【デナアビ】「夜の航海」篇 黒鉄と白い花 IV「扉の向こうの秘密」【感想】

取引完了

機械のような男、ヘンリック。

最近になってランチャーがおかしくなりました。

「ゲームスタート」のボタンが「アップデート」になり、それを押すと「ダウンロード」になるものの一瞬で終了し「インストール中」に。

このインストール中がまったく進みません!

閉じて開いてを何回か繰り返しているとたまに「アップデート」にならず普通に起動できることもありますが、面倒くさいのでEM.exeからの直接起動で対処しています。

同じ現象で困っている人がそこそこいるので早く修正してもろて。

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扉の向こうの秘密

フィーナ
アウトサイダーの家に来たら女の子が!

妹のフィーナでした。ちょくちょく咳き込んで病弱らしい。

そしてなんと今日は彼女の誕生日。初対面ながら一緒にケーキをもぐもぐ。

ケーキの甘さでベレニカのことを思い出したヴィータ。

そのとき語ったひとつの思い出話がちょっとおもしろかったです。

パーガトリー島では砂糖が貴重で、砂糖を知らないヴィータのためにベレニカは半月分の給料を使って砂糖1缶を購入。

しかしそれを煮魚にまるまるぶち込んだのだとか。

味見という概念を知らないのかな?

それ以来、ベレニカの料理は砂糖の量が限界突破しているらしい。血糖値やばそ。

あんなにクールビューティーでありながら料理オンチという意外な面を知ることができました。それはそれでいい。

そんな他愛もない話をしながらわきあいあいと過ごしました。

さて、フィーナにはおやすみしてもらって、ここからはアウトサイダーと本題へ。

うさんくさい
わかる。

口は悪いが実は良い人……に見えて、そのまま口も中身も悪い人感ある。

ヘンリックが欲しがっている群星のジェムは、見た目の美しさで人気の鉱石です。

が、それは表向きの話。一部の国では医薬品として扱われているとか。

きな臭くなってきたぞ。

昔、フレグサン領である事故が起きたそうです。群星のジェムを医療用に使った結果、街の大半が混乱に陥るようなレベルの事故が。

それを期にジェムは取引禁止になりました。

さらに、「ヒュプノスの家」についても黒い噂があります。宿屋の看板を掲げているわりに、ヘンリックが選別した宿泊客しかいないのだとか。

そういえばカミラから「出自不明の人でも宿泊できそうな宿」として教えてもらったっけ。

出自不明ということは、例えば実験体にして処分してもバレにくいわけで。その条件をクリアした人だけを宿泊させていたのかもしれないですね。

ヴィータの場合はスノウが付き添いで来てくれたから「消しにくい」と判断されて拒否されていたのかも。「すぐに出て行け」と早く追い出そうとばかりしていましたし。

消えた客
これは真っ黒。家宅捜索して欲しい。

アウトサイダーがこうもヒュプノスの家を気にしているのにはワケがありました。

ハンターという名前の友達が1ヶ月前から行方不明になり、最後の目撃情報を得られたのはマギーからでした。

「ヒュプノスの家」の前で、と。

何日か前にヒュプノスの家に押し掛けたアウトサイダーは、力ずくで聞き出そうとヘンリックの喉元にナイフを突きつけました。

が、ハンターの行方を吐くことはなく。

冷笑
いやもうそれ悪役のセリフなんよ。

自分の宿屋で目撃情報が途絶えた宿泊客の消息を問われて笑えるのはもう正常者ではない。おまけに妹までダシに使ってくる卑劣さ。

「ダクリ湖に沈めて魚のエサにしてやりてえ!」とアウトサイダーが怒り心頭になるのも無理はないってもんです。

もうヘンリックについてはだいぶ黒く見ていますが、問題はサイキですね。

ヘンリック関連の話になると大抵しょげた顔をしています。

お説教
門でお説教されたときの意味深な言葉も含め何かあるのは間違いない。

最初は、ヘンリックの良い部分を理解しているサイキが周りとの間を取り持って世話を焼いているほんわかした関係だと思っていたのに……。

こうなってくるとサイキは脅されていたりするんじゃないかと心配です。

ヴィータはサイキが。
アウトサイダーはヘンリックが。

と、ある種の共通目標ができました。

アウトサイダーの計画
もともと誰も引き受けないような依頼内容なので、先にフィーナの誕生日ケーキやらをのんびりと用意していたら、まさかのヴィータが登場して……今に至る、と。

そういうわけで取引です。

アウトサイダーが提示した報酬は、「身分」。

ヒュペリアにいる以上は通行許可証がないと身動きが取りにくいのは確かなので、ヴィータとしては申し分ない報酬です。

代わりにヴィータに求められるのは、アウトサイダーが計画していた屋敷の内部調査。

依頼通りに群星のジェムをヘンリックに渡して銀貨と交換すれば、ヴィータの目的(銀貨5,000枚)はクリア。

そのついでに内部調査をすればアウトサイダーの目的もクリア。

取引が成立して身分もゲット。

うまくいけば1石3鳥です。

幸い、ヴィータはよそ者なのでヘンリックから警戒されにくいというアドバンテージがあります。

少なくとも、ナイフを突きつけるくらいのトラブルをやらかしたアウトサイダーが実行するよりは内部調査もしやすいでしょう。

ということで取引は成立!

明日の正午にはアウトサイダーに報告することになりました。

すみませーん、群星のジェムをお届けにあがりましたー。

ジェムのお届け
なんとか中に入ったのち、ヘンリックはジェムの確認をするために事務室へ。

ヴィータは玄関待機を命じられました。

が、黙って従うわけもなく。

目の前の階段を登ると大きな部屋があり、そこですぐサイキを見つけました。

生気のないエリーザ
エリーザ、何も喋らないし人形かってくらい生気を感じない。

他にいる宿泊客も軒並みそんな感じで非常に暗い。病んでる?

サイキに少し探りを入れてみました。

宿泊客の元気の無さについては、自分も含めみんな体調を崩していてここで療養をしているのだとか。

ここ病院じゃなくて宿屋ですよね? 宿泊客の全員が何かしらの病気にかかっている宿屋とか怖すぎぃ……。

病状を詳しく聞こうとしても「大したことない」とはぐらかされます。

さらに踏み込んで、それとなくヘンリックの研究内容について聞いてみました。

明らかに何か知っていそうですが、口止めされてるかのように言い淀みます。

下手に問い詰めても怪しまれるので、今度はヘンリックの行動パターンを聞いてみました。

ヘンリックは毎日ほとんど家にいるとのこと。宿屋は常にヘンリックの監視下にあると思った方が良いでしょうね。

まだ他での調査も必要なので、ここでの調査は切り上げるとします。

去り際にパンと、

お花
「お花を持っていればいいことがある」という母親からの受け売りと共にサイキがお花をくれました。

サイキの心が真っ白キャンパスすぎてまぶしい。

引き続きこっそり調査。

独り言の大きいミア
独り言が大きいタイプの女性、ミアがいました。

背後で堂々と聞き耳を立てていると、その口から「ハンター」の名前が!

これは貴重な情報源! と意気揚々と声をかけたら「何も知らない。こっちに来ないで」と怯えながらの拒絶モード。

明らかに何か知っていそうですが、情緒不安定なのでそっとしておきます。


室内を捜索していると、至るところで不穏な書類を見かけました。

開封された手紙
保安署長と繋がっているのか!

この手紙はいつもらったのでしょう?

それによって、送り主がダミアン署長で来年に退職か、送り主が旧署長で新署長がダミアンなのかが変わってきます。

勘だと前者っぽい。

どちらにせよ、ヘンリックにとって雲行きは怪しい内容です。


支払督促状
経営下手でもこうはならんやろってくらい支出額が異常。

不動産を投げ売るほど破産寸前という噂が真実味を帯びてきました。

そんな中で群星のジェムに銀貨5,000枚の報酬で依頼を出していましたけど、それだけジェムを必要としている表れでもありますね。

依頼自体は誰も引き受けないような内容と言われていましたが、他の手段でもかき集めたりしていて、その結果ジェム貧乏になっている可能性も?


続いて事務室の扉をチェックしていると、

少年
少年に止められました。

この少年も宿泊客? そのわりには1日1回ここを掃除をしているらしく、サイキも1日2回花に水をあげるのが習慣なのだとか。

宿泊客というか、それもう住んでいる人の行動では?

その習慣こそが空っぽの心を満たしてくれる、と本人は至って満足そう。ならいっか。

ついでにヘンリックの習慣を聞き出してみたら簡単に教えてくれました。

どうでもいい習慣の中に紛れ、「毎月20日の午後8時きっかりに外出する」という重要な情報をゲット!

そろそろ玄関に戻ります。

取引完了
こそこそ調査したことはバレていないっぽい。

群星のジェムが本物だと認めてもらえました。

報酬は、

・銀貨3,000枚
・サインを入れた領収書(カミラに渡せば保証金の銀貨1,000枚と交換できる)
・銀貨1,000枚の価値は優に超えるであろうネックレス

なにこの分割報酬。

本当にお金が無くて物までかき集めた感じがします。

ひとまず取引は終了。

その流れでヴィータは屋敷の滞在延長を願い出ました。

が、無言のヘンリックを残して暗転。

本当は断りたいけど貴重な群星のジェムを持ってきてくれた手前もあるしな~みたいな葛藤でもしていそう。

プレイヤーからはどうなったのか分からないまま、とりあえずアウトサイダーに報告しに行くとします。

療養所
宿屋の皮を被っている理由はなんなのでしょう?

そこにハンターがいたとあればハンターも病気持ちだったということになりますが、アウトサイダーいわく失踪直前までピンピンしていたとのこと。

宿泊客たちは誰も病気について語ってくれなかったので、どういう病状の人たちが集まっているのかも分からないまま。ヘンリックが口止めしているのかもしれません。

もしヘンリックの狙いが病人ならばフィーナに手が及びかねなくて怖いですね。

これ以上の重要な情報を得るには、やはりヘンリックの事務室を調べるほかないでしょう。

しかしあそこはとても厳重に鍵がかかっており、ドア前には監視少年、中には引きこもりヘンリック。

入る隙は無さそう……と思いきや、建物の外観を見る限り屋上の煙突と繋がっている可能性が出てきました!

煙突から侵入できるのならば、あとは侵入のタイミングのみ。

ここでヘンリックの決まった習慣が役に立ちます。

「毎月20日の午後8時に外出する」

ヘンリックの尾行をするもヨシ! 屋敷に忍び込むもヨシ! 絶好の機会です。

侵入計画
よし、やったるぞ!

仕事が出来て鉱山の晶嗜獣も倒せるほどの実力者ヴィータに、アウトサイダーからの評価はうなぎ登りである。

とはいえ、本人はそこまで腕に自信があるわけではないらしい。

すると明日からアウトサイダー直々に稽古をつけてくれることになりました。お師匠様!

これからしばらくはアウトサイダーとチームを組んで行動します。

© Pan Studio

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