キミガシネ第二章前編Part18です。
第二章前編Part17はこちら↓
信頼売買ゲーム〜3日目・朝〜
アトラクション
モニタールーム
激走トロッコ
参加人数:2人
報酬クリアチップ:★★
難易度:ふつう
トロッコ激走中に現れる障害物をクリアし、制限時間内にゴールまでたどり着けばクリア。
選べる相棒:Qタロウ、ソウ、ギン
Qタロウ《難易度:むずかしい》
Qタロウを操作時、持ち前の腕力で攻撃力が大幅アップ。
マイメダル10枚の交換条件あり。
ソウ《難易度:ふつう》
身軽なので、トロッコの進むスピードが上がる。
ギン《難易度:かんたん》
加速アイコンの現れる確率が上がる。
直進するトロッコに乗り、途中で現れる障害物を打破したり、かいくぐっていくドンキーコングのトロッコステージ的なゲーム。
木の壁……タッチ連打で破壊
鉄の壁……3箇所のネジ連打で破壊
一番時間のかかる障害物。
こうもり……危険マークをタッチで回避
タッチしないと、こうもりにデュクシされます。
加速装置……加速マークをタッチで加速
上がトロッコゲージ(ゲージが無くなればゴール)、下が制限時間ゲージ(ゲージが無くなればゲームオーバー)です。
障害物はランダム出現。鉄の壁はハズレ中のハズレなので、そればかり出てくると結構しんどい。
相棒は、ソウかギンを選んでおけば問題なしといったところ。加速マークは消えるのが早いので、反射神経を求められるのが苦手ならソウが無難です。
なぜかQタロウにだけ「Qタロウを操作時」と条件が書いてありますが、おそらく作者の消し忘れです。
今までみたいにライフも無いのにどうやって交代するのかと頭を悩ませて、こうもりの攻撃をあえて被弾しましたが特に何もなし。
Qタロウが相棒だと壁を壊すのが気持ち早いかな? と気付き、ゆっくり連打してみたところ、やはり必要な連打回数が少なかったです。
連打は無心でやるから気付かないぜよ……。
ちなみに、相棒なんてまったく関係無しに、絶対に楽してクリアできる裏技があります。
セリフを出して放置ゲー。
すべてのアトラクションに言えることですが、セリフ表示中は敵からの攻撃は受けないよう親切設計されています。
例:
撃墜ハエ叩き→時間が止まる
心霊シャッターゲーム→幽霊が出てこなくなる
など。
いわゆる一時停止ボタン的な使い方が出来るわけですね。
ところがこの激走トロッコにおいては、
- 敵(または障害物)が出現しなくなる
- 制限時間ゲージが減少し続ける
- トロッコゲージが減少し続ける
という合わせ技により、放置しているだけで勝手に安全にクリアしてくれるのです。
障害物が無ければ、加速しなくともトロッコゲージのほうが制限時間ゲージより早く減るようになっているため、クリア時には↑の画像くらい時間が余ります。
セリフを表示している限りゴールしても延々と走り続けるので、あとは消してやればOK!
他の追随を許さないほどの勝確ゲー。
誰が相棒でも一律、落石死。
ゲーム上でそのまま死亡演出になるのは、これが初めてですね。
ギンとクリアチップを分けっこします。
お星さま!
存在が砂漠のオアシス。
交渉
ロビー
交渉時間
Qタロウ1人?!
【選択肢】
→少し内容を聞く
何枚欲しいかと聞かれ、答える間もなく、「40枚やるよ」と言い出すQタロウ。しかもサラが出す分は20枚でいいとのこと。
ふむ。ギンくんのような純情さが無い。却下。
とはいえ、ほかに人がいないのであればQタロウと交渉するしかありません。話し合うだけ話し合ってみましょう。
【選択肢】
→話し合う
まず先に、Qタロウはサラがメダルを持っているかどうかを聞いてきます。
様子のおかしさをいぶかしみながらも、サラはおそるおそる答えます。
持っていると分かるやいなや、20枚でいいから交換してくれ、とQタロウは勢いよくメダルの交換を求めてきました。
その面構えとおいしい話のコンボは一周まわって悪い話でしかねーんですよ!
【選択肢】
→それは良い話ですね
→どうかしたんですか?
サラは単刀直入に様子がおかしいことを言及しました。
しかしQタロウからは、ちょっと疲れてるだけ、としか返ってきません。
こうなれば、もう一歩踏み込んで質問する必要があります。
そもそも、なぜ急に自分が不利な取引をしだしたのか。
それに対してのQタロウの答えが、自分のメダルは自分で持っていても価値が無いというものでした。それならサラが持っていたほうがマシだと。
Qタロウは交換をせがんできます。
それらしい理由は述べていますが、ど〜〜う見ても怪しいですし、なにより必死さが怖い。
サラはやっぱり変だと言いますが、Qタロウはただの取引だと言って聞きません。
すごいな……。思いっきり裏切ったばかりで、このセリフが吐けるとは。
しかも「信じろよ」だなんて、なんか偉そう……。そこはせめて「信じてくれ」くらいに留めておかないと、お願いする身にしては心証がよろしくないかと。
Qタロウは明らかに変であり、しかし取引内容はサラにとってかなりお得です。
【選択肢】
→メダルを差し出す
→取引を断る
お断りします(即答)。
少し落ち着いたほうがいい、とサラは冷静に進言します。
やっとこっち向いた!
サラにきっぱりと断られたことで目が覚めたのでしょうか?
Qタロウはそのままどこかへと消えてしまいました。
交渉に応じた場合……↓
複製
ロビー
さて、この後はどうするか……とサラが考えていると、
お久しノエル!
不良は絶許とのことで、ノエルとの2者面談が行われます。
【選択肢】
→集めてる
→集めてない
メダルは集めてないというか、気付いたら結果的にそうなっていたというか……。
ニューフェイス!
「お前たちの言う通りにはならないということさ」と、どこかカッコよく答えるサラ。ものは言いようですな!
話は、景品交換所で手に入る個人情報について触れます。
まだ……というかメダルが全然足りていないので当然一度も見ていませんが、あれを使うとモニタールームの人工知能が起動して会話できるようになるようです。
意外とハイテク。てっきり個人情報の書かれた紙を渡される程度かと(原始的)。
でも相手が人工知能となると、言いたくないことは言わないという手が打ててしまうので、秘密が知れるということは無さそうですね。
あくまで基本的な情報が知れるだけなのかも。誕生日とか家族構成とか。
サラは人工知能についての詳しい説明をノエルに求めました。
しかしサラの態度の悪さが引っかかるノエルは渋ります。かわいく頼んだら考えてやる、と言われ……
【選択肢】
→かわいく頼む
→威圧して頼む
→泣き真似して頼む
「の、ノエルくん、お願い、教えて?」
(サラなりの精一杯のかわいい頼み方)
「やだけど?」
(無慈悲ノエル)
結構頑張っただろうサラの渾身の努力も、ノエルの一言で一蹴されてしまうのであった。
どんまい、サラ。
ところが、なんだかんだ言いつつもそこは気分屋っぽいノエル。気が変わったようで、結局教えてくれることになります。
弄ばれた……!
「しかも感情表現に秀でた、心を持つ人工知能なんだよ! 性格も記憶も、すべてテメーらを監視し続けて得た情報を元に入力してるんだー!」
さらっと言い流した「監視」という言葉にサラは大きく驚きます。
が、ノエルはお構いなしに話を続けます。
記憶は半年ごとに定期的にアップデートし続けており、本気を出せば1日で最新の記憶にすることもできるようです。
本当はデスゲーム中の記憶も順次アップデートしていく予定だったみたいですが、
生きているのに死んだ記憶がある状態にもなれば、バグりもするでしょう……。
人工知能は、記憶よりも人格の構築のほうがとても難しいとノエルは言います。
そのため、記憶と違って性格は3年ごとのアップデートでやっとだそう。
タイミング次第では、3年前の性格でありながら半年前の記憶を持つというチグハグ知能が出来上がりますね。
それにしても、3年ごととなると一体いつから監視されていたというのか……サラにはそちらのほうが気になって仕方ありません。
監視社会こわい。
「せいぜい死なないようにがんばりなよ」と心にも無い応援の言葉を送りつつ、「死んだら服はもらってあげるけど」と言うだけ言って、ノエルは去って行きました。
アクセも無く、ただ制服を着ているだけのサラから一体なにをもらうつもりなのか……。
ネクタイはミシマから、スカートはカンナの姉から既に奪っているし……残るは上着くらい? めっちゃダサくなりそう。
あ、ネクタイを腕に巻くとかすればオシャレ維持は出来るのかも。
……そもそも死んであげませんけどね!
第二章前編Part18はここまで
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