず、なだめて(物理)おいたのでもう大丈夫でしょう。
お次はバルジェロたちのアジトへ。
噂をすればなんとやら。
ヴァローレはバルジェロがいるから安心(物理)してもらうとしましょう。
事前回復を忘れて突撃してしまった悲劇。
ちゃんと宿屋には寄ったんですよ。でもタヴィアーニの許可が無いとダメと言われて休ませてもらえず。そのまま探索を続けていくうちに忘れ……。
つまりタヴィアーニが悪い。
この恨み、晴らさでおくべきか。
3人とも生きていると厄介なので、手下を速攻でまとめて始末してから恨みを晴らしました。
いまだヘルミニアの魔の手を危惧するタヴィアーニには今一番効く言葉でしょう。
現在のヴァローレが幾分とマシになってきたことも伝えます。
バルジェロというヴァローレを任せられる者が現れたことに安心したタヴィアーニは、ようやくその妄執から解放されました。
一時は、ヘルミニアの「脚にすがって命乞い」発言から急暴落していたタヴィアーニの株。
一族の誇りであるヴァローレを守り抜くことに死んでなお囚われている妄執っぷりからすると嘘だったのかもしれませんね。
実際のところどうだったのでしょう。事実は当事者のみぞ知る。
これでヴァローレ裏森(現世で言うヘルミニア邸への裏道)に行けるようになりました!
ヴァローレ裏森からシロブドウの丘道を通り抜け、着いた先はシロブドウの丘。
待ち構えていたシグナによってソニアが召喚されます。
今回シグナは、あることを企んでいました。
バルジェロに会いたがっていたソニアの気持ちを利用し、バルジェロを辺獄へと誘き出すこと。
そしてそれは成功し、「辺獄へ干渉できるのは”選ばれし者”だけではない」という確証を得ました。
生者を軒並み直接辺獄送りにでもするつもりなんでしょうか?
その意図を明かさないまま、シグナはソニアを下僕化します。
やだこわい。
手を加えたのはシグナであっても、あくまで「サザントスの下僕」になるようです。
サザントスの敵は絶対殺すマシーンになってしまったので鎮めるとします。
よく見たらこのPT、サイラス先生とジルメイラくらいしか火力が無かった。ということに今気付いた。
バフ&デバッファーはいいとして、エリザの光とかファルコの氷なんて知れてるうえにオフィーリアは光をセットしていなくてヒースコートはシールド絶対削るマン。
それでもなんとかなりました。
返り討ちにされたソニアを無に還すと、これまた大したことはないといった様子でシグナは消えていきました。
こちらも帰還するとします。
バルジェロが考えを改めました。
亡者ソニアをその眼で見て思い知ったようです。このままではヴァローレは安心できないことを。
そしてそれとは別に、仲間を傷つけられた借りを返したいという思いも含まれています。
バルジェロはピエロとフラを自分に同行させ、ロッソにはヴィクターホロウを、レヴィーナにはヴァローレを任せました。
むしろロッソとレヴィーナと同行したいのになぁ……いつも離れ離れになる運命が悲しい。
しかしバルジェロ目線だと妥当な人選すぎて反論もできない……クッ……。
また全員そろってカッティーナできる日が来るのを願って。
バルジェロ戻ってくれるってよ。準備があるから遅れて来るってよ。
エルトリクスたちは既に準備万端で、あとはまだ調査から戻ってきていないソロン王とロンドを待つのみ。
のんびりとお茶でも飲みながら待とうかなと思った矢先、
またしてもやってきたシグナ。暇なのかな。
「話し合い」という名目で亡者エリカを仕向けてきました。
下僕化したエリカの思考や口調は、まるでサザントス本人が話しているのではないかと思うほど。
てっきり今回のラスボスはソニアだと気を抜いていたらまさかの亡者エリカ戦突入です。
エリカ、カッチカチ。
この硬さを前にしたら確かにソニアはラスボスの強さでは無かった……。
属性弱点はほとんどロック状態で使い物にならず。物理回避を張られるとはいえ、槍・斧で組んだほうが楽そうでした。
ただ学者に限っては、持て余した本ブーストでシールドを削るという手も取れるのでそんなに悪くないかも。
このPTは、キャラは違えど装備面などはほとんどマフレズ戦からアップデートしていません。
・Lv100+Lv80台3人+Lv70台1人
・全員辺獄虚フル装備
・サポート役以外は「辺獄の敵にダメージアップ」ソウル付与
新装備の蝕シリーズはガン無視です。
HPが増えるのでサポート役に持たせるには良いですが、「辺獄の敵にダメージアップ」のソウル付与ができないのが致命的ですからね。
誤差性能の防具のためだけに素材を集めるモチベも無かったので、おそらく今までで最も装備作成をサボった回。
”影”って何のことでしょう?
亡者のことを指しているのかと思っていたのですが、亡者は亡者と呼んでいましたし。
まさか……亡者(本物)、亡者(影1)、亡者(影2)……と第2第3の私が的なやつですかね? 亡者、複製され過ぎ問題。
そんなこんなでシグナは何事も無かったかのようにあっさりと去りました。
前回の「次は必ずクラグスピアを落とす」発言は一体なんだったのか。忘れてそう。
さて、お邪魔もいなくなったタイミングで、ピエロとフラを連れたバルジェロが戻ってきました。
あとはソロン王とロンドの帰還を待つのみ。
その最中で、
お皿を下げに来たリンユウと、シチューより雄を寄越せと言い放つタトゥロックとの絡みが再び。
果たしてこれがどう本編に関わってくるのか。
ソロン王とロンドが帰ってきました。
迎撃のみでは敵を叩くことはできない、という結論を得たようで、出撃に切り替えるようです。
といっても自力で辺獄には行けない王たち。
当然ながら、聖火神を持つ”選ばれし者”がその案内役をすることになりました。
\案内役に選ばれし者/
一方その頃、
影の儀ってなんぞ。
こちらもそろそろ動き出しそうです。
やっぱり生きてた! (死んでるけど)
これが本物のエリカ?
なんで成仏しないのだろうか。
2章はここまで
今回もまたエンドイラストが意味深です。
見た感じ、禁忌の神殿?
ソニアの前例を踏まえると、セラフィナの亡者フラグでしょうか。わりと最近に戦ったばかりなのにまた? という気はしますが。
それよりも気になるのは、よ〜く見ると無数の亡者が群がっているところ。
律儀に入り口から入っている者もいれば、外壁を登っている猛者もいたり、なんならよく分からない黒いオーラに乗っている者もいる。
全員まるであの大きな光に吸い込まれているかのよう。
光に群がる蛾みたいな(辛辣)。
ベルケインの住みたくなさに拍車が掛かってしまった。
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