
WordPressの管理を後回しにしていたところ、サイトヘルスから「古いデータベースサーバー」の警告が表示されていました。
「PHPもMySQLもバージョンが古いよ!」とのお叱りでした。
重い腰を上げていそいそとPHPバージョンを最新に更新。続けてMySQLバージョンも……といったところで思わぬ問題が発生しました。
エックスサーバーではMySQL 5.7系の提供が終了していた
サイトヘルスは「MySQLバージョンを8.0以上に上げろ」とのことですが、エックスサーバーの管理画面ではMySQL 8.0が無いどころか5.7までしか見当たりません。
どうやらエックスサーバーではMySQL 5.7.xまでで提供を終了しており、代わりに現在はMariaDBへ移行する形になっていました。
つまり単純なバージョンアップではなく、データベースごとガッツリ移行する必要があります。
そんな難しいことできないよ……と嘆く初心者に優しいのがエックスサーバー。
「新サーバー簡単移行」という機能を用意してくれていました。
「新サーバー簡単移行」機能とは、旧サーバー環境(サーバー番号がsv1~sv17000.xserver.jp)をご利用のお客様が、「データコピー」「確認」「移行」の3ステップのみでより新しいサーバー環境へ簡単に移行することができる機能です。
(出典:XSever公式)
複雑なデータベース移行作業をほぼ自動で行ってくれます!
これが本当に驚くほど簡単! やることといったら手順に従っての少々の確認と数回のクリックだけ。大半は移行処理の待ち時間です。
「データベース移行」と聞いて身構えていましたが、あまりのあっさりさに拍子抜けするほどでした。
詳細は公式が書いてくれているので、ここでは全体の流れがどういったものかを簡潔にまとめておきます。
エックスサーバーの新サーバー簡単移行のおおまかな流れ
XServerアカウントにログイン
↓
サービスメニューの「新サーバー簡単移行」をポチッ
↓
移行を希望するサーバーの「選択する」をポチッ
↓
「データコピー申請」をポチッ
↓
内容を確認して、もう一度「データコピー申請」をポチッ
↓
即時
「コピー申請に関する案内メール」が届く
↓
5分後(申請の先着順でコピーが行われるので場合によっては数時間〜数日)
「コピー開始の案内メール」が届く
↓
約2時間後(申込状況やデータ使用量によってかかる時間はバラバラ)
「コピー完了のお知らせメール」が届く
└届いた直後から新サーバーへのアクセスが可能との記載
↓
移行期限までにhostsファイルにて動作確認(後述)
↓
「サーバー切り替え」をポチッ
↓
約1時間後
「移行完了のお知らせメール」が届く
サーバー移行完了後にサーバーパネルを確認すると、ドメインの横に「Aレコード相違」というエラーが出ますが、1日くらい経てば自動的に「正常」に戻るので気にしなくてOKです。
ただし、エックスサーバー以外のネームサーバーを設定中の場合は、自分でDNSレコードを移行先サーバーのIPアドレスへ変更する必要があります。
ポチポチ1割、動作確認2割、待機7割くらいの感覚で終わりました。
もはや作業という意味では、動作確認が一番手間だったくらい。
その動作確認については、hostsファイルを利用することで移行先サーバーの確認が可能です。
移行後にやるべきこと
無事に移行が完了したら、まずやっておきたいのが以下の2つ。
- メールソフトの設定(送信/受信)
- FTPの接続設定(ホスト名)
これらの接続情報を新しいサーバーのものに更新しておきます。
「sv000.xserver.jp」
この数字部分を移行先サーバー番号のものに書き換えるだけ。
ただしメールについては少し注意点がありまして、
サーバー切り替え後は、24時間ほど移行元サーバーへメールが届く場合があります。
そのため、必要に応じて移行元サーバーに戻して確認するといいかもしれません。
これでサーバー移行は完了
新しいサーバーになり気分もリフレッシュ!
サイトヘルスに表示されていた「古いデータベースサーバー」の警告も無事消えました。心無しか表示速度も軽くなった気がして良い感じ。
土台も新しくなったことなので、これを機に諸々の設定を見直してみるとします。

