キミガシネ最終章前編Part39(Abルート)です。
最終章前編Part38(Abルート)はこちら↓
ヒトゴロシゲーム
もうひとつの真実
過去回想きた!
これで真実が明らかに……!
Qタロウの視線の先にいるのは……
ケイジさん!!!
少し浮かない顔になっているのは、頭がくらくらしているからな模様。密室に閉じ込められいたので酸欠になっていたのかもしれません。
ここからはなんとケイジさん視点でのプレイです。
ヒツギが全開してシャッターは閉まっている。
制御室での操作はちゃんと機能していたことが判明しました。
Qタロウたちは操作が行われる前に墓地に逃げ込めていたんですね。
【選択肢】
→大丈夫さ
→ちょっと立てないかな
頭がくらくらしているからQタロウに起こしてもらお〜。
「……ちょっと立てないかな」
あ! なんか急に立てる気がしてきた!
というわけで自力でヒツギから出ます。
まずは状況を確認しなくては。
【選択肢】
→現状を確認したい
→サラちゃん達は?
サラたちのことを聞くと、IDカードを手に入れて上の階に行ったことを教えてもらいました。
今こうしてヒツギから出られているのも、ヒツギ管理システムがうまくいった証拠だと身を持って実感します。
それに至るまでの間で、
クルマダが大きな傷を負ったことも聞きました。
【選択肢】
→ふたりはよく無事だったね
→上の階に逃げよう
本当によく無事でしたよね、2人とも。
急いでヒツギの中に隠れていたところ、サラたちがヒツギ管理システムからシャッターを閉めてヒツギを開けたということですね。
あのときはサラたちも迅速に制御室へ向かって操作したつもりですが、それよりも早く墓地に来ていたとは……。
相談室から近いとはいえ、最後に見たのが歩くのもつらそうなQタロウの姿だったもので、墓地内に間に合っているとは微塵も考えていませんでした。
意外と素早いんかい!
その件はいいとして、それにしてもよくヒツギの中に隠れる気になりましたよね。
火葬システムのことを聞いた手前、万が一を考えると非常に恐ろしいものですが……。
ロックがかかりでもしたら……と心配するケイジに対しQタロウが返したのは、
サラたちへの圧倒的信頼。
知らないところでものすごく重大な責任を負わされるところだった……。
さて、あらかた事情も飲み込めました。
次は上の階にいるサラたちと合流する方法を考えなければ……ですが、もしメイプルに追われようものなら、全員を危険に晒してしまう恐れもあります。
当然Qタロウもその考えには及んでおり、既に対策を見出していました。
ブレーカーを落としたのは、やはりQタロウたちだったんですね!
おかげで5Fにメイプルの手が及ぶことはありませんでした。
しかしそれはQタロウたちが4Fに取り残されることを意味するわけで……。
そのことをマイが不安に感じるのも当然ですが、シャッターの閉まったこの墓地にいれば安全だとQタロウは説き伏せました。
操作しているのも制御室にいるサラたちだろうと見透かしたうえで、
手を振り合図を送るQタロウ。
しかし何も起きません。
それもそのはず。
サラたちのほうでは、IDカードですべてのセキュリティロックを解除した途端、監視カメラの映像が消えてしまいましたから。
映像無しでお祈りしながらヒツギ管理システムを操作しましたものね。
その直後にQタロウたちがヒツギから出て合図を送ったとしても届くわけもありません。
その頃のサラたちは、突如として流れ始めた犠牲者のビデオやダミーズがミドリに生み出された瞬間の映像を見させられています。
そのあと多少なりとも話し合った末、IDカードをメイプルに返そうとエレベーターに行ったら……そうだ、そのときにはもうエレベーターが動かなくなっていたんでした!
あのわずかな間にQタロウたちはブレーカーを落としたわけですね。仕事が早すぎる。
……おかげでIDカード返しそびれちゃった。
サラたちの行動にQタロウたちの行動がパズルのようにピタリと当てはまっていく様が楽しくてワクワクしてきました。
そろそろケイジ視点に戻ります。
【選択肢】
→大人しく待とう
→出る方法を考えよう
待つくらいなら出る方法を考えよう!
ということで、墓地を詳しく見て回ることにします。
ケイジの入っていたヒツギ(ミドリのヒツギ)を調べると、入っていたときには暗くて気付かなかった文字が書かれているのを見つけました。
『左から。1237654』
ここにはヒツギくらいしか無いので、ヒツギをこの順番に操作しろということなのでしょうね。
左から、とのことなので1番目はヒナコのヒツギと想像がつきます。
順番通りだとヒツギのフタを閉めていくことができ、途中でミスるとリセット(全開)。
調べれば簡単にヒツギへの番号がM字に割り振られていることが分かります。
それを1237654に並び替え。
ヒナコ→ランマル→クルマダ→ハヤサカ→アンズ→マイ→ミドリ
その順番でヒツギを閉めていくと、
全閉達成!
ミスってもデメリットが無いですし、適当にポチッているだけでもクリアできそうな簡単なギミックでした。
ヒツギのフタが全閉されると、墓地に変化があらわれます。
押したら開きそう、と期待を込めてマイが壁を押すと……
4Fのエレベーター前に出ました!
こんなところに繋がっていたんですね。
本来、墓地からエレベーター前に行こうとすると大回りしなければならないのですが、この隠し通路を使えば一瞬!
このことを知っているか知らないかで事情が大きく変わってきますね。アリバイ工作に利用できそうですし。
なおのこと墓地を調べたがったヒナコが怪しくなってきたかもしれない……。
ではメイプルに見つからないことを祈りながら、エレベーターの電源を落としに行くとします。
美術室
レバーは下がったまま。ブレーカーがオンである証拠ですね。
早速オフにします。
これでメイプルが5Fに行くことは防げるでしょう。
為すべきことを果たしたケイジたちが墓地へと戻ろうとすると、Qタロウが誰かが来る気配を感じ取りました。
急いで隠れた3人の前に現れたのは……
メイプル!
息も絶え絶えにやって来たかと思うとバタリと倒れ込んでしまいました。
電池切れでしょうか?
【選択肢】
→近づいてみる
→遠巻きに観察する
近付いてクルマダの二の舞いになっても困るしな……。ここは安全に配慮して遠巻きに観察あるのみ!
──うーん……動けないように見えるけど……。
……というケイジさんの思考を挟むだけで進展なし。延々と遠巻きに観察できる謎のループが発生しました。
結局近付かないとダメなんですね……(選択肢とは)。
【選択肢】
→大丈夫だ
→離れるよ
メイプルは、みんなにひどいことをしてしまいかねないからと距離を置くように伝えます。
それは怖い。離れよう(薄情)。
すると「離れればいいんだね」と言いながらメイプルを抱え上げるケイジ。
ケ、ケイジさん?! 真逆のことをしていらっしゃいますが?!
Qタロウとともに驚いていると、
メイプルをソファーに座らせました。
そのうえでメイプルの気持ちを汲み取って、改めて距離を置くケイジ。
なんという紳士っぷり……。
その些細な優しさはメイプルの心にしっかり響いたようでした。
見たところ心身ともに暴れる余力は無さそうなので、今なら落ち着いて会話もできそうです。
先に口を開いたメイプルは、自分のしてしまったことを後悔する言葉をこぼしました。
それは元を辿ればサラたちがIDカードを取ったことが発端です。
マイの質問に頷くメイプル。
しかしそれと同時に放ったのは真逆の言葉。
メイプルいわく、妨害者は生存者以外を殺すために活動するもの。
そう……ミドリなのです。
これはつまり、ダミーズひとりひとりに担当の妨害者が存在するということでしょうか?
しかし今のところ出会った妨害者というと、ガイコツ妨害者と本の妨害者とメイプルの3者くらい。
ガイコツはハヤサカ→アンズと襲っており、
本もハヤサカを襲っています。
この時点で担当とかは無さそう……。
でもメイプルは、あの口ぶりからしてミドリ担当っぽいんですよね。
ミドリはあれでも一応フロアマスターなので殺す難易度が高い=特別仕様のメイプルを用意した、ということでしょうか。
そういうことにしておこう。
ともかく、メイプルとサラたちの目標は同じだったことが判明しました。妨害者どころかサラたちにとっては味方だったわけですね。
しかしミドリがそんな簡単にサラたちへ味方をつけるわけもなく。
メイプルにある障害をつけていました。
恋のプログラム。
メイプルはミドリを好きになるように設定されていたのです。
それゆえにミドリを殺せない。
しかしもしサラたちがその恋を終わらせられていれば、メイプルはミドリを殺す武器になり得たのです。
メイプル自体がそういうギミックでした。
まさにそのとおり。
それでもメイプルは恋の感情を幸せだったと話します。それこそミドリが想像しているより、ずっと。
だから暴走してしまったのでしょう。
メイプルはポツリと謝ると、鋭い痛みでも走ったかのようにうめき声をあげました。もう電池が保たないのかもしれません。
ロッカールームの左側の真ん中というと……
ロッカールームに隠されている手術室へ行けるようになるスイッチが隠されている場所のヒントが書かれているやつだ! (ややこしい)
パスワード? 何の?
手術室にあったドアを開ける用かなとも思ったのですが、あそこにあったのはカギ穴の付いた機械でしたから関係なさそうですし。
数字も意味深ですよね。
サラが受けた最初の試練で壁に書かれていた数字と同じ。
あのときの数字は1374(意味なし)の言葉通りにひっかけでした。今回もその可能性は高そう。
【選択肢】
→ありがとう
→もっと教えて欲しい
→また来る
また来るから踏ん張ってて欲しいぜよ。
最終章前編Part39(Abルート)はここまで
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