キミガシネ第二章前編Part4です。
第二章前編Part3はこちら↓
信頼売買ゲーム〜開幕〜
ルール
景品交換所
全員の顔写真が貼ってあります。
ソウの顔写真を見てサラはこの場にソウがいないことに気付きます。
……かくいう私も今気付きましたｗ Qタロウとアリスがやってきた段階で完全に全員が揃ったとばかりｗ
ノエルも気にするどころか、人数が欠けているのに「ちょうどいい」と言ってルール説明を始めていますし。
ここだけ見てもソウはどす黒い。
まずは左にいるジェントルマンに話しかけてみます。
が、こちらのことなどまるで意に介さない様子で微動だにしません。どうやら受付人形らしい。
ノエルの指示により、ハンナキーが全員にサイフのようなものを配ります。
1人につき100枚与えられたマイメダル。
無駄に手の込んだものを作ってますね。1枚ずつ顔が刻まれていてそれが100枚あって9人分。
わざわざ900枚もこんなの作ったのかと思うと、誘拐犯って……暇なのかな……。
察しの良いケイジが、このメダルがそこに並んだ景品と交換するためのものだと言い当てます。
景品は、3階の攻略に関する物からプロフィールなどの個人情報まで様々あるようです。
個人情報が景品とは……なんておそロシア。
当然ながらそんなに簡単に得られるはずもなく、バッチリ対策はされています。
・自分のメダルでは景品と交換できない
・他人からもらったメダルしか使えない
つまり、ケイジの個人情報が欲しければケイジのマイメダルをたくさん集める必要があるということです。
カウンターにいくつか数字がありましたが、おそらくあれはメダルの必要数を表しているんでしょう。
となると個人情報に必要なのは50枚。手持ちが100枚なので2人と交換したらもうすっからかんですね。
問題はそんなに簡単に交換してもらえるかどうか。
このメダルは信頼の証だとノエルは言います。
そしてこれからそれを売ったり買ったり奪ったり譲ったりし合ってもらう、と。
つまり3階で行われるイベントというのは、信頼売買ゲーム。
ライアーゲームかな？
信頼の売り買いと聞いてサラは、
【選択肢】
→くだらない
→取引にならない
→勝ったな！
一番下ｗ
確かに現状、信頼面においてサラの右に出る者はいない。勝ったな！
サラは自分が全員のメダルを受け取り、景品の情報を全員で分かち合うという提案をします。
全員で情報を共有すればゲームになりません。いい案だとQタロウもそれに乗ります。
まぁ……提案するのは別にいいんですが、それをわざわざゲームマスターの前で言うのはどうかと……。対策してくださいって言っているようなものでは。
それにそもそもの話になりますが、情報を共有すればイーブンだからといって全員が全員、話に乗るとは考えられません。
誰だって知られたくない秘密の1つや2つ持っているものですし、アリスのような非協力的な存在もいるとなればなおさら。
……と、私が指摘するまでもなく、そのあたりはちゃんと考えられているようでルールはそれだけに留まりません。
メダルを売ったり買ったり奪ったり〜のところですでに怪しんでいましたけど、ついに尻尾を出しました！
仲直りのイベントというのがただの名目なのは分かりきっていましたが、メインゲームの挑戦権云々を言い出したら仲直りなんてまるで関係ないのがバレバレです！
こういうのはうまく誤魔化しながらあざけてなんぼですよ(敵側への冷静なダメ出し)。
さて、そのアトラクションとやらをクリアするとクリアチップなるものがもらえますが、制限時間内に10個集めないと死んでしまいます。
突然の死のリスクに驚愕するナオ。
なかなかハイレベルなノエルのゲスっぷり。
アトラクションはほとんどが2人1組で参加できるものの、同じアトラクションを2度することはできません。
？「はい、2人組を作ってー」(死罪)
メダルは集めれば集めるほど良く、目玉景品も用意されています。それは……
地上脱出券！
先着1名だけの早い者勝ち。
しかしそんなものはカウンターのどこにもないとサラは訝しみます。
なにか条件をクリアしたら解放される景品とかなんでしょうか？
そんなサラをよそにノエルは至ってマイペースに説明を続けます。
制限時間は3日間。
食事や着替えもバッチリ準備、就寝時間も別途用意。各自の個室には罠や細工など一切やらないから自由に使ってね、とのこと。
各自の個室には……って裏を返せば個室以外は罠や細工をするってことですよね。だまされないぞ。
開幕だよー！
って行きたいところですが、いかんせん情報量が多いので一旦まとめます。
・1人100枚ずつ所持しているマイメダル
・自分のメダルでは景品と交換できない
・他人からもらったメダルしか使えない
・アトラクションでクリアチップをゲット
・クリアチップを10個集めないと死亡
・制限時間は3日間
| 景品 | |
|---|---|
| メダル?? | 先着1名！ 地上脱出券 |
| メダル各50 | 個人情報×8 |
| メダル各30 | クリアチップ×2 |
| メダル各20 | 犠牲者のビデオ1〜3 |
| メダル10 | 1枚限定！ イージーチケット(持っているだけでアトラクションの難易度が下がる) |
個人情報8つに犠牲者のビデオ3つか……。計460枚も必要となると到底1周では終わらせられそうにありません。
相手もいきなり50枚くれるとは限りませんし、これは長期戦のにおいがするぞ……。
とりあえず本命はケイジの個人情報を狙いつつ、余力次第で他の個人情報と犠牲者のビデオを集めましょうかね。
自分のメダルで景品交換できないせいで、サラの個人情報だけはどうあがいても見られないのが残念。
ちなみに、このあと受付人形に質問することができるようになり、ちょっとした補足が聞けます。
ぽ。
目は見開いてるしヒゲはオクトパスみたいでキm……いし、想像していたジェントルマンとはずいぶん違った……。
まず景品の種類について尋ねます。
景品には、
青い数字で書かれた景品と赤い数字で書かれた景品の2種類があります。
青い数字の景品はふつうの景品。自分以外のメダルであれば、誰のメダルを使ってもOK。
例：クリアチップ(メダル30枚)の場合
レコ9枚＋ナオ5枚＋ギン16枚 など。
赤い数字の景品は専用の景品。景品に関連する人物のメダルしか使えません。
例：ケイジの個人情報(メダル50枚)の場合
ケイジのメダル50枚のみ。
まぁこれはすでに分かりきってますね。
そしてもう1つ、地上脱出券についても尋ねられるんですが、
「ここにはそのような物は置かれていません」
の一言のみ。
ここには無いということは、どこかに隠されているんでしょうか。
どうしても欲しいならそれを探すのもゲームのうちってことですかね。
まぁ私には関係のないものです。ケイジさんやギンたちを置いて1人で脱出する気なんて毛頭ないですから。
そんなことよりケイジさんからメダルを50枚剥奪しなくてはﾌﾌﾌ。
……といっても、果たしてあの鋭いケイジさんからそんなことできるんだろうか？
いくらサラ寄りの人間とはいえ、その慎重さから考えると難易度はおそらくソウかアリス並みな気が……。
どうなる？！ サラ(私)！
第二章前編Part4はここまで
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